結構デコラティブなブラッシュスクリプト。ストロークはダイナミックでコントラストが強め。最近のスクリプトにしては珍しく、オルタネートもオーナメントもまったくないというところが潔い。代わりにステムの太い部分がアウトライン化された White というバージョンがある。
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「媚薬」とでも訳そうか、そんな名前の可愛らしいディスプレイ。基本は手書き風のコンデンスなモノラインスラブセリフで、大文字にはスワッシュの付いたオルタネートがある。ほかリガチャーも結構多数。リボンやフレーム類のオーナメントもあり。バレンタインにどうぞ。ウェイトは2種。
コンデンスで繊細なディスプレイローマン。ローマンタイプだがスクリプトのように非常に多くのスワッシュやフローリッシュの付いたオルタネートを持つ。オーナメントの付いたイニシャルもあり、それとは別にオーナメントとフレームもファミリーとしてある。自分の赤巻き毛の息子・Nick にインスパイアされたとあるが、その割には非常にガーリーでエレガント。彼とおぼしき写真もサンプルにはあるので、興味のある方はどうぞ。
Typodarium 本日の書体。昔に忘れ去られていた活字書体を印刷史家が見つけ出し、デザイナーに依頼して復活させたものらしい。Empire 風の極端なコンデンス書体だが、ステムが真っ直ぐではなく波打っており、アール・デコ風味が加味されている。デジタル化にあたり字種が拡張されており、ヨーロッパで必要な発音記号類が揃っているほか、オールドスタイル数字やリガチャーなどが追加されている。なんでギリシャ神話の戦いの女神の名がついているのかは不明。関係ないけどメリークリスマス。
雪の結晶のオーナメント。フォントとしては6種類あるが、結晶の形はすべて同じで、塗りつぶしのパターンがそれぞれに違う。中には壁紙のように敷き詰められるようにしたものがある。ただいま75%オフセール中(遅いか)。雪のない沖縄から皆様へ Merry Christmas。
かわいらしいアップライトのブラッシュスクリプト。コントラストは強めで、大文字はカウンターが大きめで丸っこく、全体的にレトロガーリーなイメージが強い。ご多分に漏れずオルタネートは多数あり、めずらしくスワッシュがまったくない、通常の書体に近い字形もある。オーナメントももちろんあるが、これまためずらしく、敷き詰めて使うパターンも用意されている。3ウェイト。
やや古めかしいタイプのトランジショナルローマン。よくよく見ないと判らないが、微妙な曲線が多用されていてほんのりデコラティブ。元々お伽話を組むためにデザインしたとかで、そういう雰囲気に似合うデザインとなっている。q のディセンダーセリフが特徴的。オーナメントにはツタの絡まったイニシャルの他、魔法使いや小人などのイラストアイコンが多数ある。2ウェイト。ただいま30%オフセール中。
碑文系ディスプレイローマン。基本的には割りと素直な碑文系なのだが、オルタネートやリガチャーが非常に豊富にあり、多彩な文字組が可能。加えて小文字もあり、これがまたちょっとだけ変わった雰囲気を持っている。イタリックは元々別の書体だったようで、雰囲気がちょっと違い、またカリグラフィックなオルタネートを豊富に持っている。名前のオルフェウスはギリシャ神話に出てくる琴の名手で、星座のこと座は彼の琴が天に上げられたものだそう。
※Adobe Fonts で利用可能。
おいしそうな(ムリヤリ?)ブラッシュスクリプト。食品、特に菓子類のロゴに多そうなタイプの書体である。スクリプトにしてはx-ハイトが大きくて読みやすく、ややコンデンスなのでスペース制限の大きいパッケージ等にも使いやすいだろう。スワッシュオルタネートも豊富でその字種は850との事。オーナメントは別にあり、こちらも180のグリフがある。3ウェイト。名前はイメージの通り、ウイスキーボンボンから来てるんだろうなぁ。ただいま25%セール中。
割と有名な古いスクリプト。大文字はかなりデコラティブで、イタリックというよりはゴシック・カーシヴの雰囲気が強い。小文字の f のテールが途中からいきなり細くなっているのが特徴的。あちこちのファウンダリーから発売されているが、調べた所この URW++ 版が一番字種が多いかなという感じ。Elsner+Flake 版は何やらファミリーが分かれているが、ウェイト以外の違いがよく解らない(笑)。名前は17世紀の有名な音楽家から。ヴィヴァルディの「四季:春」とかは誰もが聴けば一発で「あーあの曲ね」というぐらい超有名。