本日『ミニの日』らしいのでそんな名前の書体を紹介。シンプルミニマルなジオメトリックサンセリフ。a が2階建て、g のフックが短い、S や R が頭でっかち、4 が十手のようなグリフをしているなどの特徴がある。a, d, u にはベースラインにちょこっとした尻尾が付いたオルタネートがあるところが変わってる。オブリークタイプのイタリックがあって3ウェイト。
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ソフトな印象のジオメトリックディスプレイ。基本的に幾何学的で、角の R が大きく取られているのが特徴。そのおかげでシャープさがとれ、全体的に近代的ながら柔らかい印象に仕上がっている。いくつかの大文字には一部が欠けたグリフのオルタネートがあり、リガチャーも少し。これらを駆使すれば、退屈ではないロゴがデザインできるだろう。IT系のスタートアップによく似合いそうな書体である。名前はいわゆる「からくり人形」のこと。イタリックはなく6ウェイト。
本日はかのガリレオ・ガリレイ Galileo Galilei の誕生日(1564ユリウス年)なのでこちら。レトロSFチックなディスプレイサンセリフ。基本的に細めのジオメトリックだが、大文字の垂直ステム部分だけ2重線になっている。見ての通り A だけ極端に幅広にデザインされているのが特徴的。全体的に古いSFやシューティングゲームなどに使われてそうな雰囲気が漂っているが、アケて組めば割とモダンにもなりそう。1ウェイトのみ。
ポップでレトロなグリフのサンセリフディスプレイ。グリフはトラック型楕円をベースに幾何学的に構成されており、結構変わっていて、f や r の直角に曲がったフックが特徴的。a は見ての通り特に変わっており、これ単体ではとても a とは読めない(笑)。数字もおもしろいので、この書体を使う時はぜひ数字を含めてほしい。全体的になんとなくレトロな雰囲気が漂っているかわいい書体。そのままロゴに使えるだろう。5ウェイト。ただいま50%オフセール中。
レトロなジオメトリックサンセリフ。1931年にワルシャワの活字鋳造所から発売された書体らしい。Futura にインスパイアされており似ているが、こちらはややコンデンスで縦長にデザインされており、数字や約物は全然違うようである。汎用的なノーマルと本文用途に特化した Text があり、前者は5ウェイト、後者は3ウェイトある。ほか、ダブルラインの Double が1種だけあり。ただいま50%オフセール中。
ちょっと変わったグリフのレトロなジオメトリックサンセリフ。古いハリウッド映画のポスターやタイトルを参考に、ハーブ・ルバーリンの書体をオマージュしつつ制作したとのこと。ノーマルと Poster の2種があり、ノーマルは K や R のレッグがちょっと曲がってる程度だが、Poster は他にも変わったグリフが多い。それぞれイタリックはなく6ウェイトずつ。小文字はなくスモールキャップス。名前は女優グレタ・ガルボ Greta Garvo から。ただいま60%オフセール中。
名前の通りレトロフューチャーなサンセリフ。「ジオメトリックだけどややヒューマニストなグロテスク」と紹介文にはある(なんのこっちゃ)。見ての通りミッドセンチュリーな雰囲気を持ちつつ、現代的な要素も加味してただ古臭くならないよう注意して制作されている。オブリークタイプのイタリックがあるのはもちろん、字幅が5種もあって、それぞれに6ウェイトで計60種とかなりのビッグファミリーである。これだけのファミリーがあるにも関わらずパックで5,000円強と随分リーズナブル。ただいま30%オフセール中。
ライトウェイトのモダンなディスプレイサンセリフ。かなりジオメトリック寄りのサンセリフで、ところどころ閉じるべきところが閉じておらず、ヌケがよくスッキリした明るい印象になっている。g はディセンダーのフックがかなり短いが、普通サイズのオルタネートがある。a も1階建てがあり。4ウェイトあるが、一番重い Bold でも普通の書体のレギュラー程度。とにかく細い。
別に大きい訳では無い、実用的なジオメトリックサンセリフ。xハイトが大きく、アウトラインの角が判るか判らないかぐらいに落とされてちょっと丸くなっており、鋭さが軽減され目に優しい。a や g にも2階建てが採用されており、可読性が優先された書体である。長文に使用しても無理なく読めるだろう。Brandon Grotesque 以来の優秀なジオメトリックだと思う(個人の意見です)。キリル文字もあって8ウェイト。