カジュアルでかわいらしいハンドライテン。かなり太めのモノラインスクリプトで、グリフはいわゆる丸文字のようで女子が好みそうなタイプである。一応ちゃんとリレーションは取れており、まあスクリプトと呼んでいいだろう。オルタネートやリガチャーはまったくない(笑)。その分安いのでお手軽に使えるだろう。アップライトとやや傾いた Italic の2種。ただいま30%オフセール中。
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MyFonts がまだまだセール中なのでこちら。去年の15位のフォントデュオ。コンデンスでコントラストの強いフレアセリフはちょっとレトロ風味があり、r や s のビークが鋭く、e のバーが斜めなのが特徴。もう一方の Script はスクリプトというよりホントに普通にラフに書いたような書体で、小文字にはリガチャーが結構ある。Script Alt というオルタネートがあるが、これはグリフが微妙に異なる程度。ま、手書きのブレを表現するにはいいだろう。ほか、Script のテイストに合わせたラフな楕円やアンダーラインの入った Doodles というのがある。元々パックで3,600円ぐらいだが、ただいま50%オフセール中。
現在 MyFonts にて2022年に発売されたフォントのベストセラー25書体を「Best New Fonts of 2022」と題してセール中なので、その中からこちら。最近流行りのゴージャス感のある変形ディスプレイ。コントラストの強いウェッジセリフをベースに、グリフのあちこちが変形している書体である。見ての通りクセが強めな変形が随所に見られるが、一応スタンダードなグリフもオルタネートである場合もあるので、やりすぎと感じたらそれらを使って抑えることもできる。5ウェイト。ちなみにこちらは8位で、1位は和文書体の Shorai Sans。
本日はかのミシュランタイヤの創業者、アンドレ・ミシュラン André Michelin の誕生日(1853)ということで名前が同じこちらの書体を。モノラインのエレガントなスクリプト。グリフはクラシックなカッパープレートを踏襲しており、字幅がタイトめできちんと揃っているが、xハイトはかなり大きめ。スワッシュオルタネートが豊富に揃っており、文字組みが単調にならないようになっている。直線的なスワッシュ(というかほぼアンダーライン)がファミリーに付属している。1ウェイトのみ。
非常に筆のニュアンスの強いモダンスクリプト。毛足の長い筆の先だけを使ってスッと書いたようなスクリプトで、東洋書道的なニュアンスが多分にある。グリフは全体的にふわっとゆったりしており、ストロークはコントラストがやや強め。各字のサイズやベースラインが揃わずバウンシーだが、乱暴な感じはしない。それほど多くはないが、スワッシュオルタネートやリガチャーもあり。1ウェイトのみ。
ユニークなハンドリッテンスクリプト。シンプルな細めのモノラインのスクリプトだが、全体的にあまり見ないグリフをしており、大変おもしろい。字幅も各々バラバラで、細かったりやけに横に伸びたりと様々である。全体のグリフは確認できないが、ちょっとしたスワッシュの付いた B がサンプルに見えるので、ひょっとしたらオルタネートがあるかもしれない。カジュアルでかわいらしい書体である。変わったスクリプトをお探しの方へ。1ウェイトのみ。
本日はトロイ遺跡を発掘したシュリーマン Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann の誕生日(1822)ということで、名前の似てるこちら。リガチャーが特徴的なフレアセリフディスプレイ。エレガントなグリフのフレアセリフをベースに、スワッシュを利用したリガチャーが大文字小文字両方にかなりの数用意されていて、おもしろい文字組が楽しめる。品が良く女性的なので、その辺の用途にどうぞ。1ウェイトのみ。
本日『いちごの日』らしいのでコチラ。ウエストがキュッと絞られた伸びやかなステムを持つディスプレイローマン。コントラストが強く、全体的に大きなフレアを持つステムが特徴で、スワッシュの付いたオルタネートを持つ。スワッシュはグリフの一部が伸びるというよりは後付けされたようにあまり一体化はしていない。全体的にガーリーな雰囲気を持っている。小文字はなく、大文字のグリフの方にスワッシュ付きが入ってるといった感じ。1ウェイトのみ。
本日は『ピーター・パンの日』。1904年、ロンドンで初演された日だそうな。というワケでこちら。カジュアルなブラッシュスクリプト。毛足の長い筆ペンで書いたようなストロークで、割と太めでコントラストが強い。グリフはカジュアルながら結構丁寧に書かれている印象で、ベースラインは揃わずバウンシーで全体的にコンデンス。多少リガチャーがある模様。1ウェイトのみ。
本日はボクシング・デー。殴り合う日、ではなく、プレゼントの箱を開けることも boxing というそうで、その日だそうな。というワケでこちら。カジュアルなブラッシュスクリプト。平筆でシュッと書いたようなスタイルで、アップライトでリレーションがないので一見スクリプトには見えないが、ちゃんとそうである。カジュアルな中にも洗練された雰囲気があり、可愛らしくなりすぎないところが大人な感じがしてよい。調べると作者は熟練のカリグラファーだった模様。この書体も作者も知らなかったなぁ…。幅がレギュラーと Condensed の2種類あって、それぞれ3ウェイトずつ。