かわいらしいジオメトリックサンセリフ。コロコロした見た目がキュート。1ウェイトだが太めで変わったグリフが多く、組んですぐそのままロゴになりそうな書体である。説明にも「ロゴ専用」とまで書いてあり、そのため約物が最低限で、カッコ類すらないという潔さである。その分$16とお安め。
※2024年、ウェイトと字種が増えた Qualy Neue が発表された。
かわいらしいジオメトリックサンセリフ。コロコロした見た目がキュート。1ウェイトだが太めで変わったグリフが多く、組んですぐそのままロゴになりそうな書体である。説明にも「ロゴ専用」とまで書いてあり、そのため約物が最低限で、カッコ類すらないという潔さである。その分$16とお安め。
※2024年、ウェイトと字種が増えた Qualy Neue が発表された。
ハイコントラストで優雅なディスプレイローマンとスクリプトのデュオ。基本はモダンローマンだが、セリフが真っ直ぐではなく抑揚があり、それがレトロな雰囲気を醸し出していてなかなかオシャレに仕上がっている。ストロークのウェイトの付き方が違うバリエーションがあり、スタンダードなものとモダンと称する Mod タイプがあり、イタリックがあってそれぞれに9ウェイトある。それとは別にモノラインのスクリプトがあり、それもウェイトと字幅のバリエーションが9種類と結構なビッグファミリーである。これとは別に本文用の Winslow Book もあり。ただいま80%オフセール中。
ラグジュアリー感のあるコントラストの強いサンセリフディスプレイ。基本的にはライトウェイトでゆったりしたプロポーションのサンセリフで、E や F、L などの横のバーがややフレア気味になっているのが特徴的。スワッシュというほどのものでもないスワッシュが付いたオルタネートとリガチャーがちょこっと。大文字のみでイタリックはなし。コスメとかに似合いそう。ちなみに同名のファッション雑誌とは関係ない。4ウェイト。
本日は『ピーターラビット Peter Rabbit』の作者ビアトリクス・ポター Helen Beatrix Potter の誕生日(1866)。というワケでその世界観に合いそうなこちら。素朴(rustic)なフォントとイラストのパック。いわゆるブロック体の手書きの Postcard(2ウェイト)と Pure Cotton、ラフなスクリプトの Prairie Wind と Summer Journal の4種のフォントと、これらによく似合いそうなイラストがベクターデータと PNG で添付されている。大変ガーリーなのでそこらへんの用途にどうぞ。
本日は『アマチュア無線の日』という事なのでこちら(英語では amateur radio)。ラフでぼったりしたモダンスクリプト。筆ペンで書いたタイプで、コントラストがかなり強い。太いストロークは筆を倒し、細い部分は立てて書くとこういう感じになる。傾きはなくアップライトで、リレーションはまぁまぁ取れている。ロシア産らしく、キリル文字もサポートされている。名前の volna はロシア語で「波」という意味らしい。1ウェイト。
本日は 722 で『ナッツの日』だそうなので(なんぢゃそりゃ)こちら。手書き風ローマンとサンセリフのディスプレイ。カリグラファーがよくやるブロードペンでのレタリングでデザインされた(と思われる)書体で、字のサイズが不揃いなカジュアルなタイプである。セリフとサンセリフの両タイプがあるが、骨格はほぼ同じ。セリフの方には、グリフをちょっと変えた Salted(塩をふった)というタイプもある。かわいらしくもしっかりしたグリフで、手練のカリグラファーが書いたんだろうなぁ、というのが判る。
現代的なプロポーションのフレアセリフ。可読性の良い書体で、代わりにアセンダーとディセンダーが短くなっており、プロポーション的には現代的ながら、フレアセリフのせいかクラシックにも見え、新旧混じり合った不思議な雰囲気を持っている。元は Oscar Mondadori という出版社のブランディングのために作られた書体だそうで、確かに OSCAR のロゴはこの書体のように見える(ちょっと小さくて判別はしづらいが)。長文にも十分耐えうる読みやすい書体。7ウェイト。
本日は『ビリヤードの日』だそうなのでこちら。ラフなモダンスクリプトとセリフドゴシックのデュオ。ちょっとめずらしい組み合わせである。スクリプトの方はかなりヘタ…もといラフでグリフは結構ガタガタでフィルもかすれている。派手なスワッシュオルタネートなどはない模様。セリフドゴシックの方はやや太めでスモールキャップス。小さい方は全体的にかなり角ばっている。大きな方は小さなスワッシュがちょこんと付いててなかなかかわいらしい。フィルはインラインになっており、ソリッドなものとラフなものと2種がある。全体的にレトロ。
エレガントなディスプレイローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方はライトウェイトのモダンタイプで、セリフはほんのり小さく付いている程度。リガチャーが20弱あるだろうか。スクリプトの方はブラッシュタイプだが、こちらもライトウェイトでコントラストは弱め。小文字にのみスワッシュオルタネートとリガチャーがある。スワッシュは後ろににゅよっと伸びる程度で、ぐるぐる回ったりはしていない。この書体を用いたロゴのテンプレートが Ai データで付属している。どちらも1ウェイトずつ。
優雅なモダンスクリプト。最近のテキトーでゆるゆるなものとは違い、ちゃんとした能書家が書いたと思しき筆致で、よどみなく美しいストロークである。わざとらしく拙い感じを演出したものよりよっぽど質が良い。スワッシュオルタネートやリガチャーもあるが、総グリフ数は400ちょいと最近のスクリプトとしては少なめ。ただ元々が結構デコラティブなので、これでも十分かなという気はする。2000円弱と大変安いのも魅力。1ウェイト。