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Archive: April 2023

Gibbs

Gibbs

英国風味のあるヒューマニストサンセリフ。カウンターが大きめで読みやすくなっていながら、なんとも端正で非常に品の良いサンセリフである。スモールキャップスほか様々揃ってグリフ数は800以上もあって、本文用として十分である。エリック・ギルを毛嫌いして Gill Sans を使うのに抵抗がある人はこちらを使えばいいだろう(ちなみに筆者はまったく気にしない・笑)。英国風味とは言ったものの元は’50年代アメリカの看板のレタリングにインスパイアされたとある。名前はそのデザイナーから取ったそうで、別に椎名林檎のファンではなさそうである(当たり前だ)。2015年TDCエクセレント賞受賞。イタリックもあって6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
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Gaykin

Gaykin

久々に紹介する変形モダンディスプレイ。モダンローマンをベースにグリフにちょっとした変形が施され、また部分的に水面の波に歪まされたようなアクセントが付いている。高級感と、なぜか全体的にちょっとヴィンテージ感が漂ってるかなという感じ。デカデカと使うのがよろしかろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Bread Flour

Bread Flour

本日『パンの記念日』だそうなのでこちら。ぬったりしたスワッシュが特徴的なソフトセリフディスプレイ。見ての通りぼったりしてやや幅広なソフトセリフをベースに、粘着性がある液体が飛んだようなスワッシュがこれでもかと付いたオルタネートがある。全体的にファンシーで美味しそうなので(笑)カジュアルな飲食物・店によく似合うだろう。アイスクリームなんかも良いかと。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
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Kento

Kento

ちょっとレトロなジオメトリックディスプレイ。やや幅広のがっしりしたサンセリフで、イマドキとしてはオルタネートもまったくなく非常にシンプルで潔い。若い男性向けのストリートファッションやスキンケア・ヘアケア用品などによく見られるタイプなので、やっぱりその辺が似合うだろう。あとモータースポーツなどもアリ。大文字のみで3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
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Masserini

Masserini

本日『フォントの日』らしいが、といってそんな日に何を紹介したものやらと思案した挙げ句無視することにした(笑)のでこちら。イタリアンアール・デコ風味のサンセリフディスプレイ。アール・デコらしくやや幾何学的風味があるが、どこらへんがイタリアンかというと、M や N の鋭い肩なんかを見ると筆者などは「あーねー」という感じがする。Louise Fili 氏の Grafica Strada なんかを参照するとよく分かるだろう。字幅に4種類あって、ノーマルの他 Sm(セミ)Condensed、Condensed、XCondensed の順に幅が狭くなる。それぞれにイタリックもあって8ウェイトずつで計72種とビッグファミリー。ただいま45%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

ED Daffodil

ED Daffodil

本日は英国の詩人ウィリアム・ワーズワース William Wordsworth の誕生日(1770)。代表作『ラッパ水仙 (The Daffodils)』からこちら。ソフトなイメージの珍しいブラックレター。ベースは太めのブラックレターで、細部のエレメントに花びらなどを思わせる植物的なニュアンスがあって、アウトラインも角が取れて全体的に柔らかな雰囲気で可愛らしい。オルタネートはなさそうだが、普通に組んで十分デコラティブなのでまあいいかなと思う。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2021
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Santa Fe Spring

Santa Fe Spring

本日は女優宮沢りえさんの誕生日(1973)。人気絶頂の18才の時(1991年)にヌード写真集を出すという、当時でも考えられない事をし世間にものすごい衝撃を与えたこと、その写真集のタイトルが撮影地の「Santa Fe」であったことは筆者世代ならメチャメチャ覚えているので(笑)こちら。「サンタフェの春」という実にぴったりな名前のスクリプト。シグネチャー風味の強いモダンスクリプトで、大文字と小文字のサイズ差が大きく結構ダイナミックな印象で、小文字には水平方向に伸びるスワッシュオルタネートがある。リガチャーはちょろっと。総グリフ数は300程度と少ないので、多分欧州諸語にはあまり対応してないのだろう。1ウェイトのみ。そういや筆者は写真集まだ見てない…

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Typical Pro

Typical Pro

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。基本はまあよくあるタイプのジオメトリックだが、見ての通り一部大文字にちょっと変わったリガチャーがある。とはいえかなり少ないので、そんなにおもしろいワケでもない(ひどい言い草)。CR が上下に繋がった珍しいリガチャーがあるが、これ初見ではちょっと読めないかもしれない。小文字はxハイトが大きく、またデフォルトで結構字間が広い。イタリックはなく9ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Hatchet & Arrow

Hatchet & Arrow

レトロでリガチャーが豊富なウェッジセリフのディスプレイ。基本はコンデンスでほぼモノラインのグリフにウェッジ型のセリフが鋭く付いた書体で、見ての通りレトロなリガチャーが多数ある。小文字はなく、画像には「スモールキャップス」とあるが、というよりはリガチャーに使うため小さくしているという感じ。名前は「手斧と矢」という意味で、とにかく遠隔攻撃したいようである(笑)。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

OTC New York

OTC New York

単純化されたディスプレイジオメトリックサンセリフ。幾何学優先であまり文字としての調整がされていないタイプで、それが大変ユニークでおもしろい。a はかなり奇抜な水滴型になっているが、通常の1・2階建てもちゃんとあるので使い分けは可能。g の2階建ては下のループが切れており、2階建てじゃない(笑)。その他いろいろおもしろいグリフが揃っているので、そのままロゴになりそうである。キリル文字もサポート。イタリックもあって9ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher
OTC
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
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シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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