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Category: Display

Delon

Delon

先日フランスの名優アラン・ドロン Alain Delon 氏が亡くなられたそうだ(1935–2024)。というワケでこちら。変形リガチャーがおもしろいモダンローマンディスプレイ。このテはかなり多めに紹介しているが、こちらの書体は正直あまりグリフが洗練されてないかなーという感じ(シンラツ)。まぁでも割と重めのウェイトなので、小さく使えるのが利点かなという感じ。1ウェイトのみ。しかし昔の写真とか見るとクッソイケメンだなアラン・ドロン…。一度ビストロSMAPにゲスト出演し、フレンチを所望して出てきた料理に「うまいけどこれはフレンチではない」とバッサリ切り捨てていた記憶がある。

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Design Date
2023
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Wolfsbur G

Wolfsbur G

本日『世界オオカミの日 International Wolf Day』だそうなのでこちら。ヴィンテージ感あふれるオーガニックなディスプレイ。ヴィクトリア朝風味というかその頃によく見られたスタイルで、ブラックレターの要素を取り入れた植物的な装飾の入ったデコラティブな書体である。大文字のみで、小文字にはやや小さめで装飾を省いたグリフ、大文字のには装飾されたグリフが入っていて、それを組み合わせて使用するようになっている。名前のヴォルフスブルクはドイツにある都市の名前で、「狼の城」というような意味だそうだ。1ウェイトのみ。

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Design Date
2022
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Autophile

Autophile

ちょっと変わりダネのコンバイン書体。カッパープレートスクリプトとモダンローマンのコンバイン書体は本ブログでいくつか紹介しているが、こちらはなんとぶっといサンセリフとスクリプトのコンバイン。こんなに違和感満載の混合もめずらしい(笑)。まあでも同じようなのを量産するよりはいいのかもしれない。スクリプトがサンセリフを侵食してしまっているリガチャー(画像のLE参照)がいくつかある。フィルがソリッドなものとアウトラインの2種がある。名前は「自己愛」「自己肯定感」などの意味だそうだ。

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Design Date
2024
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Ascent Pro

Ascent Pro

レトロポップなジオメトリックサンセリフディスプレイ。全体的に円弧が強調されたグリフで、なるべく角を作らないようにデザインされた書体である。そのおかげでかわいらしい雰囲気に仕上がっており、説明にはモダンとあるがどう見てもレトロである(笑)。ただ細いウェイトもあり、こちらはややモダンかなという感じはする。個性的なリガチャーもいくらか入っている。斜線入りではあるが、デモ版が無料でダウンロード可能。イタリックもあって9ウェイト。

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Design Date
2020
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Wadgeton

Wadgeton

ステンシル過ぎてもはや何なのかよく読めない(笑)モダンローマンディスプレイ。非常にコントラストが強くてヘアラインが見えない、のではなく、もうヘアライン部分が消えてしまっている書体である。なのでステンシルのようになっているが、雰囲気はあくまでエレガントでゴージャス。使用は要注意だが、うまく使えば結構効果的だろう。1ウェイトのみ。

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Design Date
2024
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Mesaca and Kaxes

Mesaca and Kaxes

ユニークなグリフのディスプレイとレトロなサンセリフのデュオ。Mesaca と Kaxes の2種の書体がセットになっており、Mesaca はジオメトリックで歪なグリフと変わったコントラストが付いたストロークが特徴で、あまりみないユニークな書体。Kaxes は一見普通の太めのサンセリフだが、よく見るとプロポーションがちょっと崩れてておもしろい。全体的にはヴィンテージ風味があるだろうか。双方ともに大文字のみで1ウェイトのみ。

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Design Date
2023
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Paris Forbel

Paris Forbel

そういえばオリンピックなのでこちら。リガチャーが美しいクラッシーなディスプレイローマン。ま、よくあるヤツではあるのだが、こちらはややプロポーションが野暮ったく、気取りすぎていないカジュアルなところがかわいらしいだろうか。リガチャーはたっぷりあるかと思いきや、大文字のみに15種程度しかないのでそんなには遊べない。この手を大量に持っていて分かるのは、案外使いたいスペルにリガチャーがないこと。特に日本語のローマ字表記などは絶望的である(笑)。なかなか悲しい。1ウェイトのみ。

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Design Date
2024
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Reina Sofia

Reina Sofia

アール・ヌーヴォー/アール・デコ風味のヴィンテージ感あふれるエレガントなディスプレイ。植物的なデコラティブな曲線が特徴のアール・ヌーヴォーと、変わったプロポーションのジオメトリックが特徴のアール・デコをうまくコンバインさせた書体で、なんか見事だなとしか言いようがない。全体的なプロポーションは細長く、オルタネートも豊富でバリエーション豊かな文字組が楽しめるようになっている。多分だが筆者は買う(笑)。名前はスペインはマドリッドにあるソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)から。同館はアール・ヌーヴォーやアール・デコのコレクションが豊富だそうな。

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Design Date
2024
Designer(s)
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Colonna

Colonna

品の良いクラシカルなインラインディスプレイ。制作年が1926年なので当時は最新だったかもしれないが、100年経とうとする今となっては大変クラシカルで美しい書体。英国の名匠スタンリー・モリソンの手によるもので、碑文の雰囲気を持ちながら字幅がぐっと広がって骨格ががっしりしていつつも、インラインによりエレガントに仕上がっている。Microsoft Office にはこの書体が付属してるとかしないとか。明日27日には東京の印刷博物館にてこの書体の活字を用いたワークショップがあるらしいが、行けなくて悔しいのでデジタルで組んでみた(笑)。大文字しか使ってないがちゃんと小文字もあり。

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Design Date
1926
Publisher

The Story of Nothing

The Story of Nothing

ユニークなグリフの繊細なディスプレイローマン。パッと見は最近流行りの変形系かと思いきや、グリフのバランスがおもしろいだけでそこまで大きな変形は見られない。O や Q のアクシスが普通とは逆なのが結構おもしろいだろうか。St のリガチャーが非常に変わってておもしろいが、残念ながらこれぐらいしかない(笑)。全体的な雰囲気はエレガントながらやや尖っていて、前衛的なファッションに似合いそうである。ハングルの落款が見えるが、作者はインドネシア人。

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Design Date
2024
Designer(s)
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海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
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