筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

Monotype

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必見! お薦めのタグ5選

Landa

Landa

版画で彫ったようなローマン。プロポーションはスタンダードなオールドスタイルで、小さいサイズだと一見普通だが、拡大すると見ての通りエッジがものすごくガッタガタ。15世紀ヴェネチアのレタリングにインスパイアされたとある。なんとなくコンセプト的に小林章さんの Conrad に似ているかなーという感じ。ディスプレイっぽいが本文用を想定して設計されているようで、必要な字種はバッチリ揃っていて可読性もよく、x-ハイトも小さくて意外とエレガント。6ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Dom Loves Mary

Dom Loves Mary

スタンダードなカッパープレートスクリプト。まぁまぁ王道な普通のカッパープレートで、オルタネートはあるもののやや控えめ。代わりにオーナメント類が充実しており、珍しいところで平筆で書かれたローマンキャピタルがファミリーにある。あと単語があらかじめ組まれたグリフがいくつか入った Addons というファミリーもあり。ウェディングなどフォーマルな用途にどうぞ。

Category(s)
Design Date
2012
Publisher

Linotype Pisa

Linotype Pisa

1173年の本日、ピサの斜塔が着工したらしい。工事が終わるまで194年を要したらしいが、そんな事はさておいてこちらを紹介。ちょっとだけ傾いたフレアセリフ。Linotype のタイプデザインコンテストの入賞作品だそうである。ややコンデンス気味なヒューマニストで、コンテスト入賞作だけあってプロポーションは均整が取れていてしっかりしている。ピサの斜塔は現在 3.99 度傾いているそうで、本書体にその角度の斜線を重ねてみた所、文字によって視覚調整されてて若干傾きがバラバラだが、だいたいその角度であった。5ウェイト。

Category(s)
Design Date
1997
Designer(s)
Publisher

Lapidary Capitals

Lapidary Capitals

本日は数字並びでかなり多くのなんとかの日が制定されてるが、まぁどれも商業的でどうでもいいので無視する。とゆーワケで全然関係ないこちらを。ローマンキャピタル系のサンセリフ。Trajan Sans などと比べると抑揚が弱くプロポーションもあまりかっちりしていなくて、若干カジュアルかなという感じ。字種はスタンダードでやはり小文字はないが、キリル文字がサポートされている。2ウェイトあって、Bold は Regular に比べ結構太め。

Category(s)
Design Date
2005
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Banana Yeti

Banana Yeti

本日「バナナの日」って事でこちらを。ややロンド風味のあるスクリプト。エッジが丸いので一見ブラッシュのようだが、多分ペンスクリプトだろう。アメリカのタイプデザイナーでカリグラファーの Ross F. George の書体と、同じくアメリカの画材メーカー・Speedball 社のカリグラフィーテキストを参考にしたとある。柔らかく可愛らしい雰囲気を持った書体で、x-ハイトが小さくエレガントである。変わってるのが、グリフは一緒だが、ベースラインが微妙に違うオルタネートが7種ほどあり、うまく使えば曲線に乗ったような文字組みが可能。なんかあんま必要ない気がするが(笑)。スワッシュオルタネートやリガチャーはかなり少ない。ま、あんまりハデにしない方が可愛らしいかも。5ウェイト。ちなみに Yeti とは、ヒマラヤで時折目撃されるという雪男?の事。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Sleepy Fat Cat

Sleepy Fat Cat

「眠たげなデブ猫」という名のゆるいディスプレイ。ぼっっったりとしたボディにちょろっと付いた線が、正に太った猫から伸びた手足のよう。ベースラインも不揃いでゴニョゴニョしており、さらに文字セットも必要最低限でアクセント記号などどこ吹く風である。とにかく全体的にゆるっゆる。だらだらした猫のイラストアイコンも付いており、これはグリフ数が55となぜかここだけ気合が入っている。そういえば金曜はNHKで『ブランケット・キャッツ』が放送されてるなあ…。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Insekt

Insekt

本日は「ハチミツの日」だそうな。3月8日は「ミツバチの日」だそうで節操がねぇなと思うが、ま、イメージにハチが描かれていたこの書体を紹介。ちょっと字幅が広めなヴェネチアン。少々手書き感が残ったクラシックな書体で、x-ハイトが小さくコントラストが弱めで e のバーが斜めとかお約束は踏襲されている。ノーマル文字セットの Insekt と、スモールキャップスの Insekt Biene がある。insekt がドイツ語で「虫」、biene が「蜂」らしい。

Category(s)
Design Date
2004
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Basile

Basile

本日は82の日だそうな。てなワケでハーブの代表格?のバジルっぽい名を持つ書体を紹介。カリグラフィーと活字の中間のようなイタリック。字形はカリグラフィーイタリックを踏襲しているもののコネクションはなく、傾きもほぼなくアップライトに近い。もちろんスワッシュオルタネートとリガチャーは多数用意されている。サンプルにある Arrighi(アリッギ)とは15世紀イタリアのタイプデザイナー、Ludovico Vicentino degli Arrighi の事で、最初に手書きの書体チャンセラレスカ(cancelleresca = chancery)を元にイタリックの活字をデザインした人とされている。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Autorich

Autorich

波打ったリガチャーが特徴的なジオメトリックサンセリフディスプレイ。大文字のみで、スタンダードな字形と、オルタネートで部分的に欠けていたり変形したりしている字形がある他、サンプルのようにリガチャーが多数用意されている。近代的でカッコイイ書体。以前に紹介した Yapa にちょっと似てるだろうか。にしてもインドネシアの躍進がすごいね。いいタイプデザイナーが増えてる気がする。1ウェイトのみ。ただいま30%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Fluire

Fluire

極細のブラッシュスクリプトとコンデンスなサンセリフのデュオ。このブログでは何度も紹介しているスクリプトの名手の作で、デキはさすがという他ない。ただ字種は500ほどと意外に少なく、代わりに太めのコンデンスな大文字のみのサンセリフが付いている。変わってるのが上半分と下半分のみのファミリーがあり、組み合わせれば上下で色を変えることが可能。下半分にはインラインバージョンもある。名前はイタリア語で「流れるような」とかそんな意味。

Category(s)
Design Date
2014–7
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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