筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

ZT Neue Ralewe

ZT Neue Ralewe

ラグジュアリー感あふれるモダンローマンディスプレイ。ヘアラインの細いディスプレイ用途向きのモダンローマンで、イタリックはスタンダードなグリフの他、カッパープレートスクリプトのようなオルタネートがあるのが特徴的。キリル文字もサポートしている他、字幅が5種もあってそれぞれに9ウェイトずつで計90種というかなりのビッグファミリーであり、これだけのクオリティでありながら、パックでなんと $29 という格安書体である。Didot に飽きたら十分選択肢として検討していいだろう。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Kindred

Kindred

レトロ感あふれる可愛らしいローマンディスプレイ。モノクロのサイレント映画にインスパイアされたと説明にある。骨格がちょっと歪でユニークで、アウトラインはわずかにラフ。どの字にも最低ひとつはオルタネートがあり、おもしろい文字組が楽しめる。全体的にアール・ヌーヴォー風味もあるが、ほぼコントラストがないのが現代的かなという感じ。名前は「血縁」とか「親類」などの意味があるが、なんでそうなのかはよく分からない。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Canava Grotesk

Canava Grotesk

みんな大好きシンプルなジオメトリックサンセリフ。全体的にやや幅広でxハイトが大きく、スッキリしていて風通しが良い書体。「ユーザーインターフェイスに」と説明書きにはあるが、ならこんなに C が閉じとったらアカンやろと個人的には思う(笑)。まあでもデジタルとの親和性は高そうではある。ウェイトバリエーションはあるが変化は緩やかなので、サイズによってウェイトの微調整がしやすいと思う。10ウェイト。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Terje

Terje

ウルトラコンデンスなディスプレイサンセリフ。ミディアムウェイトのジオメトリックなサンセリフで、見ての通り凄まじく細長い。角が大きくカーブしているので、そこで冷たさが緩和されている感はある。エレガントではあるがちょっとレトロな雰囲気もあるだろうか。作例は詰めたものばかりだが、大きくアケて組んでもオシャレだと思う。名前は多分「テリエ」と発音する。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Mistral

Mistral

本ブログでは名前だけちょいちょい出ていた、古い名作定番スクリプト。丸筆でさっと書いたような筆致で、画家のサインのような雰囲気がある。小文字は綺麗に繋がっているが、f や g など一部見慣れない字形があって、人によってはちょっと読みづらいかもしれない。大文字はいわゆるほぼブロック体のようなグリフなので、スクリプトにしては珍しく大文字だけで組んでも特に問題ない。全体的にカジュアルなフレンチ風味があるので、パティスリーやブーランジェリー、ビストロなどによく似合うと思う。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
1953, 1989
Designer(s)
Publisher

Daily Coffee

Daily Coffee

カジュアルでかわいらしいスクリプト。細いモノラインのストロークでゆったりと書かれ、小文字に比べ大文字はかなり大きい。曲線は直線的(?)で、S字のカーブはほとんどなく単純なので、全体的にかなりシンプルに仕上がっている。とてもカジュアルでかわいらしいが、欠点がちょっと細すぎるところで、小さくは使いづらいのがネックかなという感じ。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Foret

Foret

最近ちょっと流行り始めているカッパープレートスクリプトとローマンのコンバイン書体。これはいわゆる2書体のデュオではなく、ひとつのフォントに2種のグリフが収められているタイプである。また分類名を考えなくてはいけなくて、ちょっと頭が痛い(笑)。この書体の場合は本来大文字が割り当てられるコードの部分にスクリプトの大文字、小文字のコードの部分にローマンの大文字が入っているようだ(という訳で小文字はない)。使う場合はどちらかをメインにし、もう一方をアクセントとしてちょこちょこ使うといいだろう。双方同量だとちょっとゴチャゴチャして魅力が半減すると思う。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Carola

Carola

繊細でエレガントなモダンディスプレイ。コントラストが強くブラケットの大きいモダンローマンで、C や O などの丸い文字以外は全体的にかなりコンデンスで背が高い。ここにはないが、Q のテールが左向きなのが特徴的。最近この手の雰囲気の書体は変わったグリフのオルタネートやリガチャーを持っていたりするが、まったくないのが潔い。さらに言えば小文字さえない(笑)。逆に使い方に迷うことはないだろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Adobe Jenson Pro

Adobe Jenson Pro

ヴェネチアンタイプの代表格(といってもあんまり種類はない・笑)。Venetian(ヴェネチア風味の)と呼ばれるタイプのローマンで、特徴としては小さなxハイト、弱めのコントラスト、全体的にカリグラフィー風味があり e のバーが斜め、などがある。15世紀フランスのタイプデザイナー、ニコラ・ジェンソン Nicolas Jenson の書体を元にデジタル化したもので、同様の書体に Centaur などがある。大変シックでクラシカルなので、フォーマルな文書や古典文学などに良いかと思う。オプティカルになっており、本文用の他にキャプション用の Caption、見出し用の Display、小見出し用の Subhead がそれぞれ4ウェイトずつで計32種。個別購入できる他、Adobe Fonts でも利用可。
…しかし「ヴェネチアンタイプのローマン」って変な表現だよね…。

Category(s)
Design Date
1995, 2012
Publisher

Montaigne

Montaigne

本文用途に耐えうるモダンローマン。コントラストがギリギリ本文に耐えられるかどうかではあるが、ブラケットもちょっとあり、若い人ならそんなにチカチカせずに読めるであろう(笑)という書体である。グリフは割りとクラシカルで、特にイタリックはカリグラフィックで美しい。スモールキャップスやオールドスタイル数字もあり、本格的な文字組みに耐えられる。8ウェイト。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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