筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

/ Actual Source / 2022年
Shoplifters 10: New Type Design Volume 2

アメリカのデザイン事務所 Actual Source が不定期に発行しているアートブック Shoplifters のタイプフェイス特集。Shoplifters 8 に続いて第2弾である(9 が何だったかは知らない)。2018年以降にリリースされたあらゆるジャンルの156書体を紹介しているほか、文字に関するインタビューなどを数本掲載している。中でも碑文作成を専門とする John Stevens Shop のものは興味深い(ちなみに John Stevens という有名なカリグラファーも別にいるのでややこしい)。全832ページと大ボリューム。Actual Source のサイトで直接購入できるほか、国内では North East というオンライン書店でも取り扱っている。

Rose Velt

Rose Velt

本日は語呂合わせで『ローズの日』らしいのでこちら。シックでラグジュアリー感のあるディスプレイローマン。コントラストが強くやや太めのセリフが付いたモダンローマンがベースで、全体的にややコンデンス気味。一部の文字にちょっとだけリガチャーがある。QJ ってのがあるようだが、どの言語でこのスペルが出てくるんだろうか…QI かな? まあいいや。大文字のみで小文字はなくスモールキャップス。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Milk and Wild

Milk and Wild

本日は『世界牛乳の日 World Milk Day』らしいのでこちら。エレガントでフェミニンなディスプレイサンセリフ。全体的にはライトウェイトでコントラストが強く、カウンターがゆったり取られており、優しく上品な雰囲気を漂わせていて、ワイルドさは微塵もない(笑)。一部の文字にはちょっとしたアクセントの付いた(あるいは無くした)オルタネートがある。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Basgem

Basgem

最近流行りのフェミニンでエレガントな変形ディスプレイ。繊細なモダンローマンをベースに、一部グリフが変形したり、変わったリガチャーを持ったりしたヤツである。これはグリフが丸っこく、他のものに比べやや可愛らしい雰囲気が強いだろうか。通常のレギュラーと Condensed があるが、後者は字幅ではなく字間を詰めただけの模様。なぜこんな仕様かというと、普通に詰めてしまうとリガチャーの部分が合わなくなるからである。好みによって使い分ければよいだろう。キリル文字もサポート。イタリックもあり。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Afons Infant

Afons Infant

正統派ながら柔らかな印象のある本文用オールドスタイルローマン。xハイトが大きく、a が1階建てなのが大きな特徴。数字もオールドスタイルである。infant の名前通り、児童書のためにデザインされたものとのこと。イタリックがないんだが、児童書では使わないものなのだろうか。ちょっとよくは判らない。可読性は大変良好。5ウェイト。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Levaus

Levaus

ハデなリガチャーが目を惹くフェミニンなディスプレイローマン。ウェッジセリフの付いた繊細なモダンローマンをベースに、個性的なリガチャーをふんだんに持ったおもしろい書体である。スワッシュや、上か下に星飾りのついたオルタネートも一部あり。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Cita Pro

Cita Pro

クラシカルなオールドスタイルディスプレイ。コントラストが強いのでモダンローマンに見えるが、ウェイトの付き方を見るにオールドスタイルに分類した方がいいだろう。ファミリー展開も多いが、デフォルトでは字間がタイトな事もあり、ディスプレイ向き。大文字にはコンデンスで背の高いオルタネートがあり、作例のようにクラシックな文字組みが楽しめる。イタリックもあって7ウェイト。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Antipol Variable

Antipol Variable

リバースコントラストのディスプレイサンセリフ。リバースコントラストとは通常とは太細の付き方が逆になってる、つまり縦線が細く横線が太くなっている書体のことをいう(ていうかさっきそういう呼び方を知った)。基本的にジオメトリックで、バリアブルになっており、ストロークの太さや字幅を(限度はあるけど)自由に設定して使用できる。新しいようでなんだかロシア・アバンギャルドというか東欧レトロな香りがするなと思ったら、作者はオーストリア人の模様。バリアブルなので1書体1万円程度とお高め。イタリックと2種。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Mont

Mont

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。現代的で可読性の良いタイプで、xハイトが大きめで字形には無理のない範囲で程よくジオメトリックを取り入れている。字種が多く、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしており、ファミリーもイタリックもあって10ウェイトと大家族。2018年度リリースの MyFonts ベストセラー1位だそうである。Light と Heavy には字種を絞った Demo 版があり、無料ダウンロードできる。ただいま65%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2018
Publisher

Dilemma

Dilemma

100年は経ってないけど50年ぐらい前かな? というような雰囲気のレトロな書体。20世紀初頭のフランスの書体を参考にしたとある。全体的な骨格は角を大きく丸くした長方形をベースにしてるかな、という感じで、その辺がレトロ風味を醸し出してるのだろう。Serif と Sans Serif の2種があり、Serif の方はコントラストが強くセリフは小さくフレア気味。サンセリフは逆にコントラストがほとんどなくモノラインである。双方とも3種の幅があり、レギュラーの他は極端にコンデンスな CD とやや幅広の XP がある。3種とも7ウェイトずつある他、バリアブルタイプもある。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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