コロコロしたジオメトリックサンセリフ。正円ベースになっており、丸い字形はもちろん、そうでないものもそれに合わせて字幅を設定しており、また字間も広めで、全体的にかなり幅を取る書体である(笑)。縦のステムはただ真っ直ぐではなくセリフっぽく曲がっているものが多いのが特徴。カンマ(と同形の約物)がちょっと変わった形をしている。字種は結構多く、丸数字もある。レギュラーと Headline があり、Headline の方は v や y などが直線ではなくカーブした字形になっている。それぞれ9ウェイトとビッグファミリー。そういやウチの調味料置き場にナツメグがあるのだが、母はこんなもん使う料理作ってたかな? 覚えてない(笑)。
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アメリカン風味のあるレタリングスクリプトとサンセリフのデュオ。ビールやメジャーリーグのロゴのような筆感のあるスクリプトで、スワッシュオルタネートがあるのはお約束。あまり字種は多くないが、それでも遊べるだろう。代わりと言ってはなんだがこれにマッチする大文字のみのサンセリフもファミリーにある。作者がインドネシア人という事もあるだろうか、字によってはちょっと字形が逸脱しすぎててそれと判別しづらいものがあるが、ま、大目に見て欲しい(笑)。3,000円もしないお安めなフォントで気軽に使えるだろう。
本日は「ロールケーキの日」とかいうので名前だけ関連してるこの書体を紹介。モノラインのカジュアルなスクリプト。傾きが強く幅広で字間も広いので、横に横に広がるような感じになる書体である。グリフはオルタネートを含め1,000以上あって、非常に組み応えがある。作例にもあるが、ネオンサインに最適な字形をしているので、飲食店方面で重宝するだろう。1ウェイト。ちょっと細すぎるので、ウェイトバリエーション欲しいかな。
各グリフのサイズがバラバラなジオメトリックサンセリフディスプレイ。S なんか見れば解るが視覚的な調整がされておらず、ホントに幾何学的にやっただけのやっつけ感あふれる(笑)サンセリフである。まあでもなんとなくオシャレ感がある。ウェイトが軽いせいもあるだろう。5ウェイトあるが、一番重い Bold でも普通の書体より軽い。ストロークの端は丸くなっている(いわゆる丸ゴシック)。ただいま60%オフセール中。
名前の通りカジュアルなスクリプト。欧米人が署名する際に使うような雰囲気のアップライトのラフなもので、Regular は見ての通りモノラインのペンスクリプトだが、Bold の方はコントラストの強いブラッシュスクリプトとなっている。ただし字形の骨格に変化はない。グリフ数は479で、オルタネートやリガチャーは多少あるものの、最近のスクリプトとしてはちょっと物足りないかなという感じ。ま、気軽に使って欲しい。ただいま単品だと50%オフだが、2つセットで買うとなぜか高くなるという変な設定がされている。設定ミスかな?
今週末は母の日。書体名はスペルは違うが明らかにハートをイメージしてるのでこちらを紹介。ポインテッドペンでデザインされたカジュアルなスクリプト。ややコンデンス気味で、見た目の傾きもバラバラだが、ストロークにダイナミックさはなく、あくまでゆるゆる。全体的にガーリーな雰囲気があるかわいらしいスクリプトである。スワッシュオルタネートはほとんどないが、リガチャーはたくさんあるので文字組みのバリエーションが楽しめる。1ウェイト。ただいま40%オフセール中。
アール・ヌーヴォー調のサンセリフディスプレイ。20世紀初頭にちょっと流行ったヤツで、字によってウェストが上下したり、A のバーが2本あったり、o が上付きでアンダーバーが入ったりといった所が特徴。この手の書体は Rennie Mackintosh が有名だが、それに比べて組んだ時の黒みが弱まってヌケが良くなり、現代の雰囲気に合うようアレンジされている。ウェイトも6つあってイタリックもあり、更にはギリシャ文字やキリル文字もサポートされている。ただいま70%オフセール中。
ラフな手書きモノラインスクリプト。ストロークは普通のペンで書いたように抑揚がない。非常にコンデンスな書体で上下に激しく振れており、ウソ発見器のグラフのようである。だが字形はさほど崩れておらず、まぁまぁ読みやすい。One、Two、Three と3種類あるが、ただ単に字形が違うだけ。OpenType 機能を使ってオルタネートにすりゃひとつにまとめられたと思うが、Office 系アプリなどでも使いやすくしたのだろう。3種まとめて買っても $16 と非常に安い。この作者はスクリプトを得意としており、他にも多数発表している。英国在住の本人の twitter アカウントによれば紅茶オタクとの事(笑)。名前は「超うめぇ~!」ぐらいの意。
手描き感の残るミクスドファミリー。よくあるわざとらしくグニャグニャにしたものではなく、ちゃんとレタリングしました、でも定規は使ってません、というニュアンスの書体である。最近流行りのチョークっぽい感じといえばいいだろうか。字形としては普通のサンセリフとアール・デコ調もの、スラブセリフとモノラインスクリプトがあり、それぞれにアウトラインやインライン、影付きなどのバリエーションがある。特徴的なのがスラブセリフで、ベースラインが揃っておらずゴタゴタしている。あとはカフェ方面に大活躍しそうなイラストアイコンが200種以上。これひとつでカフェの開店準備はOKてな感じである。名前は一見「ピスタチオ」だが実は「ピスタッチョ」。ただいま30%オフセール中。
本日は 4.6 でしろ(白・城)の日らしいんでこちらを。とにかく全体的に丸々しい(?)サンセリフ。カウンターは限界まで大きく、小文字はアセンダーやディセンダーも小さくて丸っこい。大文字も A もアーチになっていたり、R もレッグが極端に短くなっていたりしてやはり丸っこい。以前に Siro という別の書体も紹介したが、それもまあまあ丸っこいが、こっちの方が遥かに丸っこい。ちょっと本文には向かないと思うが、一応6ウェイトある。