最近流行りのカッパープレートスクリプトとローマンのコンバイン書体。繊細なライトウェイトのローマンと優雅なカッパープレートスクリプトが一体となった書体で、通常の大文字のグリフにスクリプト、小文字のグリフにローマン大文字が割り当てられている。もちろんオルタネートがあり、両タイプともスワッシュがある他、作例の WO のようにローマンには変形グリフもある。リガチャーもあり、ローマン同士のものとスクリプト+ローマンがあってバリエーション豊か。大文字のみで1ウェイト。
あともう考えるのがめんどくさくなったので(笑)、本ブログではこのテの書体は “combined” とタグ付けしようと思う。どうぞよろしく。
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ちょっと変わったモダンローマンディスプレイ。ストロークの一部が欠けていたり太さが突然変わったりしているおもしろい書体で、細いウェイトだと一見普通に見えるが、太いウェイトだと見ての通りその変形部分が際立つようになっている。オプティカルになっており、Text, Headline, Display, Poster の順でヘアラインが細くなってコントラストが強くなる。それぞれ7ウェイトあって28種ある他、バリアブルタイプもあり。名前は「麗子」とかだったりするのかどうかは不明(笑)。ただいま60%オフセール中。
名前の通り、曲線が艶めかしいフレアセリフディスプレイ。そこまで奇抜ではないが曲線を主体とした変わったプロポーションのグリフで構成されており、大変美しくユニークである。見本は繊細だがウェイトバリエーションがあり、Bold はかなり太めでコントラストが強く、同じ書体とは思えないほど変化がある。一部の字にはグリフ違いのオルタネートがある他、大小それぞれに30ほどのリガチャーがある。字幅はレギュラーと Condensed の2種があり、それぞれ3ウェイトずつ。
レトロ感あふれる可愛らしいローマンディスプレイ。モノクロのサイレント映画にインスパイアされたと説明にある。骨格がちょっと歪でユニークで、アウトラインはわずかにラフ。どの字にも最低ひとつはオルタネートがあり、おもしろい文字組が楽しめる。全体的にアール・ヌーヴォー風味もあるが、ほぼコントラストがないのが現代的かなという感じ。名前は「血縁」とか「親類」などの意味があるが、なんでそうなのかはよく分からない。1ウェイトのみ。
最近ちょっと流行り始めているカッパープレートスクリプトとローマンのコンバイン書体。これはいわゆる2書体のデュオではなく、ひとつのフォントに2種のグリフが収められているタイプである。また分類名を考えなくてはいけなくて、ちょっと頭が痛い(笑)。この書体の場合は本来大文字が割り当てられるコードの部分にスクリプトの大文字、小文字のコードの部分にローマンの大文字が入っているようだ(という訳で小文字はない)。使う場合はどちらかをメインにし、もう一方をアクセントとしてちょこちょこ使うといいだろう。双方同量だとちょっとゴチャゴチャして魅力が半減すると思う。1ウェイトのみ。
まだまだ流行は終わらない、久々に紹介のエレガントな変形系ディスプレイ。ライトウェイトのコントラストの強いサンセリフをベースに、見ての通り変わったグリフやリガチャーが多数ある書体である。ヘアラインのストロークは端がちょっと広がってフレア気味になっているのが特徴。このテとしてはめずらしくファミリー展開されており、イタリックもあって4ウェイトある。重いウェイトもヘアラインの方はそのままなので、コントラストが強くなる。小文字はナシ。ただいま40%オフセール中。
本日なんか消滅した?っぽいが『ジャズの日』だったらしいのでこちら。変わったリガチャーがおもしろいディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンベースで、見ての通り一部リガチャーがある。ただこういうリガチャーを売りにした書体は数あるが、この書体は一般的な繋ぎ方とちょっと違うところがおもしろい。見本では大文字しかないが小文字もあるのでご安心を。1ウェイトのみ。
コントラストの強いラグジュアリー感のあるディスプレイ。モダンローマンからセリフが落ちたようなスタイルのコントラストの強い書体で、ウェイト展開は多いものの、ヘアライン部の細さは変わらないので、小さく使うのは無理だろう。リガチャーが少しあるが、変わってるのが大文字にスクリプト型のスワッシュオルタネートがあること。これがなかなかおもしろい。字幅に3種類あり、それぞれに7ウェイトずつで計21種。名前はギリシャ神話に登場する海の精ネレイスのスペイン語形らしい。ただいま60%オフセール中。
ヴィンテージ風味あふれるディスプレイ。太めのフレアセリフというかセリフドゴシックというか、その辺のスタイルにスワッシュオルタネートが豊富にある。3種のバリエーションがあって、普通のソリッドなものと、アウトラインがラフな Rough、フィルが荒れた Stamp がある。ほか、影にも2種類あり。小文字はなくスモールキャップス。ウェイトは1種。
シックでエレガントなローマンディスプレイ。ハイコントラストの繊細な書体で、シルエットはオールドスタイルだが印象はモダンローマンのそれである。80種以上の個性的なリガチャーがあり、そのまま組んでロゴやポスターの見出しなどで力を発揮するだろう。このテとしてはめずらしくファミリー展開があり、イタリックもあって5ウェイトある。ちなみにこの作者はこういう雰囲気の書体が得意らしい。ファウンダリー名である Silk が代表だろうか。
関係ないけど投稿時点で MyFonts のグリフ確認機能が動作してない。はよ直してくれー。