クラシカルでデコラティブなカッパープレートスクリプト。古典的なグリフ本体にくるくるとカールする大きなスワッシュが特徴的な書体で、大変優雅かつ気取りすぎずかわいらしさもある。総グリフ数は600強と最近の書体としては普通。こういう書体を使う時オルタネートで思う存分遊びたくはなるが、ぶつかることも多いので注意とセンスが必要ではある。レギュラータイプと傾きが強くなった Italic の2スタイル。
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非常に装飾的なブラックレター。大文字はヘアラインやダイヤなどの装飾が入っていて、小文字もストロークの端だけでなく途中にもトゲトゲした飾りが入っており、全体的にかなりデコラティブ。小文字にはスワッシュオルタネートがあるが、これも文字本体と同じ太さでかつ左方向に走るストロークが多く、アラビア文字の雰囲気があってオリエンタリズムにあふれている。作者は名前からして中東の方だろう。右に傾いたイタリックスタイルがあるのもおもしろい。名前はなんと読むのだろう…クァルザーロ?
シックなスラブセリフディスプレイ。この手としてはめずらしいスラブセリフが元となっており、グリフはジオメトリックかつタイプライター風味があり、ボウルを持つ字以外は結構コンデンスなプロポーションに押し込まれている。ウェイトは軽く、e のバーが斜めになっているなどシックかつエレガントな雰囲気を持っており、リガチャーも60種近くあって面白い文字組が楽しめる。ディスプレイやロゴデザインで重宝するだろう。名前はマルジョレーヌもしくはマヨラナと読み、地中海産のハーブの事らしく、同名のケーキやランジェリーブランドなどが見つかった。1ウェイトのみ。
本日はマイケル・ジャクソン Michael Jackson の誕生日(1958)なのでこちら。レトロSF感のあるサンセリフディスプレイ。ジオメトリック、欠けたストローク、大きな R の付いたコーナーと往年のSFやゲームなどによく見られたスタイルを踏襲した書体だが、その頃にはあまりなかったリガチャーを多数持っている。奇抜さは否めず、ちょっと用途が限られるとは思うが、ロゴなどにはいいんじゃなかろうか。筆者は結構好きである。大文字のみで1ウェイト。
本日はマザー・テレサ Mother Teresa の誕生日(1910)という訳でスペル違いのテレサな名を持つ書体を紹介。繊細でエレガントなモダンローマンディスプレイ。ライトウェイトの繊細な書体で、ヘアラインがすっ飛んでしまうので大きく使うのは必須だろう。通常このテの書体はコンデンス気味だったり腰高だったりするのだが、こちらはやや幅広で重心も普通。とはいえゴージャス感は失われてはいないと思う。小文字はなく大文字のみ。リガチャーは多少あり。イタリックと2スタイル。
ゴージャス感あふれるディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンをベースに、ストロークにインラインが入っていて雰囲気が非常にゴージャス。ラインが中央部で車線変更しているだけだが、なぜか全体的にねじれているような錯覚を起こさせる。一部の文字には大きなスワッシュの付いたオルタネートがあり、全体的な雰囲気は非常にエレガントかつゴージャス。富裕層に喜ばれそうな(笑)書体である。大文字のみで1ウェイト。
これまた変わったスタイルのカリグラフィーイタリック。一見カッパープレートにしか見えないほど繊細なストロークを持った書体だが、コントラストの付き方やループやコネクションがないところから一応イタリックに分類できるだろうかという感じ。通常は滑らかにするカーブの一部がぎこちなく折れ曲がっていて非常に個性的。大文字のスワッシュオルタネートにはカッパープレートのスタイルをふんだんに取り入れている。とにかくなんかすごく新しいステキな書体。1ウェイト。
本日は『全宇宙および世界無限大の日 Universal and International Infinity Day』らしいのでこちら。ステムがねじねじに拗られたポップなディスプレイ。ご存知「無限」の象徴であるメビウスの輪(正確には帯らしい)をモチーフにした書体で、ステムのインラインが拗られたように施されている。雑巾を絞ってるようにも見えなくはない(笑)。全体的にはやや右に傾いていてイタリックっぽい。ちなみに無限大を表す記号 ∞ は、ローマ数字で1000を表す CD (CIƆ) を元に作られたらしく、メビウスの輪とは関係ないっぽい。ユービロントゥミー サヨナラ言えなくて~
本日は暦の上では立秋だそうなので(どこがだよ)こちら。ユニークなストロークを持った優雅なディスプレイ。平筆で書いたような S 字カーブのストロークをあちこちに持った変わった書体で、エレガントな雰囲気を持っているが全体的にやや太めなの気取りすぎてない所が親しみやすいだろうか。小文字にはいくつかリガチャーがあるが、画像の tu はちょっと t が変形しすぎて読みづらいかなという感じ。ま、注意して使ってほしい。1ウェイトのみ。
ブラックレター風味を多分に含んだカリグラフィーフォント。大変時代感のある中世風味の書体だが、よくよく見ると非常に変わっていて、少なくとも筆者は見たことないタイプである。幅の広いブロードエッジのペンで書かれたようではあるが、多くのストロークが角度が通常とは逆になっている。このフォントは多言語対応になっていて、アラビア文字やヘブライ文字なども含んでいるが、その辺のストロークが採用されているのかもしれない。とにかく非常に興味深い書体である(多分筆者は買う笑)。4ウェイトある他、ストロークがくり抜かれた Engraved と、植物的なオーナメントが付いた大文字のみの Initials がファミリーにある。













