カジュアルなモダンスクリプト。まあ最近よく見るタイプの書体で、ややコントラストのあるストロークでグリフはゆったりしている。サイズや傾きは一定していないが、ストロークが優しいためそんなに乱暴な印象はなく、また崩れてもいないので読みやすい。オルタネートがまったくないのが残念だろうか。1ウェイトのみ。
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アール・ヌーヴォー風味のあるディスプレイローマン。ベースはやや幅広でコントラストの強いオールドスタイルローマンで、あちこち曲線が入って植物的なニュアンスが加味されている。デフォルトはそこまでクセは強くないが、オルタネートにぐにゃぐにゃ曲がったグリフがあって、それらを組み合わせてクセの強弱を加減して使えるようになっている。怪しい雰囲気があるので、水商売や酒などに似合うかも。名前の意味は聖櫃とか方舟とか、キリスト教に関係する何か(よくは知らん)。1ウェイトのみ。ただいま65%オフセール中で今日現在のレートで1,300円ぐらい。
全然関係なさそうだけど名前だけクリスマスなシグネチャースクリプト。ややコントラストのあるストロークのラフなシグネチャータイプで、グリフは結構暴れているが潰れてはいないのでまあまあ読みやすい。大文字にオルタネートはないが、小文字にはリガチャーがそこそこあり。総グリフ数は300足らずで最近のスクリプトとしては少ない方だろう。傾きのないアップライトの Regular と、やや傾いた Italic の2種。
ライトウェイトのカジュアルなモノラインスクリプト。グリフは柔らかくゆったりしており、大文字はダイナミックだが小文字は割りとスタンダードで崩れておらず読みやすい。一見よくあるスクリプトに見えるが、よくよく見るとストロークが変わってて、あんまりこの書き方はしないなーというのがチラホラあってめずらしい。筆者は近頃こういうスクリプトを書くこともあり、「こんな書き方もあるのか」と勉強になる。オルタネートやリガチャーはもちろんある。Regular は普通に傾いてるが、傾きが若干強い Oblique と2タイプある。
本日はマルゲリータ王妃の誕生日にちなんで『ピザの日』だそうなのでこちら。ラフなシグネチャースクリプト。グリフはスピード感が強くてラフだが、意外とそこまで崩れておらず可読性は確保されている。ストロークは全体的に細いが、結構コントラストが強い。当然のようにリガチャーが多数あるが、大文字+小文字のペアが多数あるのが結構めずらしい。3日続けてスクリプトでごめんなさい(笑)。1ウェイトのみ。
シックかつ可愛らしい横長のハンドライテン。ちゃんと訓練したカリグラファーがラフに文字を書いたような感じのカジュアルなスクリプトで、全体的に横長だが、各文字のグリフが結構可愛らしくて筆者の好きな書体である。ドイツのカリグラファー Karlgeorg Hoefer が1968年に発表した Elegance という書体をベースにしたとある。やや古い書体なので、オルタネートがないのがちょっと残念。なぜか発売元の Canada Type のサイトでは見当たらない可哀想な書体なので(笑)紹介してみた。1ウェイトのみ。
本日11月の第3木曜日でボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。ということでボジョレーの名を持つこちらを紹介。ラフでアップライトなブラッシュスクリプト。以前にも同名のスクリプトを紹介したが、まあ似ている(笑)。ただ以前のものに比べ、こちらは一本のストローク自体にコントラストがついており、特に起筆部分に大きな墨だまりが出来ているのと、全体的に通常とは逆のやや左に傾いているのが特徴だろうか。1ウェイトのみ。
結構リアルめなシグネチャースクリプト。横方向への流れが重視されており、上下への凹凸は最低限。お陰で可読性はよくないが、それっぽさは強く出ている。とはいえ実際書いてみれば分かるが、こんなに一定の字間で抑制を効かせて書くのはなかなか困難で、本当はこううまくはいかない。読みづらいので店の看板にはあまり勧めないが、雰囲気はとてもかっこいいので、アパレルブランドとかに良さそうである。この下にサンセリフで小さく「PARIS」とか書けばそれだけでロゴが出来あがるだろう(笑)。1ウェイトのみ。
3日連続スクリプトで申し訳ないがこちら。非常に繊細でシックなモダンスクリプト。上下に大きく動く割に字幅がタイトなのでカーブが鋭くなり、傾きも強いのだが、わずかにコントラストの付いたかなり細いストロークのせいか全体的にはフェミニン。スワッシュはなさそうだがリガチャーはそれなりにある模様。スクリプトではないいわゆるブロック体の大文字のみのものもファミリーにあり。この書体に似合う、スピリチュアルで繊細なイラストも EPS と PNG で付属している。
本日は『デニムの日』だそうなのでこちら。ストロークがステッチになったディスプレイスクリプト。まあそれだけと言えばそれだけなのだが(笑)、意外となかったタイプである。あまり需要はないかもしれないが、たまにはこんなので遊んでもよろしかろう。多くはないが、ちょっとしたスワッシュオルタネートやリガチャーもある模様。名前はいわゆる「オーダーメイド」のことである。実はオーダーメイドは和製英語で、英語ではこういう。1ウェイト。