本日『スイカの日』らしいのでそのものズバリを。ラフで図太く(chunky)ポップなサンセリフディスプレイ。フリーハンドでラフにレタリングしたようなグリフの書体で、カジュアルでかわいらしい。作例は大文字のみだが小文字もあり、意外と使い勝手が良い。この辺の書体は結構使うシチュエーションを選ぶが、ハマればなかなかの効果を発揮すると思う。1ウェイトのみ。
Tag: #organic
本日はピアノ教本で超絶有名なフェルディナンド・バイエル Ferdinand Beyer の誕生日(1806)らしいのでこちら。カジュアルでかわいらしいモダンスクリプト。コントラストの強いブラッシュタイプで、アップライトかつさほどバウンシーではない読みやすい書体である。大文字にはないが小文字にはスワッシュオルタネートが結構あるので、そこそこ遊べるだろう。ちなみにバイエルは世界でも日本でのみ圧倒的な知名度を誇っており、日本に倣って韓国でもよく使用されている以外は、さほど知られてないそうな…。
本日は作家アレクサンドル・デュマ Alexandre Dumas の誕生日(1802)。代表作『三銃士』にちなんで「銃士」の名を持つ書体を紹介。アール・ヌーヴォー風味のディスプレイローマン。プロポーションが上か下に偏ったグリフが特徴で、h/m/n の右足がぐっと斜めに張り出しているのもおもしろい。全体的に Windsor にも似ているが、こちらの方がより繊細かなという感じ。古い書体なのでオルタネートが皆無なのが残念。4ウェイト。
ちなみにこのダルタニアンと三銃士の老年期を描いた『仮面の男』は結構好きな映画。あのディカプリオがほぼ脇役でしかなかったという(笑)。
本日は文豪アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Miller Hemingway の誕生日(1899)。なので、彼が愛したカクテル、ダイキリの名を持つ書体を紹介。カジュアルなブラッシュスクリプト。毛足の短い筆ペンでシュッと書いたような書体で、グリフはアップライトで崩れておらず大変読みやすい。大文字は割と遊んでいるが、小文字は結構真面目に書かれている。作例がちょっとアレだが(笑)書体は結構かわいいので使いやすくもあると思う。Bold と2ウェイト。
本日は画家エドガー・ドガ Edgar Degas の誕生日(1834)。ドガといえば『踊り子』をはじめ多数のバレエダンサーを描いたことで有名なのでこちら。バレエの優雅さは全然ない(笑)ラフなスクリプト。カリグラフィーで使うブロードニブで書いたようで、コントラストが強いのと、ストロークの端が二股に割れているのが特徴的。グリフは洗練されていないが、素直な形をしているので読みやすくはある。オルタネートはないが、リガチャーがちょこっとある模様。1ウェイトのみ。
カジュアルでかわいらしいモダンカリグラフィースクリプト。ライトウェイト・アップライトのスクリプトで、ストロークはややゆったりしていてカウンターが大きく可読性がいい。大文字にはないが小文字にはスワッシュオルタネートが結構豊富にあり、文字組みのバリエーションが楽しめる。1ウェイトのみ。ただいま45%オフセール中で1,000円を切るお買い得商品(笑)。
柔らかいストロークのシグネチャースクリプト。この手のスクリプトは字幅がタイトめで鋭い感じのストロークが多いが、こちらは割りとゆったりめで、大きな柔らかめのカーブが特徴的。グリフが700ほどと若干多めで、スワッシュオルタネートやリガチャーが豊富でバリエーション豊かな文字組みが楽しめる。金額もリーズナブルなのでお勧め。名前はなんと発音するのかは不明である(笑)。1ウェイトのみ。
ちょっと変わったストロークのシグネチャースクリプト。まったくコントラストのないモノラインのスクリプトで、ストロークも手書きとしては不自然なほど機械的。初めから下書き無しでベジェ曲線で書いたんではないだろうか、という感じがする。結構変わってておもしろい雰囲気がある。スワッシュはないがリガチャーがかなりあって、退屈にはならないようになっている。投稿時点で BOGO セール対象品で、購入すると Brethem という書体が付いてくる。
本日語呂合わせで『無重力の日』だそうなのでこちら。ゆったりしたシグネチャースクリプト。ループの大きな読みやすいタイプで、4つのフォントに分かれていてそれぞれにグリフがちょっとずつ違う。小文字にはエンディングストロークのオルタネートとリガチャーが多数あり。名前に反して理系っぽい雰囲気はまったくない(笑)。
ほんとに素朴なハンドリッテン。作者の叔父(か伯父)の手書き文字が特徴的で、それをフォント化したものだそうだ。長いアセンダーとディセンダーが目を引く。使い方によっては結構かわいくなると思う。作者的にはブルーブラック(C90 / M15 / Y0 / K60)の 22pt で使って欲しいそうである(笑)。多分万年筆で書いたそれが再現できるのだろう。いくつかリガチャーがあるがグリフがくっついている訳ではなく、組み合わせが最適化されるだけの模様。1ウェイトのみ。