繊細なモダンスクリプトとローマンのデュオ。スクリプトの方はいわゆるカッパープレートのモダンスタイルで、大文字と小文字の差が大きく、x-ハイトも小さくてアセンダーやディセンダーは伸びやかではあるが、ベースラインはほぼ揃っており、さほどバウンシーな感じはしない。全体的に細身ながらほんのりコントラストがあり、エレガントである。リガチャーは100種以上、スワッシュオルタネートもある。ローマンの方は大文字のみでこちらはコントラストが強く、モダンローマンのスタイルに近い。スクリプトは2ウェイト。
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本日『時の記念日』らしいのでこちら。サードウェービーなブラッシュタイプのスクリプト。アップライトでコネクションの弱いラフなスクリプトで、オルタネートは若干あるもののスワッシュは文字グリフ自体には付いてない。スワッシュのみの別のグリフがあるがほぼ直線で、文字に付けるよりは、アンダーラインのように添えるように使うものだろう。1ウェイト。
本日は画家ポール・ゴーギャン Eugène Henri Paul Gauguin の誕生日(1848)。なのでゴーギャンの筆致をフォント化したものを。タヒチで書かれたノートを元にしてあるそうだ。アウトラインがスムースな Regular とラフな Brush タイプの2つ。Regular の方は Pro 版があり、オルタネートとキリル文字がサポートされている。ほか、ゴーギャンのスケッチや版画をそのままアイコンにした Extra もファミリーにある。しかし P22 はよくこういうフォントを作ってるね。
本日『環境の日』だそうなのでこんなのを。樹木や葉っぱのシルエットフォント。筆者は植物には詳しくないので何がモチーフなのかは全然判らないが(笑)、まぁこんなのが26種。一応大文字小文字のグリフに割り当てられてるが、まったく同じなので実質26種である。以上。
22ものいろんなスタイルの手書きフォントバンドル。フレアセリフやローマンもあるが、大半がサードウェービーなスクリプトで、ブラッシュものやペンものがあり、ダイナミックなものや緩やかなものなど様々ある。フォント名も全部違い、バンドルタイトルになってる Modern Dreamer のほか、Silky Secrets や Rose Water、Vanilla Cloud といった女子が喜びそうなネーミングのものが並んでいる。これだけ揃ってたったの$25。1書体$1ちょいの計算になる。お買い得。
ややダイナミックさもあるシグネチャースクリプト。短い筆ペンで書いたようなストロークで、ややコントラストがあるタイプ。バウンシーで、ベースラインや字の高さが不揃い。大文字と小文字のサイズの差も大きく、全体的にかわいらしさもありながら結構ダイナミックである。オルタネートはほとんどないが、リガチャーが135もあって文字組みのバリエーションが楽しめるだろう。基本アップライトだが、やや傾いた Italic もあり。1書体600円ほどと非常に安いのも魅力。
エレガントかつ可愛らしいモダンスクリプト。柔らかな雰囲気の女性らしい(性差別?)サードウェービーなスクリプトで、見た感じ筆ペンでデザインしたのかなーという感じ。このテの書体のご多分に漏れずオルタネートは用意されているが、全グリフ数は500程度と最近のものとしてはやや少なめ。ただそれでも十分いろんなバリエーションが楽しめるだろう。1,600円程度と非常に安いのも魅力的。サンプルイメージに日本語が入っているものがあるが、作者はインドネシア人の模様。
本日は『パンの記念日』。1842年に日本で初めてパンの「ようなもの」が焼かれた日だそうな。ということでこちら。サードウェービーな雰囲気バリバリのアップライトなブラッシュスクリプト。元は筆でデザインされていると思うが、フォント化するにあたりだいぶアウトラインをいじっているようでスッキリしている。コントラストは強め。この手としてはバウンシーさは弱めでさほどはしゃいでない。レギュラーの他、大文字だけで組めるよう調節されたバージョンもある。あとサンプルにあるような可愛らしいイラストも付属。かなり日本風味があるけど、作者は何人なのだろう…。
サードウェービーでカジュアルなシグネチャースクリプト。バウンシーでループは大きめ。オルタネートはあるが、異体字切り替えではなくフォントが別になっている。リガチャーは20ほど。サンプルの通りのアップライトと、やや傾いた Slant バージョンがある。非常に安いのでお気軽にどうぞ。名前はロシアの都市・サンクトペテルブルクの英語綴り。
素朴で民族風味あふれるディスプレイ。手書きのモノラインサンセリフで、手書きらしくアウトラインは微妙に歪み、ターミナルの形も一定ではない。所々ラインが二重になっているのが特徴的。小文字はないが、小文字のグリフにはよりデコラティブになった大文字グリフが入っている(実質オルタネートになっている)。同じモノラインのイラストや記号が入った Symbols というフォントとセットになっている。名前のウィグワムとは、アメリカインディアンの伝統的な様式の住居の事。ティピーとの違いは、前者が住居、後者が簡易的なテント、という感じ。ちょっとアイヌ風味を感じるのは、アメリカインディアンも同じモンゴロイドだからだろうか。