Set Sail Studios

Archive: 2025

Octoberfest Pro

Octoberfest Pro

信じようと信じまいと今日から10月なのでこちら。雰囲気のあるブラックレター。古い活版印刷のようにフィルが荒れており、アウトラインもガタついている。ブラックレターにしては字間が広めでまあまあ読みやすいだろう。装飾強めな大文字の Regular と、大文字がロンバルディックキャピタルになった Alternate の2スタイルがあって、それぞれ26のリガチャーがある。名前はこの時期にドイツのミュンヘンで開催される大規模な祭りの事。世界各地で同名の祭りが開催されてるようで、日本ではほぼほぼビール祭りとなっている。

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Design Date
2010
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Fantaslife Radiostar

Fantaslife Radiostar

ダイナミックながら読みやすいシグネチャースクリプト。素早くややコントラストの付いたストロークで書かれており、大文字は見ての通り結構ダイナミックだが、小文字はグリフがさほど崩れておらず可読性は良好。F が筆記体特有の逆向きなのが読みづらいが、大文字さえ読めればなさほど苦も無く判読できる使い勝手の良い書体だろう。大文字にはオルタネートがないが、小文字にはリガチャーが少々。大きな t を含んだリガチャーが多数あって、スペルにあると目を引くアクセントになると思う。傾きの強い Italic と2スタイル。

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Design Date
2024
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Aquavit

Aquavit

オーガニックなサンセリフディスプレイ。ややカリグラフィー風味のあるグリフとストロークをしているサンセリフで、作者はアール・ヌーヴォーの風味を取り入れているとしているが、あんまそうは見えない(笑)。まあほんのりあるかな、という感じ。コントラストがあって不意に曲がるストロークが特徴的。可読性が良く、割と長文を組んでも読みやすい。名前はジャガイモが原料の北欧の蒸留酒のこと。語源はラテン語で「命の水」らしい。9ウェイト。

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Design Date
2025
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SLTF Saffielle

SLTF Saffielle

レトロポップなサンセリフディスプレイ。図太くてアウトラインの角が丸くなった柔らかな印象の書体で、グリフはヴィンテージ感のあるやや古いスタイル。小文字の s がスクリプト型なのが特徴的。画像の S や f がイタリック風だがこれはオルタネートで、通常のグリフもちゃんとあるのでご安心を。アウトラインがスムースな Regular と、細かく荒れた Vintage の2種がある。1ウェイトのみ。

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Design Date
2025
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Centaur Now

Centaur Now

半年も前に出てたのに今頃気づいたので紹介。ヴェネチアンの代表作 Centaur に新版が出た。ウェイトがオプティカルになり、オリジナルよりほんのり太くなった本文用の Text、見出し用の Display、キャプション用の Caption ができた。それぞれに5ウェイトあって30種あるほか、全部まとめて一つにしたバリアブルタイプも別にあり。大変クラシカルで日本で言えば石井明朝みたいな感じだろうか。そう思って使ってみるとうまくいくと思う。

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Design Date
2025
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Univra

Univra

汎用性の高い多目的サンセリフ。xハイトは高すぎず低すぎず、グリフも素直なスタンダードで可読性は程よい。とにかくニュートラルなので特筆すべき特徴もなく、何を書いていいのか分からない(笑)。文字幅がレギュラーの他に Condensed と Expanded と計3種あり、それらが Slanted もあって9ウェイトずつで合計54種とビッグファミリー。サインなんかに良さそう。

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Design Date
2025
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Gradine

Gradine

大変繊細で美しいディスプレイのミクスドファミリー。カリグラフィー要素を多分に含んだクラシカルで非常にエレガントな書体の集合体で、細めの Roman/Italic、フレアセリフ気味になった Sans/Sasn Italic、インラインが入った Incised Roman/Sans、アンシャル風味のグリフの Antiqua、フラクトゥール風味の Blackletter、カッパープレート風味の Script、アラビア文字の Arabic と、これらの書体に似合う Ornament がある。Roman と Sans には大文字のみのようだがギリシャ文字(Greek)とキリル文字(Cyrillic)もあり。計15種。作例は多種混ぜて組んでいるが、ウェイトが揃っているので特に違和感はない。どれもかなり筆者好みで非常に欲しい(高い…)。

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Design Date
2025
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Esquie

Esquie

ほぼ同じ骨格で様々なスタイルを持ったディスプレイ。画像はよくある繊細なモダンローマンディスプレイだが、実はこれ1種ではなく、図太いサンセリフとこのモダンローマンの間に7種、計9種のスタイルをグラデーションで持っている。画像のスタイルの Serif を始めとし、順に Soft Serif, Semi Serif, Hybrid, Modulated Sans, Humanist Sans, Neo Grotesque, Geometric Sans, Sans Serif となる。途中にヒューマニストやジオメトリックの名が見えるが、それぞれの名にふさわしい骨格に若干変化している。これをひとつにまとめたバリアブルタイプもあり。大文字のみ。

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Design Date
2025
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Petal & Quill

Petal & Quill

ヴィンテージ感あふれるイタリックディスプレイ。カリグラフィースクリプトっぽい大文字と活字イタリックっぽい小文字のセットで、アウトラインがインキが滲んだようにポタッとしていて古めかしい。xハイトが割と大きく、デコラティブなのは大文字だけなので結構読みやすい。オルタネートもないのでこの手としてはシンプルで素直な書体である。スタイルが2種あって、アウトラインがさらに滲んだ Round があり、それぞれに Bold と2ウェイトずつ。

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Design Date
2025
Designer(s)
Publisher

Neue Power

Neue Power

ストロークが途切れ途切れになっている変わったサンセリフディスプレイ。画像の N, W,  A などをご覧いただけば分かるようにストロークがぶつんと切れているヘンな書体で(失礼)、小文字の多くは R のボウルのように一部細くなる処理が施されている。全体的になんかちょっと違和感があり、それが目を引くおもしろいディスプレイとなっている。アップライトとオブリークの2スタイルで6ウェイト。本日はなかやまきんに君の誕生日(1978)らしい。パワー!

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Design Date
2022
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