典型的なモダンカリグラフィースクリプト。これといった特徴はないが(笑)最近は流行も落ち着いたようであまり新作は出ていないので、久しぶりにこのタイプを紹介してみた。大文字にはオルタネートはないが、小文字には小さなスワッシュとビギニング/エンディングストロークの付いたオルタネートがあるので、多少のバリエーションは作れる。ま、安いので気軽に使えるかな。1ウェイトのみ。
Category: Script
端正でダンディなシグネチャースクリプト。ストロークにちょっと筆っぽいニュアンスのあるタイプで、コントラストがやや強くストロークの端にインク溜まりがある。大文字のグリフはちょっとだけシャレたスワッシュが付いているが、オルタネートはない。小文字にはビギニングおよびエンディングストロークの付いたオルタネートがある他、リガチャーがちょっとだけ。雰囲気はやっぱり男性的だろうか。1ウェイト。
古いカリグラフィー風味のあるタイプスクリプト。コネクションのない活字風のタイプで、ブロードペンで書いたようなストロークのエレガントで端正な書体である。ざっとグリフをチェックしたが、多分筆者はこれを書くのは難しくない。それぐらい自然なストロークだけで構成されている。雰囲気はキリッとしててやや男性的だろうか。やはり大きく使うものではなく、小さなカードなどに似合うだろう。2ウェイト。
カジュアルでレトロなスクリプト。他のスクリプトに比べてちょっと変わっており、特に大文字やスワッシュなどに個性的な特徴がある。アウトラインもガタガタしており、全体的な雰囲気もカジュアルながら大変シックでレトロ。制作年が古いため総グリフ数は440程度とちょっと少ないが、他と違うテイストをお求めならこちらはオススメ。イタリアンやお手頃なビストロなどによく似合うと思う。1ウェイト。
大変優雅なスペンサリアンスタイルのカッパープレートスクリプト。ウェイトの太い部分はあるものの、ストロークの大半がヘアラインの繊細なカッパープレートで、スワッシュオルタネートが充実しており、総グリフ数は2000を超えるという非常にバリエーション豊かな書体である。カッパープレートスクリプトは繊細さが重要なので、大きくしてしまうとヘアライン部が太くなって看板などには向いてないが、これはかなり細いので大きめに使っても大丈夫だろう。太いウェイトもあるので、カードなどに小さく使うのにも使えるという優秀な書体。もうすぐジューンブライドなので(ウソでしょ…)いかがでしょうか。
モダンでチャーミングなシグネチャースクリプト。ごく細いペンストロークのカジュアルでゆったりしたタイプで、グリフは筆記体のそれながらも可読性を保っており、大変読みやすい。小文字にはリガチャーが20弱とエンディングストロークの付いたオルタネートがあるが、大文字にはまったくないのがちょっと残念。グリフが大変エレガントなのでちょっともったいないかなという感じである。やや傾きが強い Italic と2スタイル。
本日はかのレオナルド・ダ・ヴィンチ Leonard Da Vinci の誕生日(1452 ユリウス年)だそうなのでこちら。ダ・ヴィンチの筆致を元に作成されたスクリプト。ペンというよりは筆で書いたようなスクリプトで、ところどころにボタっとしたインク溜まりがあるのが特徴。本人の筆致よりある程度サイズやラインが揃っているが、といって読みやすいかというとそうでもない(笑)。字種がかなり多く、ギリシャのファウンダリーなのでギリシャ文字はもちろんキリル文字もあり、オルタネートを含め1000種以上ある。2ウェイト。
本日はフランスの哲学者・数学者のルネ・デカルト René Descartes の誕生日(1596)ということでこちら。デカルト本人の筆跡をフォント化したスクリプト。1634年にオランダのアムステルダムから友人のマラン・メルセンヌ Marin Mersenne に宛てて書いた手紙の筆跡から起こしたそうな。デカルトは特に能書家というワケではなかったので、ごく普通の人の筆跡であり、まあ特に美しいとか読みやすいとかいうことはない(笑)。手紙には短い s は見当たらなかったそうだが、デザインを合わせて作成したとのこと。リガチャーが30点ほどと意外と多い。1ウェイト。
カジュアルなシグネチャースクリプト。ゆるゆるのストロークでラフに書かれたシグネチャーで、スピード感がない代わりにグリフはまあまあ読みやすい。大文字はかなり大きくアクセントになるが、オルタネートはない模様。フォントファイルが3つに分かれており、小文字のグリフはそれぞれ違うオルタネートになっているので、異体字切替機能のない Word 等でも扱いやすくなっている。1ウェイト。
本日は世界地図のメルカトル図法で有名なゲラドゥス・メルカトル Gerardus Mercator の誕生日(1512)だそうなのでこちら。なんとメルカトル、能書家でもあったようで、1540年に Literarum Latinarum, quas Italicas cursoriasque vocant, scribendarum ratio(イタリックまたは筆記体と呼ばれるラテン文字の書き方) という本を著している(びっくり!)。その本から起こしたフォントだそうだ。大変クラシカルな古典的イタリックで(当たり前だ)、印刷の質によるアウトラインの荒れ具合まで再現されている。スワッシュオルタネートやリガチャーも多いが、グリフ数は300弱と少ないため、アクセント記号類が弱いと思われる。とはいえ、日本人が使う分には十分であろう。しかしメルカトルがねぇ…驚いた。













