筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Finch

Finch

本日は文鳥の日らしいのでこの書体を紹介。手書きのふにゃふにゃ感が残るコンデンスなディスプレイ。これだけだとよくあるファンシー書体だが、変わってるのがアニメーション対応だということ。書体とオーナメントが Frame 1 から 5 まであり、これがふにゃふにゃ具合が微妙に違うので、重ねて打ってパラパラ漫画の要領でアニメーションさせるとウネウネしておもしろい効果が得られる。スワッシュオルタネートがあり、キリル文字やギリシャ文字もサポートしているが、Frame バージョンにはこれらがない。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Mato Sans

Mato Sans

異様に字種の多い気合の入ったヒューマニストサンセリフ。非常にスッキリしていて明るく、可読性はかなり良好。ストロークにはほんのりコントラストがあり、違和感を打ち消すよう視覚調整されているのが判る。非常に完成度の高い書体である。字種は先に挙げたようにかなり多く、変わった所で上付きのスモールキャップスがある。キリル文字もサポートしていて、ブルガリアやマケドニア、セルビアでは現地の言語に合わせてキリル文字を独自に拡張しているらしいが、それらもサポートしているとの事。ウェイトも9つとファミリーも豊富。あらゆる用途に重宝するだろう。ただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

P22 Ornes

P22 Ornes

ほぼ直線のみで字形が構成されたディスプレイ。ノルウェーにウルネス(Urnes)の木造教会という世界遺産になった教会があるが、そこに刻まれている文字をベースにしたとある。その文字の画像はちょっと探せなかったが、明らかにルーン文字がベースになっている。ルーン文字とは2世紀頃から中世後期頃まで北欧で日常的に使用されていた文字で、ナイフ等で木片に刻んで書いたために直線的になっている。1文字1文字に意味があるとされ、文字として使用する者がいなくなった現在では、小石に刻まれ、占いの道具としてタロットの様に用いられている。
大文字のオルタネートには、教会の装飾にも用いられている民俗的な画風の動物が絡まったものがある。ボールドと2ウェイトあり、スモールキャップスもある。レギュラーウェイトには Rustic というアウトラインがラフになったものがあり。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher
Giambattista Bodoni, Stephan Füssel / Taschen / 1818, 2016年
Giambattista Bodoni: The Complete Manual of Typography

モダンローマンの代表格・Bodoni にその名が残る Giambattista Bodoni のタイポグラフィに関する著述と書体見本。その死後、1818年に250部限定で2分冊で発行された Manuale tipografico の原版コピーを1冊にまとめた縮刷版である。当然イタリア語で書かれててちっとも読めないが(笑)、大半が本人がデザインした書体の見本帳となっているので、眺めててすごく楽しめる。実は2010年にも同じくタッシェンから原寸大のものが発行されていて、こちらも筆者は所持しているが、これがまぁ巨大で重くてちょっと読むのが大変である。今年出版されたこちらはサイズが半分以下になっており、かつ原書では片面にしか印刷されてないページも多数あったが、これは両面印刷にまとめられ、ページ数も少なくなっている。サイズが小さくなったとはいえ、元々ページ内のマージンがかなり大きく、それを省いてるので図版はさほど小さくなっていない。お値段も半分以下で2,000円ぐらいで買えるので非常におトク。欧文書体ヲタは必携だ。

Fontspring
Set Sail Studios

Isabel

Isabel

かわいらしいモダンローマン。子供向けに作られたという珍しいモダンローマンで、そのためか Didot のようにハイブランドのファッション誌に似合うというわけではなく、緊張感の弱い親しみやすいものになっている。見ての通り s がスクリプト型になっている所と、a や g に1階建てを採用しているのが変わっている。5ウェイト。アップライトにはユニケースもあり。11月6日まで85%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Guide

Guide

サイン用途に特化したヒューマニストサンセリフ。4ウェイトあるが、ノーマルウェイトからして若干太めで、他のサイン向け書体よりは若干字間が広め。字体もコンデンスではなく、スペースにはあまり配慮が見られないが、その分視認性や可読性は良好。I と l の区別に工夫が見られないのと、ウェイトの差が微妙なのがちょっと残念だが、サンプルを見る限りかなり良さげである。矢印も20種類用意。ただいま75%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)

Neue Kabel

Neue Kabel

先日 Next 化された(Next 化ってなんだ) Futura に続き、同じくジオメトリックサンセリフの代表格(そうか?)である Kabel も負けじと最近 Neue 化された。Futura に比べ、a、e、g などにちょいとクセがあって余り使われている印象はないが、筆者は結構好きである。こちらも字種とウェイトが大幅に追加され、使いやすくなっている。スモールキャップスやオールドスタイル数字の他、先に挙げた aeg などにちょっと字形の違うオルタネートが用意された。9ウェイト。ただいまファミリーパック $399 の所、$99 ぽっきりセール中。Linotype は結構セール期間を早く打ち切る傾向があるので(笑)、欲しい人はお急ぎを。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
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Monkton

Monkton

ローマンキャピタルがベースになっているローマン。作者が幼少時代を過ごした英国南東部、Monkton Combe での体験からインスピレーションを得たとあるが、一体どういう体験をしたのかは不明(笑)。どうもあの辺にも碑文が残っていた…ようである。碑文系の特徴としてコントラストは弱めだが、プロポーションはさほど碑文しておらず本文用に近い。通常は小文字やイタリックはないものであるが、これには用意されている。イタリックはなんとなく筆のニュアンスがあって特徴的。葉っぱのオーナメントがあるが、これなんだろう。アーカンサスかな。ウェイトは4つあるが制作年が古いので、ウェイトによって Pro 版と Std 版が入り混じっているのがなんかややこしい。ちょっとまとめて欲しいなと思う。

Category(s)
Design Date
1986
Designer(s)
Publisher

Oz Handicraft BT

Oz Handicraft BT

手書き感満載のかなりコンデンスなサンセリフディスプレイ。Cooper Black で有名な Ozwald Cooper の知られざる書体だそうである。本人はサンセリフがあまり好きではなかったそうだが、色々とレタリングした中にこういうのもあったらしい。それを Monotype のデザイナーがフォント化したもの。全体的にオーガニックで優しいイメージがあり、サンプルのように食品関係によくマッチすると思う。ギリシャ文字とキリル文字もサポートし、なぜか M だけスワッシュオルタネートがあり。ノーマル幅(かなりコンデンス)が4ウェイト、ちょっと字幅を広げた Wide が2ウェイトある。ただいま67%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Gabriela Stencil

Gabriela Stencil

珍しいローマンのステンシル。だいたいステンシルはサンセリフかスラブセリフと相場は決まってるが、こちらはローマンタイプである。途切れている部分が唐突ではなく、段々に細くなっているので、強い後光でヘアラインがすっ飛んでしまったように見える。光ってないのになんとなく眩しさを感じる書体である。a と g は1階建てと2階建ての両方があり。6ウェイト。ただいま79%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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