筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Jules

Jules

コントラストの強いモダンローマン。x-ハイトが大きくややプロポーション的には本文向きのようだが、あまりにもちょっとヘアラインが細いので多分本文には向いていない。コントラストの弱い方から Big、Colossal、Epic と種類があり、Epic のヘアラインの細さはハンパではない。それぞれに5ウェイトあり、イタリックは傾きが強く、大文字にスワッシュの付いたものとないものがある。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

Galano Classic

Galano Classic

ちょっとだけヒューマニスティック寄りにしたジオメトリックサンセリフ。元々ピュアなジオメトリックの Galano Grotesque を、a や g のデフォルト字形を2階建てにする、ややヒューマニストな字形をオルタネートに持たせるなどしてちょっとヒューマニスティックにしたバージョンである。アセンダーやディセンダーも多少長くなっているだろうか。印刷ではなく電子機器のディスプレイにマッチするよう制作したそうだが、無論印刷用途でも使用可能。この微妙な変化はパッと見ではちょっと判らないだろうが、書体好きには「おっ?」とか思ってもらえる書体かなと思う。筆者は結構好きである。11ウェイト。Pro 版はもちろん、Office 等の異体字切替機能のないアプリでも使えるよう Std 版もある。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Artica Rough Pro

Artica Rough Pro

ラフなラインが魅力的なキャピタルディスプレイ。線は見ての通りラフに描かれているが、骨格そのものはかなりきちんとしており、碑文系のプロポーションを感じるものになっている。多分コーラペンあたりで丁寧に書くとこうなるかなという感じ。小文字はないがスモールキャップスで、あとオルタネートとリガチャーがかなり豊富にある。キリル文字もサポート。1ウェイトしかないが、元々は Artica というフレアセリフのラフディスプレイバージョンらしい。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Carmencita

Carmencita

手書きオープンフェイスローマンディスプレイ。ガタガタしたラインが賑やかな雰囲気を持った書体。どの文字も微妙に形が違うオルタネートを持っており、ガタガタ具合が一定にならないように組むことができる。小文字はなくスモールキャップスで、こちらはなぜか上下にラインが付いている。オーナメント(主にブレース)と接続詞などの短い単語がひとつのグリフに入った Ornaments がファミリーにある。あとオープンフェイスのステムをラフに塗りつぶした Bold タイプもあり。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Balmoral

Balmoral

割と有名な古き良きカッパープレートスクリプト。全体的にやや傾きが弱く、大文字には派手なスワッシュが付いている。最近の書体に多い大量のオルタネートもなく、今となってはちょっと古い印象があるのは否めないが、それだけにフォーマル用途には使えるいい書体だと思う。サンプルイメージがまた洒落てる。Fonts.com は古い書体にはおざなりなサンプルしかないが(笑)、これはいい。

Category(s)
Design Date
1978
Designer(s)
Publisher
ITC

Xaloc

Xaloc

スタンダードかつかっちり目な本文用オールドスタイルローマン。以前に紹介した同じ作者の書体 Tramuntana をベースにしたとあり、スケルトンやプロポーション、セリフまでも同じだとか。じゃあ何が違うねんというと「もっとメカニカルにした」とあり、実際の所ナニが違うんかよく解らない(笑)。けどまぁ筆者好みの書体ではある。特徴的なのは f で、そのままで i にぶつからずリガチャーを必要としない(ありはする)。ファミリーにはベースのウェイトやコントラストが違うスタイルがあり、本文用の Text、キャプション用の Caption、見出し用の Display、小見出し用の Subhead があり、それぞれにイタリックとともに3ウェイトずつあって合計24種のファミリーとなっている。名前はやはりカタルーニャ語で、サハラ砂漠辺りから地中海に向かって吹く季節風のことらしい。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Sommelier

Sommelier

柔らかい雰囲気のややコンデンスなフレアセリフ。B や E、T などの上下のバーがやや内側にカーブし、全体的にカウンターも広めで明るい印象がある優しい書体。Q のテールが離れてるのが筆者好み(なんで離れてると好きなのだろう…)。字種はかなり少なく、fi のリガチャーさえもないという最近の書体では珍しい仕様である。その上ファミリーもなく天涯孤独。そんなに悪い書体ではないと思うので、今後に期待する。サンプルイメージは名前通り、ワインのラベルを模したもの。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Legendaria

Legendaria

スタンダード寄りなカリグラフィックイタリック。大文字が大きめで、全体的に普通のものよりはストロークのコントラストが強く、ややカッパープレートに近くなっている。ご多分に漏れず、スワッシュの付いたオルタネートが豊富。1ウェイト。
こういう書体ってバリエーション多いなーとお思いだろうが、作家として活動しているカリグラファーは、たいてい「自分だけのオリジナルのイタリック」を持っている。つまり、作家の数だけイタリックのバリエーションがあるということだ。これからも似たような書体を紹介していくだろうが、「なんだまたかよ」とか思わず、その違いを楽しんでいただければ幸いである。

Category(s)
Design Date
2011
Publisher

Letter Fountain

Joep Pohlen / Taschen America Llc / 2015年
Letter Fountain

もう何というか、大著としか言い様がない大著(笑)。ラテン・アルファベットの成り立ちから始まり、手書きから活版、写植、デジタルへの変遷と、一字一字の解説から代表的な書体の解説やら、Appendix には書体やデザイナー、ファウンダリーのインデックス、用語集やら何やらもうよくこれ一人で書いたなというような本。多分これ1冊読むので3年は暇つぶしになる(言い過ぎ)。詳しく読んでない(読めない?)のでまだ内容的に「素晴らしい」と絶賛はできないが、多分いい本なんじゃないかな(いい加減)。ちなみに布装で持っていて嬉しい(笑)。

Catull Pro

Catull Pro

いまや誰もが毎日目にする、超ウルトラ有名書体となったカリグラフィックディスプレイ。そう、あの Google さんのロゴの書体がコレである。スタイルそのものはほぼ普通のローマンだが、ストロークやエレメントは手書き感が残っており、いわば「カリグラフィーペンで書いたローマン」的な感じになっている。特に a や e、g にその傾向が強い。イタリックがほぼオブリークなのがちょっと残念。ちゃんと「イタリック」になっていて欲しかった…。以前は BE と BQ があり、何がどう違うのかよく判らなかったが、OpenType Pro 版が出たので今から買うならこちらがいいだろう。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
1982
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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