投稿時現在、MyFonts では Type thorough the Eras と題し、19世紀後半のヴィクトリア朝時代から、20世紀前半のミッドセンチュリーモダンと呼ばれる時代ぐらいまでのテイストを持った書体を特別価格で販売している。その中から1点紹介する。デコラティブでクラシカルなディスプレイ。コンデンスなグリフに、ステムの途中にダイヤ状の飾りの付いた、ゴシック風味を持つ書体である。レイヤードになっており、グリフは同じだが4種類のフィルのタイプが違うものがあって、それらを色を変えて重ね打ちする事でいろんなバリエーションを作ることができるようになっている。ただいま50%オフセール中。
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本来は本日が『山の日』(今年と来年はオリンピックの関係でズレるらしい)なのでこちら。ジオメトリックなサンセリフディスプレイ。ややコンデンス気味なプロポーションで、所々おもしろいグリフになった軽いオシャレ気な書体で、小文字はなくスモールキャップス。スワッシュオルタネートがあるが、そのスワッシュもジオメトリックでややぎこちない。ただそのぎこちなさがこの書体の魅力かな、と思う。この書体を使ったロゴのレイアウトデータが20点ほど付属している。1ウェイト。
本日『はちみつの日』らしいのでこちら。六角形をベースにしたハニカムなディスプレイ。基本はややコンデンスなモノラインのサンセリフで、水平なバーがほとんどなく、どれも60度(たぶん)に折れ曲がっているのが特徴。…まぁそれぐらいであり、ハチミツ関係以外には使いづらいのだが(笑)、まあこんなのもよろしいんじゃないでしょうか。サンプルは大文字のみだが、ちゃんと小文字もある。1ウェイトのみ。
本日は七夕なので「天の川」の名を持つこちら。点を線で繋いだ、星座のようなディスプレイ。グリフはかなりコンデンスで、ラインはあまりかっちりしておらずやや手書きの雰囲気が残っていてかわいらしい。ボウルを持つグリフにややムリがあるが(笑)、まーしょうがないかな。キリル文字をサポートしているのが意外である。1ウェイト。
本日は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリ Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry の誕生日(1900)。彼はパイロットでもあったのでこちら。ヴィンテージ感あふれるレトロなディスプレイ。コンデンスな細めのサンセリフで、小文字はなくスモールキャップス。大文字グリフにはスワッシュが付いている。名前の通り、酒のラベルに使われてそうな書体である。フィルにバリエーションがあり、レギュラーの他、フィルがかすれた Aged(バリエーションが3つ)、影のある Shadow、影のみの Shadow Effect がある。アクセント記号が皆無で英語以外ではちょっと困るかもしれないが、その代わりファミリーパックで1,000円程度と格安。
2日続けて似たような書体の紹介になったが気にせずこちら。コンデンスでコントラストの強いディスプレイローマン。ブラケットの大きいモダンローマンといった風情の書体で、フリーハンドの感覚が割と残っている。全体的にはコンデンスだが、C や O などの丸い字は幅が細いものと大きいものが用意されており、アクセントを付けることができる。スワッシュオルタネートがあるが、スワッシュはステムが伸びたというより、後から細く付け足したようなニュアンスになっている。ウェイトは2種類あるが、Regular2 というレギュラーよりほんのりちょっとだけ太いという変わったバリエーションになっている。ただいま70%オフセール中。
コントラストが強くコンデンスなディスプレイ。セリフが小さくてブラケットが大きいフレアセリフ気味なタイプで、全体的にやや刺々しくもちょっとぬちょっとした粘り感がある。7ウェイトあるが、Thin からしてウェイトがやや重く、細くほとんどヘアラインと化している部分はウェイトが変わっても太くならないので、重くなるにつれコントラストはより強くなる。コンデンスであり、名前(道標)からしてサイン向きなのかな、と思うが、正直視認性はよくないのでサインにはお勧めしない。ちょっとしたスワッシュオルタネートを持ち、ラグジュアリー感はあるので、ファッション分野でうまく活きる気がする。ただいま60%オフセール中。
6月なので(もう8日…)こちら。エレガントなカッパープレートスクリプト。最近のものとしては割とクラシカルなタイプで、あまり暴れておらずスタンダードなグリフが多く、オルタネートも大文字だけで、小文字に派手なスワッシュなどはない。全体的にはかなりコンデンスなタイプ。グリフが少ない分、初心者には扱いやすいだろう。1ウェイト。
クラシックでモダンな?ディスプレイ寄りローマン。骨格はモダン寄りの手書きのニュアンスを抑えたタイプ。コントラストが強めでブラケットがかなり大きく、フレアセリフ気味になっている。大文字にはちょろんとしたスワッシュオルタネートがあり、R と Q はレッグやテールをちょっと伸ばしたタイプもある。全体的にやや刺々しく、高級感というよりはゴージャス感が強いので、ややとんがったイメージのハイブランドとかに似合うだろう。ちょっと長文には向かないが、広告のボディコピーぐらいならなんとか。字幅はレギュラーとやや細めの Condensed、さらに細くした Compressed の3種がある。それぞれイタリックもあって5ウェイト。
本日なんか『マーマレードの日』らしいのでこちら。ラフでかわいらしいハンドレタリング。コンデンスなモダンローマンを模した書体で、手書きのオーガニックなカーブが多分に残っており、フィルは塗りつぶしがラフであちこち塗り残しがある。にゅよっとした線で繋がるリガチャーが豊富にある。このテイストによく似合うフードイラストのアイコンがあり。キリル文字もサポートしている。1ウェイト。