ヴィクトリア朝スタイルのデコラティブなディスプレイ。セリフがタスカン(魚尾型)の植物的なニュアンスがふんだんに施されたディスプレイで、往時の雰囲気満載のレトロな書体である。レイヤードになっており、インラインやシャドウスタイルのものを重ねて色分けすることでアレンジでき、かつオーナメント類も付属しているので、好きなだけデコる事が可能。小文字はなくスモールキャップス。1ウェイト。
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本日は一般財団法人ルビ財団(なんじゃそりゃ)が定めた『ルビの日』らしい。その昔、英国では 5.5pt ほどの活字のサイズを ruby と呼んでおり、これが日本でルビに使ってる文字サイズに近かったためそう呼ばれるようになったとか。というワケでこちら。落ち着いた優しい雰囲気のクラッシーなフレアセリフ。やや太めのゆったりしたストロークで構成された書体で、大文字の大半にスワッシュオルタネートがある。この手の書体としてはややボタっとしており、少しお年を召した上品な御婦人、といった雰囲気である。1ウェイト。
端正でダンディなシグネチャースクリプト。ストロークにちょっと筆っぽいニュアンスのあるタイプで、コントラストがやや強くストロークの端にインク溜まりがある。大文字のグリフはちょっとだけシャレたスワッシュが付いているが、オルタネートはない。小文字にはビギニングおよびエンディングストロークの付いたオルタネートがある他、リガチャーがちょっとだけ。雰囲気はやっぱり男性的だろうか。1ウェイト。
ヴィンテージ感あふれるヴィクトリア調ディスプレイ。タスカン(魚尾風セリフ)を持つモノラインの書体で、スワッシュオルタネートやリガチャーを多数持っていて大変レトロ。レイヤードになっており、フィルが変わっていたりやシャドウが付いたりしたものが8種あって、それらを自由に重ね合わせる事で様々な表情を作ることが可能。色を変えると更にバリエーションが広がる。大文字のみでスモールキャップス。
カジュアルでレトロなスクリプト。他のスクリプトに比べてちょっと変わっており、特に大文字やスワッシュなどに個性的な特徴がある。アウトラインもガタガタしており、全体的な雰囲気もカジュアルながら大変シックでレトロ。制作年が古いため総グリフ数は440程度とちょっと少ないが、他と違うテイストをお求めならこちらはオススメ。イタリアンやお手頃なビストロなどによく似合うと思う。1ウェイト。
本日『マーマレードの日』らしいのでこちら。カジュアルでかわいらしいハンドライテンディスプレイ。手書き文字、とはいえスクリプトではなくサンセリフを手書きしたような書体で、グリフは通常よりラフに変形していておもしろい。全体的な雰囲気はガーリーでかわいらしく、カジュアルに使えるだろう。名前のリンゴンベリーは日本ではコケモモと呼ばれる果実だが、あまり日本市場では出回っていない。マーマレードは本来果皮の入った柑橘類のジャムだけをそう呼ぶのだが、細けぇことはいーんだよ(笑)。
ソフトでフレンドリーなサンセリフディスプレイ。柔らかな印象のポップなサンセリフで、アウトラインの角が丸くなっているほか、斜めのストロークがくっと曲がってアーチ状になっているのが特徴。A や R など頭でっかちなプロポーションがかわいらしさを演出している。子供向けや食品・スイーツなどと相性が良さそう。イタリックはないが8ウェイトあり。ただいま30%オフセール中。
繊細でシックなディスプレイローマン。基本はヘアラインが特徴的なややコントラストのあるエレガントなグリフで、大文字には見ての通り非常に繊細なスワッシュが付いている。グリフはちょっと変わったところはあるがそれほど変形しておらずほぼスタンダード。大文字と小文字のサイズ差が大きい Extra というタイプもあり、大文字を目立たせたい場合はこちらを使うといいだろう。それぞれにスモールキャップスタイプもある。
モダンでチャーミングなシグネチャースクリプト。ごく細いペンストロークのカジュアルでゆったりしたタイプで、グリフは筆記体のそれながらも可読性を保っており、大変読みやすい。小文字にはリガチャーが20弱とエンディングストロークの付いたオルタネートがあるが、大文字にはまったくないのがちょっと残念。グリフが大変エレガントなのでちょっともったいないかなという感じである。やや傾きが強い Italic と2スタイル。
本日『エスプレッソの日』だそうなのでこちら。筆のニュアンスがちょっと残ってる太めのディスプレイ。元は多分サンセリフだが、あちこちにレタリングのブラッシュスクリプトのように筆の感じが残っていて、カジュアルでおもしろい雰囲気を醸し出している。KO のような変わったリガチャーが多数…といいたいところだが5種類しかないのはちょっと残念(笑)。画像には大文字しかないが小文字もちゃんとあるのでご安心を。カフェやコーヒースタンド、スイーツなどにも似合うと思う。名前の由来は不明。