筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Poseidon

Poseidon

1846年の今日、色々な計算で予言されていた海王星の存在が初めて確認された日だそうである。本来海王(神)=ネプチューンなのだが、そのものズバリの書体が見つからなかったので、ギリシャ神話でネプチューンと同一視されているポセイドンの名を持つ書体を紹介する。すべてのステムが波打っている変わったローマンである。結構クセが強いかと思いきや、意外と読みやすい。イタリックは水槽の向こう側にでもあるかのように見えるのがおもしろい。セリフは直線的で太く、ブラケットもないのでスラブセリフと分類できるかもしれないが、なんとなく雰囲気はローマンなのでローマンて事にしといてくれ。

Category(s)
Design Date
1988
Designer(s)
Publisher

FP København

FP København

ややエキスパンド気味な平べったいサンセリフ。字によっては左上か右下(あるいは両方)にちょろっとセリフっぽいものが付いているのが特徴。カウンターは大きめでアセンダーやディセンダーはかなり小さく、字間は最近の書体には珍しくやや詰め気味。イタリックはオブリークタイプ。名前はコペンハーゲン Copenhagen のデンマーク語綴りで、実は読みも「クブンハウン」ぐらいが近いらしい(コペンハーゲンは英語読み)。オーナメントにはコペンハーゲンの名所の建物…ぽいものも多い。5ウェイト。ただいま68%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher
アンドリュー・ポセケリ 著、 村上玲・横山文子 訳 / エムディエヌコーポレーション / 2016年
英国人デザイナーが教えるアルファベットのひみつ

ラテンアルファベット26文字の1文字1文字について、その成り立ちや欧米人が抱くイメージなどか解説された本。例えば A はやはり最初の文字で、1番でありエースというイメージがあるようで、2010年のミズーリ大学の実験では、試験前に A を見た学生と見なかった学生とでは、前者の方が良い成績を修めたという。こんな感じで A から Z まで解説されている。ネイティブでない日本人には意外な情報もあっておもしろい。著者のサイトはこちら。日本在住の模様。

Astoria Classic

Astoria Classic

エレガントなセミセリフ。Astoria というセミサンズを元に、ステムにコントラストを付けてクラシックな雰囲気を持たせたものらしい。プロポーションがよく、エレメントも控えめで美しい。字種が Std 仕様なのが残念だが、筆者は一目見てデザインを気に入った。女性向けの商品などによくマッチするだろう。4ウェイト。サンセリフ版もあって、こちらもなかなかエレガント。ちなみに本日はアメリカの有名なマジシャン、David Copperfield の誕生日らしい。が、サンプルにある David Copperfield とは、まったく同姓同名の主人公が登場する Dickens の小説のタイトルだそうである。まぁ偶然。ただいま20%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

TT Moons

TT Moons

本日旧暦の8月15日。いわゆる中秋の名月である。よってこの書体を紹介。陸上トラック型楕円をベースにしたモダンローマン。ジオメトリックと言えばそうかも知れない。そこまで奇抜な字形はしていないが、コントラストが強く、ヘアラインはかなり細いので、やはりディスプレイとして使うのが無難だろう。x-ハイトはかなり大きく、それなりに読みやすい。イタリックは思いの外柔らかい印象。割と使えるんじゃないかなと思う。キリル文字もサポート。5ウェイト。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Woolen

Woolen

ゆるゆるの手描きイタリック。一応活字のイタリックのスタイルではあるが、全然キレイにレタリングされておらず、手描きでふにゃふにゃのままフォントに仕立てられた書体である。かの Jean Jannon の見本帳にあったものを参考にしたとあるが、こんなんも活字になってたのかな…。大文字にオルタネートはなく、小文字にはあってもかなり微妙な差しかない。オサレ雑貨屋のアロマキャンドルとかに、よくこんなんでなんか書いてあったりするので、その辺の用途に使えるかも。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

ITC Edwardian Script

ITC Edwardian Script

Bickham Script などと並ぶカッパープレートスクリプトの古典(?)。コントラストが強い、まぁまぁよくあるカッパープレートだが、大文字は結構デコラティブにデザインされていて華やかな雰囲気がある。発表は94年と古いが、Pro 版にバージョンアップしオルタネートの字種が増えてはいるものの、最近のスクリプトほどの数はない。でも使い勝手はそれなりに良くなっているだろう。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
1994
Designer(s)
Publisher
ITC
House Industries, now available on MyFonts!

Liana

Liana

ダイナミックでラフなスクリプト。傾きが大きく、大文字と小文字のサイズの差が大きい。ストロークに太細の差がさほどなく、ペンとブラッシュの中間のようなニュアンスがあり、字形は全体的に柔らかく、女性的な雰囲気を持っている。結構可愛らしくて筆者は好きな書体だが、古いので残念ながらオルタネートが皆無である。Pro版の登場を期待したい。1ウェイト。名前は、熱帯雨林に生えるつる性植物の総称らしい。歌手のリアーナとは関係ない模様(笑)。

Category(s)
Design Date
1998
Designer(s)
Publisher

Brother 1816

Brother 1816

この書体の作者が言うには、本年は最初のサンセリフが世に出てから200周年だそうである(ホントかどうかは知らない)。それを祝して作られたジオメトリックサンセリフ(別に祝さなくても作ればいいじゃんとか言わないように)。結構読みやすい現代的なジオメトリックで、K、Q、R、Z にはサンプルにあるように右へぐぐっと伸びるスワッシュの付いたオルタネートがある。a と g は1階建てと2階建てが用意されている。アウトラインに2種類あって、普通のスムースタイプと、ラフな紙に印刷されたようにギザギザになっている Printed というタイプがあり、それぞれ8ウェイトずつある。ただいま85%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Mynaruse Royale

Mynaruse Royale

カッパープレート風味のあるディスプレイローマン。元々 Mynaruse という書体が別にあり、それのスワッシュ&リガチャー増加のバリエーションである。ちょっとデコラティブ過ぎてクセが強いので扱いが難しいが、うまく使えば高級感が出るだろう。このテの書体はちょっと空け組にするものだが、リガチャーがあると詰めるしかないので、その辺もハードルが高い。ご健闘を祈る。小文字はなくスモールキャップスで6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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