筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

P22 Bauhaus

P22 Bauhaus

本日は建築家ミース・ファン・デル・ローエ Ludwig Mies van der Rohe の誕生日(1886)。短期ではあるが、かのバウハウスの校長を務めた人なので、こちらを紹介。Bauhaus は Benguiat の ITC Bauhaus が有名なので、変わりダネのこちらの方がおもしろいかなと。同じくバウハウスにいたヘルベルト・バイヤー Herbert Bayer デザインの書体。ファミリーの Universal は ITC Bauhaus にも雰囲気がよく似てるが、大文字がなく(確か大文字不要論を唱えてたような…うろ覚え)、小文字も若干字形が違う。Fonetik の方も同じくジオメトリックながらも、かなり変わった字形が多いのが特徴。 あと変な図形アイコンが入った Bauhaus Extra もあり、ちゃんとバウハウスのロゴも入ってる。

Category(s)
Design Date
1997
Publisher
P22

Witchcraft

Witchcraft

クラシカルでデコラティブなディスプレイローマン。ヴェネチアン風味がありながらコントラストの強い書体で、あちこちふにょっとした装飾がされており、v、w、y の上部が閉じているのが特徴。x-ハイトが大きく可読性は悪くはないが、クセが強いので長文向きではないだろう。中世ヨーロッパ風味のRPGなどによく似合うと思う。名前の意味は「魔術・妖術」(witch = 魔女、craft = 技術)。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Kirimomi Display

Kirimomi Display

なんとなく気持ちのよい(主観)ディスプレイ。部分的にステンシルのように切れ目が入っているのが特徴。骨格がエレガントとずんぐりの中間ぐらいで、キレイめ過ぎず可愛すぎず、何というかほっとする読みやすい書体である。名前が日本語なのは、作者が日本在住である事が原因な模様。調べると渋谷に事務所を構えているようである。3ウェイト。イタリックもあり。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

White Oleander

White Oleander

カジュアルなマーカー(ブラッシュ?)スクリプト。ベースラインは揃いながらも、普通の人の自然な筆致に近いスクリプトで、ラフな紙に書いたようなカスレも再現されている。レギュラーの他に傾きの弱い Upright、逆に強い Slanted、字幅がやや狭い Compact と4バージョンあるが、違いはかなり微妙(笑)。リガチャーが32種用意されている。名前のオレアンダーは花の名前(和名はキョウチクトウ)。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

AF-LED7 Seg-Platz

AF-LED7 Seg-Platz

本日は「電卓の日」だそうなのでこんなのを紹介。いわゆる7セグメント方式で表示される英数字をフォント化したもの。なかなか見事な再現性で(笑)、スマホでさえもかなりの高解像度を誇るこの時代では逆に結構おもしろい。数字はともかく、ローマ字は字形によってかなりムリがあり、むかーーーしのゲーム機などで用いられてた際は読めなくて、「あれ?バグってる?」と勘違いする事も多々あったのがいい思い出である。ちなみにこの Fortune というファウンダリー、他に6つのフォントを MyFonts で発表してるが、全部こんなのである(笑)。よほど好きなのか…。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Allegretto Script

Allegretto Script

本日は「ミュージックの日」だそうなのでこちらを。音楽用語でテンポの速さを表す言葉がいくつかあるが、「やや快速に」という意味の名を持つモダンスクリプト。名の通り、ぐらぐらゆるゆるではなく、ちょっとスピードを速めて書いたような印象の書体である。ほぼすべての文字にオルタネートがあり、グリフ数が計1,000以上あって使いごたえがある。リガチャーは少なめ。2,000円程度と非常に安いので、お気軽にどうぞ。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Irish Penny

Irish Penny

明日3月17日は聖パトリックの祝日 St. Patrick’s Day。アイルランドの守護聖人、聖パトリックの命日を祝う(?)日である。という事でこちらを紹介。英国やアイルランドで中世に使用されていた書体、Insular のサンセリフ版。英国の芸術家、Percy Metcalfe がデザインしたアイルランドの昔のペニー硬貨に使用されていた書体を元に制作したとある。15世紀以前の書体は大文字小文字の区別?がなく、これにもないが、小文字のグリフにはサイズの小さい字形が割り当てられており、スモールキャップス的な感じになっている。リガチャーが非常に豊富。オブリークタイプの Italic もファミリーにあり。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Olive

Olive

本日「オリーブの日」らしいのでこちらを。サードウェービーなゆるゆるハンドドロウンディスプレイ。細いサインペンなどでデザインされたようなストロークでゆるゆるな線で構成されており、字形はコンデンス。ストロークの端にはわずかにインク溜まりができている。大文字のみで小文字もなく、またありがちなイラストアイコンさえないという潔さ(笑)。ま、1,000円もしないので気軽に使えるかなという感じ。かわいくはあるしね。

Category(s)
Design Date
2012
Publisher

Hawking

Hawking

車椅子の天才ことスティーブン・ホーキング Stephen Hawking 博士が本日他界された。という事で氏の名を冠する書体を紹介。ややぼったりしたスラブセリフ。レギュラーウェイト以下ではコントラストが弱く、x-ハイトも大きくてまぁ読みやすいかなという感じ。作者は名前の通り科学分野での使用に適しているとしているが、サンプルはなぜにオールドスタイル数字…(一般的に科学分野ではライニング数字が使われる)。ちなみにサンプルにある SETI とは「地球外知的生命体探査」の事である。実際いくつかの研究機関で大真面目に宇宙人探しは行われてはいるが、いつも資金不足に悩まされているようだ(笑)。ホーキング博士はこの分野とは関わりがないどころか、「宇宙人とコンタクトをとるべきではない」と主張されていたとか。だが今頃は、誰かと平和的にコンタクトしてるかもしれない。そうである事を願う。合掌。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Village

Village

クラシカルなヴェネチアン。20世紀前半に活躍したアメリカのタイプデザイナー、Frederic W. Goudy が自身のプライベートプレス、Village Press のためにデザインした書体だそうな。ヴェネチアンはx-ハイトが小さいものが多く、やや可読性に難があったりするが、この書体はカウンターも広めで小さく使っても読みやすいだろう。ただし1ウェイトのみでイタリックもないというのがちょっと悲しい。その分非常に安いので気軽に使えるだろう。ジョブプリント(端物印刷)が主なプライベートプレス用の書体らしく上品で、招待状などに使うと綺麗だと思う。

Category(s)
Design Date
2018
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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