カジュアルなモダンスクリプト。割りと太めの筆ペンでデザインしたような書体で、ストロークのコントラストは結構強め。グリフはカウンター広めの緩めでややバウンシー。スワッシュオルタネートはなく、リガチャーがちょろっとあるぐらい。ガーリーな用途にどうぞ。1ウェイト。ただいま50%オフセール中。
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多数のフィルバリエーションを持つかわいらしいモダンローマンディスプレイ。1917年、「1812年ロシア戦役」の100年記念にサンクトペテルブルクの Lehmann 活字鋳造所で(おそらく)Alexandre Benois によってデザインされた、と説明にはある。その戦役が何なのかよくは知らんが(笑)、ともあれそうらしい。太めのモダンローマンをベースに、サンプル画像にある影付き横縞の Sunny Dark をはじめ、ソリッドな Black、シェブロン(山型)と横縞の Origin など14種類ものフィルのバリエーションがある。どれもレトロで大変かわいらしい。最近非難轟々のロシアだが、まあ芸術に罪はあるまい…。大文字のみでキリル文字もサポート。ただいま50%オフセール中。
本日は1969年にアポロ11号が月面着陸した日だそうな。降り立った「静かの海 Sea of Tranquility」にちなんでこちら。正統派本文用オールドスタイルローマン。ややライトウェイトの端正で美しい書体で、とにかく真面目で遊んだところがなく、「平静・平穏」の名にふさわしい。ルネサンス期の雰囲気をよく持っている。スモールキャップスとオールドスタイル数字もあり、本文組で困ることはないだろう。3ウェイト。
暑いので涼し気(?)なスクリプトを紹介。カジュアルなマーカースクリプト。やや太めのストロークで、大文字は大きくゆったり、小文字はさほど暴れず素直で読みやすいグリフをしている。小文字にだけちょっとストロークの伸びたオルタネートがある。抜け感がありつつ可読性も保ちたい場合に重宝するだろう。1ウェイト。
繊細で品の良いクラシカルなローマン。トランジショナルに分類できるかと思うが、18世紀頃の雰囲気をよく持っていると思う。正統派の本文用だが、オルタネートにセリフが小さなティアドロップになったタイプがあり、K や R のレッグがぐいっと伸びたものもあって、ディスプレイ用途としても華やかな雰囲気を演出できるだろう。7ウェイトある他にバリアブルタイプもあり。名前はジョジョファンにはお馴染み「教皇」の意。画像がグリーンなのは偶然か? ただいま60%オフセール中。
ちょっとアール・ヌーヴォー風味のあるディスプレイ。グリフが大変クラシックながらステムはほぼモノラインなので、そこまで古めかしい感じはしない。セリフはウェッジ型のものがちょこんと付いている。てっぺんにバーが乗った A やカーブした E、下部が膨らんだステムのある U などがヴィンテージ感があって大変筆者好みである。1900年前後に英国で活躍した装丁家の Albert Angus Turbayne のデザインした書籍のタイトルから起こしたものとの事で、この名が付いている。大文字のみで1ウェイト。
ユニークな太めのディスプレイサンセリフ。一部ストロークがループやウェーブしていてポップでおもしろい。というぐらいだろうか(笑)。イメージが夏っぽかったので紹介した。この書体に似合う変わったロゴのテンプレートも5種付属している。大文字のみで1ウェイト。
大変繊細で品のいいディスプレイローマン。ライトウェイトかつ細身の書体で、コントラストもセリフもごくわずかという、消えてしまいそうな繊細な書体で、見ての通りエレガントなリガチャーも多数ある。A, E, F, H にはバーがドットになったオルタネートもあり。大文字のみでグリフは少ないがその分安い。1ウェイト。
ちょっとレトロなジオメトリックサンセリフディスプレイ。基本はジオメトリックではあるが所々に手が加えられ、完全な定規やコンパスのラインではなくなっており、ちょっと手のぬくもりが感じられるかわいらしい書体となっている。a がちょっと丸すぎるが、それ以外は可読性は結構良好。イタリックはストロークの最初や最後にちょっとした打ち込みが見られる。6ウェイト。
ゆるめでカジュアルな読みやすいシグネチャースクリプト。モノラインでゆるいストロークのスクリプトで、シグネチャータイプではあるものの、字形はさほど崩れておらず、ベースラインも揃っていて読みやすい。文字列を囲うようなスワッシュオルタネートがあり、うまく使えばシグネチャーっぽく仕上げることが可能。1ウェイト。