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Portheras

Portheras

クリーンでカジュアルなヒューマニストサンセリフ。手書きのニュアンスが多分に含まれ、柔らかい印象がありながら野暮ったくはなく、大変すっきりしていて読みやすい書体。イタリックはオブリークとの中間的なスタイルだが、こちらはより手書き風味がある。英国風味を意識しており、カジュアルでありながらも小さめのxハイトがエレガントさを醸し出している。「シルクのブラウスにサンダル、バミューダパンツにネクタイを着こなせる」ようにデザインしたとのこと。おっしゃれ~(笑)。名前は英国コーンウォールにあるビーチの事だそう。8ウェイト。

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Design Date
2022
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Senatus

Senatus

久々に紹介する碑文系ローマンキャピタルディスプレイ。まあ Trajan でいいじゃんとなるぐらいにはこれといった特徴はないが(笑)、これは数ある同種の書体の中でもかなり出来の良い方だと思う。非常にシンプルな書体ではあるが、それだけにちょっとした線の狂いでバランスが崩れるので、かなり細かく調整したんじゃないだろうか。大変威風堂々としていて美しい。よ~く見ないと違いが分からないが、オールドスタイル数字があるのがめずらしい。名前はラテン語で「元老院」の意味で、古代ローマ帝国の御触書の冒頭は「Senātus Populusque Rōmānus(ローマの元老院と人民へ告ぐ)」が決まり文句だった。略して「SPQR」と書くこともある。

Category(s)
Design Date
2003
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Theresa Corstance

Theresa Corstance

本日はマザー・テレサ Mother Teresa の誕生日(1910)という訳でスペル違いのテレサな名を持つ書体を紹介。繊細でエレガントなモダンローマンディスプレイ。ライトウェイトの繊細な書体で、ヘアラインがすっ飛んでしまうので大きく使うのは必須だろう。通常このテの書体はコンデンス気味だったり腰高だったりするのだが、こちらはやや幅広で重心も普通。とはいえゴージャス感は失われてはいないと思う。小文字はなく大文字のみ。リガチャーは多少あり。イタリックと2スタイル。

Category(s)
Design Date
2024
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Qiunels

Qiunels

ゴージャス感あふれるディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンをベースに、ストロークにインラインが入っていて雰囲気が非常にゴージャス。ラインが中央部で車線変更しているだけだが、なぜか全体的にねじれているような錯覚を起こさせる。一部の文字には大きなスワッシュの付いたオルタネートがあり、全体的な雰囲気は非常にエレガントかつゴージャス。富裕層に喜ばれそうな(笑)書体である。大文字のみで1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2022
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Agliosa

Agliosa

これまた変わったスタイルのカリグラフィーイタリック。一見カッパープレートにしか見えないほど繊細なストロークを持った書体だが、コントラストの付き方やループやコネクションがないところから一応イタリックに分類できるだろうかという感じ。通常は滑らかにするカーブの一部がぎこちなく折れ曲がっていて非常に個性的。大文字のスワッシュオルタネートにはカッパープレートのスタイルをふんだんに取り入れている。とにかくなんかすごく新しいステキな書体。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
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Coco Sharp

Coco Sharp

本日はかのココ・シャネル Coco Chanel の誕生日(1883)ということでこちら。8年前に紹介した Coco Gothic のリファイン版らしい。名前の通りシャープなジオメトリックサンセリフだが、鬼のような拡張が施されており、スモールキャップスや各種数字はもちろん、ギリシャ文字やキリル文字、果てはアラビア文字までサポートしていて、グリフ数は2000を超える。また小文字の大きさ(xハイト)もレギュラーの他に XS, S, L, XL があって、もちろんそれぞれにイタリックもあって6ウェイトずつで計60種、さらにはバリアブルもアップライトとイタリック2種ある。すんごいビッグファミリー。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

Leftheria Pro

Leftheria Pro

本日は『世界左利きの日 International Lefthanders Day』らしいので(なんでや)こちら。コンデンスでクリーンなディスプレイサンセリフ。見ての通りモノラインのほっそ長いシンプルな書体で、カーブが 1/4 円弧を用いて木の葉のようになっているのが特徴。古代ギリシャのイオニア式柱頭をヒントにデザインしたとあるのだが、どの辺がそうなのかはよく分からない(笑)。多分意図してではないだろうが、アール・デコ風味があるようにも思う。5ウェイト。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
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Autumn

Autumn

本日は暦の上では立秋だそうなので(どこがだよ)こちら。ユニークなストロークを持った優雅なディスプレイ。平筆で書いたような S 字カーブのストロークをあちこちに持った変わった書体で、エレガントな雰囲気を持っているが全体的にやや太めなの気取りすぎてない所が親しみやすいだろうか。小文字にはいくつかリガチャーがあるが、画像の tu はちょっと t が変形しすぎて読みづらいかなという感じ。ま、注意して使ってほしい。1ウェイトのみ。

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Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Fox Thess

Fox Thess

本日は童話『ごんぎつね』の作者、新美南吉の誕生日(1913)だそうなのでこちら。リガチャーがおもしろいクラッシーなモダンローマンディスプレイ。繊細で腰高なモダンローマンをベースに、ユニークなリガチャーを多数持った書体。まあ最近よくあるっちゃよくあるタイプ。基本的なグリフ自体は割とスタンダードで奇妙に変形した文字はないが、リガチャーの仕方がにゅよっとしたカーブが隣のグリフに食い込むという変わったやり方をしていておもしろい。小文字はなく大文字のみ。1ウェイト。ちなみに筆者はごんぎつねを読んだことはない(笑)。教科書になかったんだよね…

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Design Date
2024
Designer(s)
Publisher
Bernhard Schönschrift EF

古い見本帳を入手したので、それに掲載されていた書体を紹介。レトロエレガントなタイプスクリプト。20世紀初頭のドイツのタイプデザイナー Lucian Bernhard の作で、当時よくあった活字と手書きのスクリプトの中間のようなスタイルで、これを筆者は勝手に「タイプスクリプト」と呼ぶことにしている。全体的にカッパープレート風味で、文字にリレーションはないが、大文字は特にカリグラフィックで美しい。作例がなかったので、画像は見本帳をスキャンしたもの。とてもエレガント。Bernhard の書体はいくつものファウンダリーからデジタル化されているが、この書体はこの Elsner+Flake 版しかない。2ウェイト。

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Design Date
1928
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