綺麗なスペンサリアンカッパープレート。いまどき珍しい正統派の真面目なスクリプトで、大変クラシカルで美しい。オルタネートもかなり豊富で総グリフ数は1200もあるので、誰でも達人風の文字組みが楽しめる。大文字には丸く花のオーナメントで囲ったイニシャルもあり。さらに珍しく、モノラインのスクリプトと、手書き風のセリフとサンセリフもファミリーにある。
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トラディショナルだけどモダンなカリグラフィーイタリック。技法やストロークはトラディショナルのそれなのだが、字形が伝統的なものと比べてだいぶ崩れていて、かなりモダンなイタリックとなっている。傾きが大きく、大文字はかなり幅広。ベースラインはほぼ揃っていて、スワッシュオルタネートもおとなしめ。モダンスクリプトほどは崩れてないけどトラディショナルではない、というおもしろい書体。1ウェイト。
久々にシグネチャースクリプトの紹介。ややゆったりめのストロークで、文字サイズにさほど差がなくベースラインも小文字はほぼ揃っており、全体的におとなしめの書体である。スワッシュオルタネートはなく、リガチャーが20種ほど。アップライトの Regular とやや傾いた Italic の2種。
エレガントでミニマルな(謳い文句そのまんま)ディスプレイローマン。ライトウェイトで繊細なモダンローマンで、骨格もだいぶゆったりしている優雅な書体である。そんなに変わったグリフはないが、R のレッグがぐぃっと張り出しているのが特徴的。小文字はなく1ウェイト。
高級感のあるフレアセリフディスプレイ。基本はハイコントラストでコンデンスなタイプだが、C や O などの丸い字はゆったりと大きなグリフになっており、それが文字組みにゆらぎを生んでいる。大文字にはリガチャーが20種ほどあり。全体的にクラシカルで優雅な雰囲気があり、筆者の思うカラっと明るいカジュアルな「カリフォルニア」とはちょっと違う印象。まあ行ったことがないんだけど(笑)。1ウェイト。
本日はフランスの劇作家・小説家のアレクサンドル・デュマ・フィス Alexandre Dumas fils の誕生日(1824)。代表作の『椿姫』にちなんでこちら。ま、よくあるフェミニンなモダンスクリプト。この手としてはスタンダードで、グリフもスワッシュもおとなしくそれほど特筆するところはないが、その分クセがなく使いやすいとも言えるだろう。1ウェイト。
繊細でかわいらしいスラブセリフ。スラブセリフというとがっしりしたものが多い印象だが、こちらは軽くて結構フェミニンである。コントラストが弱くほぼモノラインで、xハイトが小さく字間も広めとモダンである。大きな特徴としてスワッシュオルタネートが豊富で、1文字につき最大で5種類ほどもある。本文用としても十分だが、ご覧の通りフェミニンなディスプレイとしても使用可能。6ウェイトあるが、一番重い Black でも通常の Bold ぐらいの重さしかない軽い書体である。ただいま60%オフセール中。
植物的なエレメントが特徴的なスクリプトディスプレイ。パッと見ではちょっと分かりづらいが、ストロークがツタになっており、所々に葉がちょろっと付いている。そんな感じなのでどうにも長文には向かず、ロゴやちょっとしたキャッチコピーなどにしか使えないだろうが、うまく使えばハマるだろう。アロマショップなどにいいんじゃなかろうか。1ウェイト。
モダンなディスプレイローマンとスクリプトのデュオ。ローマンは最近流行りのエレガントな雰囲気を持った変形モダンローマンで、大文字のみでリガチャーやオルタネートがいくつかあり。スクリプトもかなりゆったりした優雅なタイプだが、小文字の r が単体だとちょっと読めない(笑)。もうちょっとなんとかならんかったんかなと思うが、全体的にライトウェイト、フェミニンで高級感がある。どちらも1ウェイトずつ。
またまたおもしろディスプレイローマンを紹介。この手としてはめずらしくファミリー展開されており、イタリックがあってウェイトも7つある。が、どれも結構細く、一番重い Bold でやっと普通の Regular かなという感じである。グリフはそこまで奇抜ではないが、一部 f や g などにかなりの変形が見られる。小文字のすべてと大文字の一部にスワッシュオルタネートあり。アップライトはバリアブルタイプもある。ただいま50%オフセール中。