ヴィンテージ感のあるラフでクールなハンドライテン。一見スクリプトのようだがコネクションはほぼなく、それぞれの字が独立しているものが大半。男性的かつヴィンテージ風味がありカッコいい書体である。オルタネートは別フォントになっており、異体字切り替え機能のないアプリでも使いやすくなっている。1ウェイト。
Tag: #handwriting
エレガントなモダンローマンと繊細なモダンスクリプトのデュオ。まあよくあるフォントデュオで、ローマンの方はレギュラーウェイトのコントラストの強いモダンタイプで、e や g にやや変わったグリフがあるものの、ほぼスタンダードな書体。大文字のリガチャーがいくつかある。スクリプトの方はライトウェイトのモノラインで、ゆったりしていて読みやすいタイプ。それぞれ1ウェイトずつ。
本日はかのベートーヴェン Ludwig van Beethoven の誕生日っぽい(1770年)。ぽいというのははっきりしておらず、翌17日に洗礼を受けた記録しか残ってないので多分前日だろうという想像である。そんなことは置いといてこちら。クラシカルなカッパープレートスクリプト。ヘアライン部が通常に比べてやや太めで、お陰で繊細さや優雅さがなくなっているが、ベートーヴェンには力強い音楽が多いのでまあこれも似合うのではという感じ。スワッシュオルタネートはそれなりにある模様。1ウェイト。
カジュアルで読みやすいシグネチャースクリプト。弾力の強いサインペンで素早く書いたような、ややコントラストのあるストロークでグリフはややラフで崩れ気味ではあるが、アップライトのせいか割と読みやすい。前後に水平に伸びるスワッシュの付いたオルタネートが各字にある(大文字は前のみ)ほか、リガチャーも結構豊富にあって手書き風味を再現できるようになっている。1ウェイト。
大変クラシカルな正統派カッパープレートスクリプト。これぞカッパープレート、というような最近ではめずらしいスタンダードなスタイルの書体で、大変優雅で華やか。フォーマルな招待状などにもまったく問題ないほど非常に美しい。オルタネートやリガチャーも当然豊富に備えており、総グリフ数は690以上もあって使いごたえがある。ごちゃごちゃさせずに使いこなすには技術と知識が必要だが、挑戦してみる価値はあるだろう。1ウェイトのみ。ただいま50%オフセール中。
本日は天王星の発見者ウィリアム・ハーシェル Sir Frederick William Herschel の誕生日(1738)らしいので、名前だけ一緒のこちら。おしゃれサンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフはコンデンスなタイプで、全体的に腰が低く頭でっかちなプロポーション。スクリプトの方はライトウェイトのモノラインでゆったりしたカジュアルなグリフをしている。全体的にはややフェミニンなおしゃれな雰囲気。双方とも1ウェイトのみ。
グラフィティ風味を多分に含んだカリグラフィーイタリック。基本はカリグラフィーの基礎的な書体であるイタリックだが、スタイルは現代的。大文字がかなり小さく、相対的に小文字が大きくなっている他、コントラストが強く、あちこち尖っていてスパイキーである。結果としてグラフィティのような雰囲気を持ったスクリプトとなった。スワッシュオルタネートが多数あり、総グリフ数は800近い。作者は南米のスクリプトの名手で、本書体は結構久しぶりの新作である。4ウェイト。
ヴィンテージ感あふれるミクスドファミリー。一時期こういった書体が流行ってたが見なくなり、久しぶりに出たと思う。コントラストのあるラウンドサンズの Sans とセリフの大きなローマン の Serif、カッパープレートスクリプトの Script の3種のファミリーで、どれもアウトラインがかなり荒れており、ヴィンテージ感が強い。Sans と Serif にはコントラストの弱い Small と幅の狭い Condensed があり、それぞれに2ウェイトずつ(Script のみ3ウェイト)。
本日はハレー彗星の名の元となった英国の天文学者エドモンド・ハレー Edmond Halley の誕生日(Jul. 1656)らしいので、名前がニアミスしているこちら。シンプルでカジュアルなモノラインスクリプト。細いストロークでゆったり書かれたスクリプトで、傾きや強いものの、グリフは崩れておらず大変読みやすい。大文字にオルタネートはないが、小文字にはちょっとしたエンドストロークがあるオルタネートがあるので、ちょこっとした変化は付けられるだろうか。全体的にシンプルで使いやすい。1ウェイトのみ。
ゆるやかでダイナミックなシグネチャースクリプト。文字の大小の差が大きく、グリフもやや崩れ気味で実際のシグネチャーの雰囲気に近いタイプでかっこいい(主観)。大文字にオルタネートはないが、小文字には水平に伸びるエンディングストロークが付いたものがあり、通常は語尾に使うのだろうが、作例のように語の途中で使うとスペースに緩急が出てなかなかいい効果が出ているように思う。1ウェイトのみ。