ガーリーでかわいらしいモノラインのミクスド。スクリプト、コンデンスサンセリフ、小さな丸っこいサンセリフ、スラブセリフと4種のミクスドで、どれも細いモノラインで若干手書き感は残るものの、昨今のサードウェービーなヤツほどではなく、スッキリしてて使いやすいだろう。スクリプト以外は大文字のみ。ちなみ Save the Date とは「この日は空けといて!」という意味で、欧米では結婚式や披露宴の正式な招待状を送る前に、こう書いた日付入りのカードを送るのが一般的らしい。二度手間や…(笑)。来月はジューンブライドという事で紹介しときました。
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サードウェービーな5種の書体のミクスド。モノラインのスクリプト(2ウェイト)、ブラッシュスクリプト、ヘビーウェイトのサンセリフ、それに飾りの付いたもの、モノラインのスラブセリフがあり、それぞれに Print というフィルがかすれたバージョンがある。どれも手書きの要素が若干あり。名前は言わずと知れた伝説の万能薬の事。元は錬金術から生まれた言葉(概念?)のようだが、ファイナルファンタジーシリーズをはじめ、ゲームの世界ではお馴染みの薬である。ちなみに最近「エリクサー症候群」という言葉が生まれた模様。簡単に言うと「宝の持ち腐れ」「貧乏性」に近いのだが、興味のある方はググりたまえ。
本日は「パンの記念日」だそうなのでこちら。バリエーション豊富でカジュアルなブラッシュスクリプト。7ウェイト、3種の幅で、フチがスムースなものとラフなものと2種類あり、合計42種類ある。筆というよりはマーカーに近い感じの筆跡で、スクリプト風味もさほどない。スワッシュオルタネートもないが、代わりにリガチャーは結構あるかなという感じ。名前は英語でパン屋を表す bakery をフランス語風に綴り替えたもの…だと思う。これだけバリエーションがありながら、パックで8,000円弱とお安いのも魅力。バラだと1つ2,000円ぐらいなので、パックのほうがお得だろう。
ちなみに最近『聖樹(まさき)のパン』というマンガにハマってる。最新刊でいきなり変な方にストーリーが曲がってるが(笑)、ディープなパンの知識が豊富でおもしろい。北海道開拓史や日本のパン屋の歴史なんかも知れて「ほほう」となる。なんとか軌道修正してくれることを祈るが、まぁあの小さなペンションだけでは話の展開も限界かな…。
ほんのり手書き風味が残るかわいらしいサンセリフ。基本的にはちゃんとレタリングされたタイプフェイスだが、切り返しの部分にちょっとだけ手書き風味を残していて、オーガニックな雰囲気がある。コントラストは弱めでモノラインに近い。大文字にはちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートもある。イタリックはないながら、8ウェイトと結構バリエーションがある。可読性も良好。
本日は世界初の宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリン Юрий Алексеевич Гагарин の誕生日(1934)。というワケでその名を持つ書体を紹介。バリエーション豊富な、というかまったく統一感のない(笑)ディスプレイファミリー。様々なスタイルの18種の書体群で、それぞれガガーリンの家族と子孫たちの名前が付けられている。Anna が長女でその息子が Boris、というところまで説明を読んで長いので諦めた(笑)。興味がある方は詳しくお読みくだされ…。しかしガガーリンて、34という若さで事故で亡くなってるんだな。生きてれば今年で84歳。まだ元気だった可能性はある。
本日はビスケットの日らしいのでこちらを。超楕円ベースのジオメトリックなディスプレイサンセリフ。文字としての字形にあまり固執せず、幾何学的な面白さを重視したような変わった字形が多い。ファミリーにはちょっと幅を広めた Ext と、それぞれにイタリックがあり。ちなみにクッキーとビスケットは、英国ではどちらも biscuit、アメリカではどちらも cookie と呼ぶらしく、アメリカでいう biscuit は英国でいうところの scone とほぼ同じというややこしいものとなっている。あとサンプルの画像があの4人ぽいシルエットになっているのはなぜなのかは知らない。みんなヒゲ生えてたっけ…。
少々乱暴な手書きスクリプト。普通のボールペンかサインペンでデザインされており、コンデンスというよりはやたら上下にストロークが伸びた、という風に表現した方がいいだろう。スワッシュオルタネートはないようだが、リガチャーが90種も用意されているとの事。このサンプルでも the、st、yl、ed、it などがリガチャーになっている模様。1ウェイト。
オシャレでカジュアルなシグニチャー(サイン)タイプのスクリプト。やはり能書家ではない普通の人が書いたようなスクリプトで、作例のように全部をこれで組むのではなくアクセントとして使い、他はサンセリフなどで組んだ方が映えるだろう。オルタネートはかなり用意されているが、異体字切り替えではなく別フォントになっている。どうも Creative Market で販売されている書体全般がこんな感じ。その代わりパックで$16と非常にお安い。このサイトではこのタイプのスクリプトが非常に豊富に販売されているので、一度ご覧になってはいかが。
本日は『クマのプーさん Winnie the Pooh』の作者、A. A. ミルン Alan Alexander Milne の誕生日(1882)。なので明らかにそれをもじった名を持つ書体を紹介。ぬちょっとした太くて柔らかいディスプレイ。アップライトの Roman と Italic、Italic をさらに丸めてコネクションを持たせた Script の3種のファミリー。ぶっとい割に結構可読性が良く、ミルクやお菓子のパッケージによく使われてそうな書体である。その辺の用途にどうぞ。
ゆっるゆるのかわいらしい手書きサンセリフディスプレイ。丸いフエルトペンで一発書きでデザインされたような字形で、字幅の狭い Narrow、広い Wide、両方が合わさった Mix、エレメントに花が付いたようなオルタネートがある Playful があり、それぞれにスモールキャップスと Bold ウェイトがある。あとスクリプトがひとつ。またオーナメントがかなり豊富で、春夏秋冬の季節名とそれぞれの花の名前の付いたフォントがあり、サンプルの字や図が小さくて判りづらいが(みんなこんな感じだった…)、ラベルにある図柄はすべてこれらの中にある。すごく女子ウケのよさそうな書体。ただいま50%オフセール中。