筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

Thunderbird

Thunderbird

本日5月24日は、最近何かと朝ドラで名前が出てくる、平塚らいてうの命日である。1971年に85歳で亡くなったそうだ。らいてう=雷鳥=サンダーバード、というワケでその名を持つ書体を紹介する。サンダーバードというと例のSF人形劇が思い浮かぶだろうが、元々はアメリカインディアン(ネイティブアメリカン)の間に伝わる伝説上の大鷲の事である(だからトーテムポール)。なので日本の天然記念物のライチョウとも全然関係がない。単に名前が偶然一致しているから紹介したというだけである(笑)。結構古い書体で、20世紀前半、人形劇よりも先に作られた。その頃より少し前の19世紀後半、こういったぶっとくて目立つ書体が多数作られた時代があり、その影響があるのだろう。その頃に作られた書体やそれらを用いた組版を Victorian Typography(ヴィクトリア朝時代のタイポグラフィ)と呼び、これが人によってはかなり賛否が分かれるものとなっている。興味があれば調べてみて欲しい。これもまー読みにくいよね。使い道あるかなぁ…。

Category(s)
Design Date
1920
Designer(s)
Publisher

Santis

Santis

Didone なディスプレイ用モダンローマン。字形そのものはスタンダードなモダンローマンなのだが、それぞれの字のオルタネートに、ヘアラインのフローリッシュがこれでもかっていうぐらいに付いている。バリエーションも大文字は2種、小文字は5種ほど。なかなか変わった書体である。2ウェイトあるが、Bold は太いステムではなく、ヘアライン部分だけが太くなっており、小さく使うことを考慮していると思われる。ただいま30%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Typography 09

グラフィック社編集部 / グラフィック社 / 2016年
Typography 09

年2回発行されているタイポグラフィ専門誌の第9号。今号の特集は「美しい本と組版」。一線で活躍されているブックデザイナーへのインタビューや大手出版社の組版ルール、実践編の「組版の常識と非常識」などなど今回も文字好き垂涎の記事満載。各種和文書体の組見本帳(小冊子)が付録されている。これだけあってやっぱりお値段据え置き!

Champ Ultra

Champ Ultra

本日5月19日は「ボクシングの日」だそうである。1952年のこの日、白井義男が日本人初の世界チャンピオンになったとか。白井はフライ級だけども、ヘビー級のこの書体を紹介。スラブセリフのファットフェイス。これぐらい太いと普通はコンデンスにするものだが、細身のヘビー級などいないとでも言わんばかりにがっちりと力強い。現在では大きく使うとちとうっとうしいかもしれないが、ま、うまく使ってね。

Category(s)
Design Date
1995
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Davanti

Davanti

カリグラフィーペンで書いたアップライトローマン。カリグラフィー業界(?)でいう Foundational Hand に近い書体で、Edward Johnston のそれよりはウェイトも軽く字幅もややコンデンス。全体的にややかっちりしつつも、エレガントさが漂う品格ある書体に仕上がっている。惜しむらくは字種がスタンダードで、オルタネートがまったくないのと、ファミリーもない事。大変綺麗な書体なので、できましたら拡張していただけませんでしょうか Stone 先生…。ちなみに筆者は、 Facebook にて Stone 先生に友達承認されている。へっへっへ。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher

Schuss Sans PCG

Schuss Sans PCG

新しい解釈でデザインされたヒューマニストサンセリフ。明らかにヒューマニストが原型にあるが、古い骨格をそのまま使用するのではなく、現代的なアレンジが付け加えられている。具体的には、字形が Eurostile のように全体的にやや長方形に近くなっており、カウンターはあくまで広く、可読性が良くなっている。イタリックはちょっとしたひねりのような手書き感が加えられている。字種も多く、ギリシャ文字やキリル文字もサポート。作者は同時に同じ骨格でローマンの Schuss Serif、スラブセリフの Schuss Slab、その中間のスタイル Schuss News も発表している。ただいますべて20%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

La Parisienne

La Parisienne

すっきりと軽めなミクスドファミリー。何度も言うが、このテの書体は過剰な手書き感が若干鼻につくようになってきたのであんまり紹介したくないが、これはさっすがパリジェンヌの名を持つだけあって、キレイにまとめられている。コンデンスなフレアセリフとローマン、ローマンのインライン、ブラッシュスクリプトなどなど6種類。ローマンの方はちょっとしたスワッシュなどの装飾があり、なかなかエレガント。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Martini

Martini

本日5月13日は「カクテルの日」。カクテルと言えばこれ、マティーニの名を持つ書体を紹介する。その名も CocktailDay.com によれば、1806年に世界で初めてアメリカの新聞でカクテルが紹介された日だそうで。王様と呼ばれ、シャープさがウリのこのカクテルには似つかわしくないずんぐりとしたスラブセリフなのがとても残念。なので書体の紹介は早々に切り上げ(笑)、カクテルについて。
カクテルは大きく分けてショートとロングがあり、見た目の違いは氷が入っているか否か。ショートは氷なしで温くなるのが早いので、3口で飲めと言われることからショートと呼ばれる。三角のいわゆるカクテルグラスに入っている事が多く、アルコールも強いものが多い。マティーニはショートの代表格で、みんな知ってて一度は頼むが、強くて飲めない人が多数続出という(笑)ハードルの高いカクテルである。日本ではジンベースでステアがスタンダードレシピだが、海外ではウォッカベースでシェイクが普通らしい。なんでこんな違いが出たかは不明。
バーは誰でも最初は緊張するし、カクテルも知らないので何を頼んでいいか判らない事が多いが、「フルーツを使った甘くて軽めの」「炭酸でスッキリした」「ガツンと強い」みたいな頼み方でいい。バーテンダーはそれぞれの好みに合ったカクテルを作ってくれる。必ずカクテル名も教えてくれるので、気に入ったのがあれば覚えておけばどこへ行ってもそれを頼む事ができる。ジュースや炭酸だけを混ぜるノンアルコールのカクテルもたくさんあるので、酒が飲めなくても安心だ。本日は金曜だし、バーに行ったことがない人はデビューしてみてはいかが。って酒が飲めない筆者が言うのもなんですが(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

Monstra Nuova

Monstra Nuova

’30年代風味あふれるアール・デコ調ジオメトリックサンセリフ。グラフィックをちゃんと勉強したことがある人は、教科書でこのサンプルイメージのようなポスターを多数見たことがあるだろう。カッサンドルらの活躍華々しき頃の時代をホウフツとさせる書体である。6ウェイトあるが、それぞれにAからDのオルタネートがあり、それぞれに字形が若干違う。80年以上も前のスタイルだが、今でも古臭さは感じない。ちゃんと使える書体だと思う。

Category(s)
Design Date
2009
Designer(s)
Publisher

Tact Slab New

Tact Slab New

太めでコンデンスながら可読性が良いスラブセリフ。これぐらい太いと通常カウンターが潰れたり字形がぼやけたりするものだが、どうしてどうして結構読める。圧が強いので、ドリンク剤とかスポーツ、あとは軍関係(ここは日本です)などで重宝するだろう。残念ながらイタリックはなし。3ウェイト。ただいま46%オフというハンパなセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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