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Tag: #casual

Mistral

Mistral

本ブログでは名前だけちょいちょい出ていた、古い名作定番スクリプト。丸筆でさっと書いたような筆致で、画家のサインのような雰囲気がある。小文字は綺麗に繋がっているが、f や g など一部見慣れない字形があって、人によってはちょっと読みづらいかもしれない。大文字はいわゆるほぼブロック体のようなグリフなので、スクリプトにしては珍しく大文字だけで組んでも特に問題ない。全体的にカジュアルなフレンチ風味があるので、パティスリーやブーランジェリー、ビストロなどによく似合うと思う。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
1953, 1989
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Daily Coffee

Daily Coffee

カジュアルでかわいらしいスクリプト。細いモノラインのストロークでゆったりと書かれ、小文字に比べ大文字はかなり大きい。曲線は直線的(?)で、S字のカーブはほとんどなく単純なので、全体的にかなりシンプルに仕上がっている。とてもカジュアルでかわいらしいが、欠点がちょっと細すぎるところで、小さくは使いづらいのがネックかなという感じ。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Billion Miracles

Billion Miracles

カジュアルでガーリーなシグネチャースクリプト。モノラインの柔らかいストロークで、小文字は小さく横の流れが強いが意外と可読性は悪くない。派手なスワッシュオルタネートはないが、小文字には微妙なグリフ違いのオルタネートとリガチャーが多数あり、手書きのブレが再現できるようになっている。雰囲気はやっぱりガーリーかなという感じ。名前は「10億の奇跡」という意味だが、10億もあるとそれが普通で奇跡とは呼べない気がする(笑)。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2021
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Gotti

Gotti

北欧レトロポップなジオメトリックサンセリフディスプレイ。作者らがスウェーデンのイェーテボリに旅行した際にインスパイアされたものとのこと。バウハウスと’70年代のテイストを取り入れたそうな。角に大きく R を取り、ジオメトリックでありながら冷たい感じがせず温かい雰囲気を醸し出している。変わったグリフが多く、ロゴなどに使うと目を引くだろう。 IT スタートアップのサービスに良さそうである。画像は太いが、かなり細い Thin から9ウェイトある。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Publisher

Park Avenue

Park Avenue

レトロカジュアルなスクリプト。1933年にアメリカの ATF から発表された書体で、リボンを使って形作ったようなストロークが特徴的。制作された時代を反映してか雰囲気はとてもレトロでかわいらしく、カジュアルでありながら品もあり、一時は古臭く感じたものだが、最近は一周回って結構使えるんじゃないかと思う。このフォントは粗悪なコピーがフリーで出回っており、昔はいろんなところで使われているものを見たものである。それもまあ人気があった証拠ではあるだろうが、そんなに高くもないのでぜひちゃんと購入して使っていただきたい。Linotype 以外のいくつかファウンダリーからも販売されている。1ウェイトのみ。

さて、2023年のブログ更新はこれにて終了。来年もよろしくお願いします。佳いお年を。

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Design Date
1933, 1987
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Yuletide

Yuletide

整然とした太めのモノラインスクリプト。カジュアルな雰囲気のスクリプトで、小文字がかなり生前としてカチッとしており、非常に読みやすくデザインされている。大文字は反対にやや自由にはなっているが、さほど暴れていないので可読性は良好。オシャレな雰囲気を演出したいが情報もしっかり伝えたい、という場合に使えるだろう。なんとなくパンケーキの得意なカフェのメニューっていう感じがする(笑)。名前の Yule ユールとは北欧のゲルマン民族が冬至の頃に行っていた祭りのことで、現在ではクリスマスと混合されており、英語では tide(時期)をくっつけてユールタイドと呼ばれている。

Category(s)
Design Date
2021
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Snowflake

Snowflake

カジュアルなモダンスクリプト。まあ最近よく見るタイプの書体で、ややコントラストのあるストロークでグリフはゆったりしている。サイズや傾きは一定していないが、ストロークが優しいためそんなに乱暴な印象はなく、また崩れてもいないので読みやすい。オルタネートがまったくないのが残念だろうか。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Christmas Worship

Christmas Worship

全然関係なさそうだけど名前だけクリスマスなシグネチャースクリプト。ややコントラストのあるストロークのラフなシグネチャータイプで、グリフは結構暴れているが潰れてはいないのでまあまあ読みやすい。大文字にオルタネートはないが、小文字にはリガチャーがそこそこあり。総グリフ数は300足らずで最近のスクリプトとしては少ない方だろう。傾きのないアップライトの Regular と、やや傾いた Italic の2種。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Miss Lankfort

Miss Lankfort

かわいらしいアール・デコ風味の半スクリプト。Charles Blumelein という人が1930年頃のニューヨークでコツコツと200種類ほどのスクリプトをデザインしていたそうで、そのひとつをフォント化したものだそうである。この頃はこういうスクリプトと通常のタイプフェイスの中間のような書体がよく作られており、それを筆者は勝手に「半スクリプト」と呼んでいる(というか今作った)。通常は水平のバーが右肩上がりで、全体的にも右上がりのグリフとなっている他、M や N はアーチが大きくなっていたりと、あちこちユニークな処理が施されている。雰囲気はレトロでかわいらしく、ロゴなどに使うとおもしろいだろう。Adobe Fonts にはこのファウンダリーが復刻した Blumelein の書体が多数あるので、使ってみてはいかがだろうか。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2009
Publisher
The Handwritten Watermark

ライトウェイトのカジュアルなモノラインスクリプト。グリフは柔らかくゆったりしており、大文字はダイナミックだが小文字は割りとスタンダードで崩れておらず読みやすい。一見よくあるスクリプトに見えるが、よくよく見るとストロークが変わってて、あんまりこの書き方はしないなーというのがチラホラあってめずらしい。筆者は近頃こういうスクリプトを書くこともあり、「こんな書き方もあるのか」と勉強になる。オルタネートやリガチャーはもちろんある。Regular は普通に傾いてるが、傾きが若干強い Oblique と2タイプある。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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