繊細でクラシカルなフレアセリフディスプレイ。ライトウェイトのローマンキャピタル風味を持った書体で、非常に繊細かつ優雅で美しい。コントラストは弱めで、セリフは普通のセリフではなくほぼフレアセリフのようになっているのが特徴。リガチャーを多く持ち、個性的な文字組が楽しめるようになっている。デザイナーは6年の歳月をかけてこれを制作したそうで、これがデビュー作でもあるそうだ。末恐ろしい人が出てきたもんである。名前はヲタクにはお馴染み、キリスト教の最上位天使・熾天使(seraph)から。1ウェイトのみだがイタリックもあり。
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モダンローマンとカッパープレートスクリプトのコンバインディスプレイ。本ブログではこの手の書体を #combined のタグを付けて紹介しており、見ていただければ分かるが結構な数が出ているし、あんまり差もないのでこれ以上あってもなーという気はしてるが、こちらはちょっとだけ違う。モダンローマンに小文字があるのがめずらしい。しかもちゃんとグリフまで変えたイタリックまである。さらには Bold と2ウェイトという、この手としては割とめずらしいファミリー展開である。よく考えると結構当たり前なんだが(笑)、スクリプトに注力するのか、ローマンの方は結構おざなりになっているのが普通なのに、この作者は律儀である。
大変クラシカルな正統派カッパープレートスクリプト。これぞカッパープレート、というような最近ではめずらしいスタンダードなスタイルの書体で、大変優雅で華やか。フォーマルな招待状などにもまったく問題ないほど非常に美しい。オルタネートやリガチャーも当然豊富に備えており、総グリフ数は690以上もあって使いごたえがある。ごちゃごちゃさせずに使いこなすには技術と知識が必要だが、挑戦してみる価値はあるだろう。1ウェイトのみ。ただいま50%オフセール中。
本日は天王星の発見者ウィリアム・ハーシェル Sir Frederick William Herschel の誕生日(1738)らしいので、名前だけ一緒のこちら。おしゃれサンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフはコンデンスなタイプで、全体的に腰が低く頭でっかちなプロポーション。スクリプトの方はライトウェイトのモノラインでゆったりしたカジュアルなグリフをしている。全体的にはややフェミニンなおしゃれな雰囲気。双方とも1ウェイトのみ。
ジオメトリックサンセリフをベースにしたデコラティブなディスプレイ。基本はシンプルなジオメトリックサンセリフだが、それに変わったグリフやスワッシュをもったオルタネートやリガチャーを追加したおもしろい書体。通常この手はフェミニンで繊細なモダンローマンがベースになっているが、サンセリフベースは思ったより少ないので個性が出せると思う。使いようによっては気取りすぎずエレガントな雰囲気を演出できるだろう。ファミリー展開しているところも珍しい。イタリックもあって8ウェイト。
本日はハレー彗星の名の元となった英国の天文学者エドモンド・ハレー Edmond Halley の誕生日(Jul. 1656)らしいので、名前がニアミスしているこちら。シンプルでカジュアルなモノラインスクリプト。細いストロークでゆったり書かれたスクリプトで、傾きや強いものの、グリフは崩れておらず大変読みやすい。大文字にオルタネートはないが、小文字にはちょっとしたエンドストロークがあるオルタネートがあるので、ちょこっとした変化は付けられるだろうか。全体的にシンプルで使いやすい。1ウェイトのみ。
本日は俳優ジュリア・ロバーツ Julia Fiona Roberts の誕生日(1967)。世間的には『プリティ・ウーマン』が代表作だろうが、個人的には『ノッティングヒルの恋人』が大好きなのでこちら。ふにょっとしたストロークが特徴的な変形ディスプレイ。ライトウェイトの柔らかなモダンローマンをベースに、あちこちにシュッとした短いスワッシュを入れたエレガントな雰囲気を持つ書体である。オルタネートやリガチャーがありそうだが全然なく、まったく遊べないのがちょっと残念。ウェイトも2つあるが違いは微妙。デザインはしっかりしてるので、作者の成長を待ちたい。
本日はフランスで『トリコロール記念日』だそうなのでこちら。リガチャーがふんだんにあるモダンローマンディスプレイ。よくある変形系かと思いきや、グリフはプロポーションがやや変わってるぐらいで変形はしておらず、代わりに大文字にリガチャーが50種ほど用意されており、おもしろい文字組が楽しめるようになっている。でも総グリフ数は300足らずと少なく、アクセント記号には全然対応してないので、英語以外は残念である。1ウェイトのみ。
背が高くクラッシーなモダンローマンディスプレイ。ライトウェイト+コンデンスなモダンローマンで、コントラストが強く細いストロークがヘアラインと化している。100種以上のリガチャーがあり、接合がヘアラインスワッシュで繋ぐというちょっと変わった手法を取っている。アクセント記号付きの文字にもリガチャーが用意されており、英語以外でも使いやすくなっている。イタリックと2スタイル。
新作のアナウンスがあったので紹介。最近はもう流行が過ぎた感のあるクラッシーな変形系ディスプレイ。やはりコントラストの強いモダンローマンをベースに、変わったグリフとリガチャーをふんだんに持った書体である。ゴージャス感が強く、なんなら星もあって(笑)ゴージャス感をより強めてくれている。前も言ったことがあるが、この手の書体のリガチャーは当たり前だが欧文綴りを元にしており、日本語のローマ字綴りではリガチャーがない場合が多い。がっかりしないように。