YouWorkForThem

Archive: July 2023

Klimt

Klimt

本日は画家クリムト Gustav Klimt の誕生日(1862)なのでそのものズバリを。アール・ヌーヴォーとアール・デコの中間風味のあるディスプレイ。ややコントラストのあるエレガントな書体で、説明には「クリムトの手書き文字をベースにした」とある。けどこんなレタリングしてたんかな…? ミュシャなら分かるが、クリムトがやってたかどうかは不明。ただ、手書きの不安定さはちょっと残っていて、それが味になっている。大文字のみ。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Morelinia

Morelinia

カジュアルでかわいらしいモダンカリグラフィースクリプト。ライトウェイト・アップライトのスクリプトで、ストロークはややゆったりしていてカウンターが大きく可読性がいい。大文字にはないが小文字にはスワッシュオルタネートが結構豊富にあり、文字組みのバリエーションが楽しめる。1ウェイトのみ。ただいま45%オフセール中で1,000円を切るお買い得商品(笑)。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Magès

Magès

ハイコントラストの変形モダンディスプレイ。最近流行りの変形タイプだが、そこまで派手に変形はしていないものの、ヘアラインがヘアライン過ぎて結構すっ飛び気味なので、かなり大きく使った方がいいだろう。e のバーがかなり傾いてるのが特徴。全体的にはゆったりしていて、一部フレアセリフになっているのがエレガントだと思う。オブリークタイプもあり。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Shoal

Shoal

ライトウェイトのアール・デコ風味のあるサンセリフディスプレイ。基本はジオメトリックなアール・デコ書体で大文字のみだが、小文字のグリフにはプロポーション違いの大文字が割り当てられており、好きな方を選択して文字組みのバリエーションが楽しめるようになっている。3ウェイトあるが、一番太い Bold でも通常の Regular には届かないほど細め。とてもシックでエレガントな雰囲気があるので、コスメやファッションなどに似合うだろう。オブリークタイプのイタリックもあり。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Ultra System

Ultra System

1966年の今日、初めてウルトラマンが放映されたということで『ウルトラマンの日』らしいのでこちら。サンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフは太めで幅広のスタイルで大文字、アップライトとイタリックがある。フィルはソリッドなノーマルと、太めのアウトラインの One、細いアウトラインの Two の3種。スクリプトはかなりラフな手書きタイプで、スワッシュはないがリガチャーが多数ある。ちなみに ultra とはラテン語で「~を超えて」「向こうへ」などの意味があり、つまりウルトラマンとは「超人」って事である。ついでにプルス・ウルトラ Plus Ultra とは「もっと向こうへ」「さらに先へ」という意味で、雄英高校のモットーになっており、スペインの国旗にも書かれている。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Águila

Águila

本日は七夕。織姫(こと座ベガ)と彦星(わし座アルタイル)が主役、という事でスペイン語でワシの名を持つ書体を紹介(強引)。コントラストの強いフレアセリフ?ディスプレイ。アセンダーとディセンダーが短く、全体的にコロッとしたグリフではあるが、コントラストが強いせいか、エレガントさもある書体である。骨格は素直でスッキリしていて読みやすい。9ウェイトあるが、ヘアラインの細さはそのままなので、太いウェイトほどコントラストが強くなる。やはり大きく使って活きる書体だろう。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Rocky Display

Rocky Display

本日はシルヴェスター・スタローン Sylvester Enzio Stallone の誕生日(1946)。という訳でロッキーの名を持つ書体を紹介。コンデンスでジオメトリックなサンセリフディスプレイ。幾何学的にするあまり、視覚的な調整がなされておらず、ところどころイビツに見えるが、まあこの書体の場合はこれでもおもしろいんじゃなかろうか。ストロークの端がナヨンと曲がっているのがアクセントになっていてかわいらしい。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Saigon

Saigon

コンデンスで硬い印象のディスプレイローマン。セリフが大きくて刺々しく、骨格もなんだか無骨であまり親しみやすくはない書体。ディセンダーが和文書体の従属欧文のようにかなり短いのが特徴だろうか。全体的に無愛想だが(笑)、それがなんだかカッコいい。イタリックは傾きが強く、ややカリグラフィー風味が強い。重いウェイトはちゃんとコントラストが付いているが、それだとなんだか普通でこの書体の特徴が活きない気がする。コントラストの弱い細いウェイトを大きく使う方が良いように思う。名前は多分ベトナムの都市名。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Everest Pro

Everest Pro

本日は世界最高峰の名前となった探検家ジョージ・エベレスト Sir George Everest の誕生日(1790)ということでこちら。スタンダードで大変読みやすいジオメトリックサンセリフ。グリフ数が多く、スモールキャップスやオールドスタイル数字はもちろん、i のドットの丸か四角、t のボトムがストレートかカーブしたものかを選べたりと、微妙なグリフ違いのオルタネートも豊富。その上キリル文字とギリシャ文字をサポートし、総グリフ数は1600近い。ノーマルタイプと RAlt という角が丸くなったタイプがあり、それぞれイタリックもあって6ウェイトずつ。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Farm Wave

Farm Wave

本日語呂合わせで『波の日』だそうなのでこちら。かなり波打っている変形ディスプレイ。最近よく見るエレガントな変形書体で、名前の通り波というか波紋をうまく変形に取り入れているようだ(農場 farm はどこへ行ったのかは知らない)。変わってるのがイタリックで、こちらはさほど変形してないが、かなりカリグラフィー風味が強い。ほとんど別書体と言っていいほどだが、不思議と雰囲気はマッチしている。双方ともリガチャーがあるが、アップライトの方が多め。それぞれ1ウェイトずつ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design