筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Meganos

Meganos

ヒューマニスト風味を取り入れたジオメトリックサンセリフ。かなり本文用を意識しているようで、グリフはジオメトリック特有の冷たさを抑え柔らかく、xハイトが大きく字間はやや広めで可読性は大変良好。a や g のデフォルトに2階建てを採用したり、オールドスタイル数字を用意していたりするのもそのためだろう。スッキリしていて汎用的で、広範囲に使用できると思う。7ウェイトとウェイトも豊富。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Figlia

Figlia

デコラティブでフェミニンなディスプレイローマン。19世紀イタリアやフランスのディスプレイカードにインスパイアされたとあり、その通りヴィンテージ風味あふれる素敵な書体となっている。コントラストの弱いややポテっとしたローマンをベースに、装飾的なスワッシュオルタネートやリガチャーがふんだんに用意され、個性的な文字組が楽しめるようになっている。文字とは繋がっていない、大きなフローリッシュもあり。時代がちょっとズレてるが、ここらへんからアール・ヌーヴォーに繋がっているのではないかと思う。イタリックと2スタイル、それぞれ1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)

Beauty Luxury

Beauty Luxury

流行っているウチに目についたものは紹介していくので、似たようなのが続くのはご容赦を。で本日はこのなんとも不遜な(笑)名前のコンバイン書体を紹介する。いつも通りのカッパープレートスクリプトとローマンのコンバインだが、スクリプトの方はグリフがちょっと変わっており、モダンカリグラフィー寄りな感じがする。ローマンの方は繊細でゆったりしたタイプで、オルタネートにクァーク quirk なグリフも入っている。リガチャーも多数あり。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Veronika Luxurious

Veronika Luxurious

フェミニンで繊細な変形ディスプレイ。コントラストのあるジオメトリックなラインとオーガニックなストロークが混在したエレガントな書体で、カウンターが大きく取られ全体的な雰囲気はゆったりと優雅。まあまあスタンダードなものと、奇抜に変形したグリフがオルタネートに入っており、おもしろい文字組が楽しめる。2ウェイト。ただいま40%オフセール中。

ところで、この手の通常よりかなり変形したグリフを持つディスプレイ書体の分類名をこのブログでは仮に #freak としてタグ付けしていたが、この度 MyFonts では quirk という言葉で紹介しているのを見た。「奇癖」「ねじれ」などの意味があるそうだ。今後使っていこうかと思う。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios
Dori Griffin 著 / Bloomsbury / 2022年
Type Specimens: A Visual History of Typesetting and Printing

古今東西の主要な印刷所が発行した書体見本帳を紹介しつつ、組版と印刷の歴史を追った教科書。著者の Dori Griffin南ミシシッピ大学の教授で、学生に「こんな本あったら読む?」と聞いたら読むと言ったので書いたそうな(笑)。読めてないので内容は端折るがかなり詳細に書かれている(っぽい)し、何より図版がふんだんに掲載されているので、パラパラと眺めているだけで欧文書体ヲタは非常に楽しい(一部日本や中国、韓国のものもある)。もちろん掲載文献のタイトルもリストされてるので、これを片手に AbeBooks を漁るのもいいだろう。大変オススメな本である。

Kvell

Kvell

繊細でモダンなサンセリフディスプレイ。全体的に細身ながらコントラストのあるサンセリフで、一部スッとしたスワッシュのような処理が施されている。大文字よりもカーブの多い小文字におもしろいものが多く、g のイヤーがくるっと回ってるところなどがユニークである。大変エレガントで美しい。イタリックと2スタイル。

Category(s)
Design Date
2022
Publisher

Syntax Next

Syntax Next

非常に読みやすいヒューマニストサンセリフの定番書体。クセがなく水のようにスルッと目に入ってくる優しい書体で、可読性が大変良好。通常ストロークの端は水平や垂直にカットされている事が多いが、これはストロークの向きそのままになっているのが特徴。縦のステムがごく僅かに右に傾いており、それが読む流れになっていてスムーズに読める…のかもしれない。1968年に活字として作成され、1989年にデジタル化、2000年に字種やウェイトが拡張されて Next となった。6ウェイト。ローマン版の Serif、手書き風の Letter というバージョンもある。ほか Lapidar という変わったバージョンもあり、これは古代人のラクガキ風の素朴なタイプである。こちらは気に入ったのか、Text, Display, Serif Text, Serif Displayと4バリエーションが制作されている。

Category(s)
Design Date
1968, 1989, 2000
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Prestigea

Prestigea

またスクリプトとローマンのコンバイン書体を紹介する。こちらは珍しく小文字があるが、代わりにスクリプトは全文字に用意されていないようで、一部だけとなっている。ローマンはやや無骨で男性的なのもちょっと珍しく、ローマンのオルタネートもある。リガチャーも多く用意されているが、基本的にローマンのみ。というわけでスクリプトはホントにアクセント程度となっているが、うまく使いこなして欲しい。イタリックと2スタイルあってそれぞれ1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Einstein

Einstein

本日はかのアルベルト・アインシュタイン Albert Einstein の誕生日(1879)という訳でこちら。カジュアルでゆったりしたシグネチャースクリプト。以前紹介したアインシュタインの筆致をフォント化したものとは違い、名前が Einstein というだけでかのアインシュタインとは何の関係もない模様(笑)。モノラインでかなり緩めに書かれていてグリフが安定していないが、全体的に優雅で魅力的な書体に仕上がっている。総グリフは確認できないが、リガチャーが結構ある模様。1ウェイトのみ。しかし 3.14 という日に生まれたのも何か流石だなという気がする(笑)。ちなみに ein-stein とは「とある石」「ひとつの石」とかいう意味。日本だと「一石」とかいう名字になるんだろうか。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Red Oak

Red Oak

ヴィンテージ風味あふれるセリフドゴシック。ほぼモノラインの無骨なグリフの本体に、小さなウェッジセリフがちょこっと付いている魅力的な書体である。全体的にラテンアメリカの雰囲気があり、作者はイタリア人とスペイン人のコンビのようだが、筆者には中南米の香りが感じられる。酒類やスナックのパッケージにありそう。6ウェイトあってかなり細いものもあるが、やっぱり太く使ってなんぼの書体だろう。字幅も4種類あって計24種。ただいま50%オフセール中。

 

Category(s)
Design Date
2024
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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