筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Palmore

Palmore

ヴィンテージ感のあるウェッジセリフディスプレイ。Windsor 風のレトロなディスプレイで、全体的にはコンデンス気味だが、C や O などは真円に近くアクセントになっている。プロポーションも変わってておもしろく、ここには出てないが小文字もなかなか変わったグリフをしている。ユニークなリガチャーも多数あり。この手としてはめずらしく8ウェイトもあって使い勝手がいいと思う。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Lotter

Lotter

本日は『くじ(lottery)の日』らしいので、名前の似てるこちら。デコラティブなブラックレター。カリグラフィー(手書き書体)のロタンダ Rotunda というタイプで、あまり人気がない(笑)のでフォントになっているのはめずらしい。16世紀にライプチヒで Melchior Lotter という人が印刷した本から起こしたもののようだ。毛色の違うのが1文字だけあるが、これは “L” で、こちらはロンバルディックキャピタル Lombardic Capitals という、主にドロップキャップに使われた書体である。通常のよりややデコラティブになってるだろうか。この2種がセットになったファミリー。現代じゃあんまり使い道ないかな…(笑)。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Bhlingglers

Bhlingglers

ポップでカジュアルなハンドライテン。躍動感のある太めのストロークで構成された書体で、直立もしておらず文字ごとにあちこち傾いており、それがより躍動感を増している。半分ぐらいの字には小さなスワッシュの付いたオルタネートと、一部リガチャーもあり、文字組に変化をつけることが可能。子供向けと紹介されてはいるが、別に限定する必要はないだろう。イタリックと2種。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Eschaton

Eschaton

触れれば切れそうなほどシャープなトランジショナルローマン。一見モダンローマンだが、作者がトランジショナルと言ってるのでトランジショナルローマンである。コントラストが強くセリフもかなり鋭く尖っており、見てるだけで目から血が出そうである。ややコントラストを抑えた Text、さらにコントラストを強めてほぼステンシルに見える Xtra というバージョンがある。それぞれにイタリックもあって6ウェイトずつで計36種とビッグファミリー。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Goethe Fraktur

Goethe Fraktur

本日はドイツの詩人ゲーテ Johann Wolfgang von Goethe の誕生日(1749)ということでこちら。遊びの少ないかっちりした太めのフラクトゥール。元はドイツの Wilhelm Wöllmer という人が1910 (1905?) 年に制作したもので、それをデジタル復刻したもの。普通に比べてアセンダーやディセンダーが結構短いだろうか。小文字の k が伝統的な形をしており、ツウはこの辺を喜んでしまうが、馴れてないと読めないかもしれない。大文字はどれも厳しいかな…? まぁ馴れてください(笑)。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Publisher
RMU

Cozy Gelato

Cozy Gelato

本日『ジェラートの日』だそうなのでこちら。サンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフの方はカウンターやxハイトの大きなジオメトリックで、ステムの一部がセリフのようにポキっと折れてるのが特徴。スクリプトはスクリプトというよりラフな手書きで、サンセリフとほぼ同じ太さのモノラインストローク。小文字部分には大文字のオルタネートが入っている。したがって小文字がなく、サンセリフと組み合わせて使う前提だと思われる。全体的にはとてもカジュアルでかわいらしい。それぞれ1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Qualy Neue

Qualy Neue

2020年に紹介した Qualy が字種とファミリーを拡充して Neue となって再登場。以前はロゴ専用ということで字種が必要最低限だったが、今回は約物やアクセント記号、キリル文字までサポートしている。さらにはウェイトも4種類に増えた。これにより、より使いやすくなったと思う。全体的なイメージはコロコロとかわいらしいが、子供や女性向けだけでなく、IT などとも相性がいいと思う。モダンなカフェなどにもいいかも。本日時点で MyFonts Hot New Fonts で第3位と人気。実は作者は日本人。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Fragile

Fragile

ユニークなリガチャーがおもしろいフェミニンなディスプレイローマン。コントラストの強い細めのモダンローマンをベースに、かなり珍しいリガチャーが豊富にある書体で、このテは多数あるがこれは中でも結構レアな方だと思う。アクセントに星マークなども付いており、全体的な雰囲気はやはり女性的。あまり気取った雰囲気はなくカジュアル寄りかなという気はする。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
Designer(s)
Publisher

KT Flux

KT Flux

サンセリフとセリフのバリアブルタイプ。バリアブルタイプは通常ウェイトが可変になるのだが、こちらの書体は Sans から Flare, Semi Serif, Serif, Extra Serif と段階を踏んで段々とセリフが生えてくるようになっている。それに伴い、ストロークもモノラインからコントラストが強くなっていく。サンプルの画像は Extra Serif で、やや個性的でディスプレイ向きとなっているが、Serif までは割とスタンダードなグリフで本文用途として問題ないと思う。現在は1ウェイトのみだが、購入者が増える度にウェイトが追加される模様。アクセント記号がほぼないっぽいので、海外販売を視野に入れるなら追加は必須だろう。オールドスタイル数字やスモールキャップスもあるとなお良い。制作はタカヤ・オオタ氏率いる kern

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Sprint

Sprint

本日は(現時点で)人類最速の男(9.58s/100m: 2009)、ウサイン・ボルト Usain Bolt の誕生日(1986)。というワケでこちら。レトロなレタリングスクリプト(?)。イタリアの有名なタイプデザイナー Aldo Novarese の作で、当時のレーシングカーなどによく見られたスタイルの書体である。太めの前傾したサンセリフで、繋がってはいないがスクリプト風味が多分に加味されており、なんとも言えないいい味を出している。s が筆記体な感じになっているのが特に良い。古い書体なのでオルタネートなどはナシ。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
1974
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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