ポップで個性的なジオメトリックサンセリフディスプレイ。基本はカクカクしたシャープなアウトラインをしているが、ストロークが繋がる箇所で丸くカーブが取られており、その両極端なコントラストがおもしろいシルエットを生み出している。やや幅広で短いアセンダーやディセンダーのずんぐりしたプロポーションがポップでかわいらしい。ゲームやスタートアップのロゴなどに似合うと思う。9ウェイト。
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本日はモーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart の誕生日(1756)なのでこちら。ややアール・ヌーヴォー風味のあるサンセリフディスプレイ。コンデンスなプロポーションに、手書きのようなやや不安定なグリフとストロークの書体で、見ての通りスワッシュオルタネートがある。ウェイトに Regular と Bold がある他、フィルに線が入った Inline と荒れた Grange があり、この4つの要素がそれぞれ絡み合って13種のバリエーションがある。大文字のみ。
なんとも分類しづらいクラシカルな書体。活版印刷が発明された15世紀頃のごく初期のヴェネチアンローマンのクラシカルな骨格をベースに、ストロークをコントラストのないほぼモノラインにした上、外側に膨らみを持たせたフレアっぽいセリフが付けられており、古さと新しさが混在した面白い書体となっている。変わってはいるが可読性は良好で、長文にも耐えられる。かなり筆者好みの書体。Adobe Fonts でも配信中。イタリックもあって4ウェイト(Extra Bold のみイタリックはなし)。
スクァリッシュ(squarish = 四角い)でレトロ感のあるサンセリフディスプレイ。Eurostile のような四角いプロポーションをベースにしたサンセリフで、このスタイルは ’60~’70年代に流行ったので自然とレトロ感が生まれている。g が個性的なグリフをしているが、他はさほど奇抜さはなく、素直な書体である。ファミリー展開が豊富で、字幅が4種類あり、それぞれにイタリックもあって9ウェイトで合計72種。その他にバリアブルタイプもあり。現在 MyFonts のベストセラー50位らしい。
水瓶座の季節?ということでこちら。爽やかなトロピカル風味のあるディスプレイ。基本はやや細めのジオメトリックサンセリフで、ストロークの一部が植物の葉、もしくは海藻、または波に見えるような文様になっている。というだけなのだが、なんだかそれだけで結構面白いアクセントになっていると思う。雰囲気はエレガントで、リゾート地に似合いそうな感じ。4ウェイトある他、アウトラインのみの Outlined というタイプがある。小文字はなく大文字のみ。
レトロカジュアルなかわいらしいスラブセリフディスプレイ。イタリア製の西部劇、いわゆるスパゲッティ・ウェスタン(日本ではなぜかマカロニ・ウェスタンという)に着想を得たそうで、なるほどそれっぽい雰囲気を持っている。水平方向のストロークがややカーブして端が若干太くなっており、手書き風のニュアンスが加味されている。イタリックはもっと手書きっぽい。西部劇はもちろん(今あるか?)、お菓子やスイーツのパッケージ、子供向けの商品などにもよく似合うと思う。名前はイタリア語で「悪党」みたいな意味。9ウェイト。ただいま30%オフセール中。
図太いユニークなグリフのヴィンテージディスプレイ。基本はほぼモノラインなのでセリフドゴシックという感じだが、太いのでそのままだと潰れてしまうところはかなりテーパードに処理されており、それが面白い効果を生み出している。また数字にはレトロ感を失わないよう、ちゃんとオールドスタイルも装備。派手なオルタネートやリガチャーはないが、十分個性的だと思う。1ウェイトのみ。
ゴージャス感のある太めのモダンローマンディスプレイ。元々かなりコントラストが強くヘアラインが細い書体だが、見ての通りヘアラインを完全にすっ飛ばしたステンシルタイプのものがあり、なぜかよりゴージャス感が増してカッコいい。とはいえそれだけで、他にはこれといった特徴はない(笑)のだが、妙に出来がいいので紹介してみた。クラシカルな高級感の演出には持って来いだろう。
カジュアルでかわいらしいシグネチャースクリプト。ライトウェイト・モノラインのストロークで、大文字はかなり大きくゆったり、小文字は結構タイトでコンパクトになっており、そのコントラストがおもしろい。大文字にオルタネートはないが小文字にはリガチャーが140種も用意されており、バリエーションが楽しめる。ほぼ垂直のアップライトとちょっと傾いた Italic があり、ウェイトも Bold と2種あるが、Bold でもさほど太くはない。白黒反転した時とかは Bold を使うといいだろう。
やっぱり作られ続けるジオメトリックサンセリフの新作。ほんのりヒューマニスト風味が加味されており、ちょこちょこ幾何学を崩して「字」としての形が調整されている。g は普通の1階建ての他に2種類のオルタネートがあり、2階建てのループが開いたものと、開きの向きが逆になっているのがおもしろい。M は両足が傾いてるのと垂直のものがある。他は丸数字と、顔文字があるのが珍しいだろうか。イタリックもあって8ウェイト。













