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Category: Display

Zina

Zina

人生初の食中毒にやられました。いや39度とかいうすごい熱が出ますよええ。皆さんお気をつけて。それはさておき書体の紹介。インラインの太めなモダンローマンディスプレイ。サンプルでは大文字だらけだが、ちゃんと小文字もある。とはいえ字種は少なめでオルタネートもない。ゴージャス感がスゴイので、ハイブランドの広告とかに使って欲しい。イタリックとかもあればいいのかな。1ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)

Rouge

Rouge

かわいらしいラフなディスプレイ。名前の通り、「ルージュの伝言」よろしくガラスに口紅で書いた字にインスパイアされたとある。よく2階建て g の事を日本では「メガネ g」とか呼んだりするが、この書体の g はその通りの形をしている。小文字の m と n は大文字の字形である。r は奇抜すぎて、単体だとちょっとそれと気づかないかな…。素朴な書体だが、意外と古代文字のような雰囲気も持っている。オーガニックなパン屋とか野菜中心のカフェとか、そなへんの用途にフィットするだろう。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Assemblage

Assemblage

かわいらしくオシャレな雰囲気のディスプレイサンセリフ。かなり古いカリグラフィーの書体、スクウェアキャピタルを元にデザインしたとある。確かに正方形に近いプロポーションを持ってはいるが、サンセリフとなり、テイストはいたって現代的にアレンジされている。6ウェイトあるが、小文字はなくスモールキャップスで、イタリックもない。代わりにローマンのイタリック(なんか変な言い方)が1つファミリーにあり、組み合わせて使えるようになっている。レストランや食品パッケージでの利用を想定しているようで、食材やテーブルウェアのシルエットアイコンが多数ある。名前はフランス語で「アッサンブラージュ」と読み、英語でのアセンブル、すなわち「組み合わせる」という意味だが、食品業界では主に「ブレンドされたワイン」の意味で使われる。この書体も4人もデザイナーがおり、それぞれの個性がアッサンブラージュされて素晴らしい書体に仕上がっている。ただいま69%オフセール中。筆者は多分買います(笑)。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Prêt-à-porter

Prêt-à-porter

フランス語で既製服(プレタポルテ)という名のデュオ。スクリプトとスラブセリフのミックスで、スラブセリフの方は普通のかっちりしたもので、よくある手書き風ではなく、ウェイトも9つある。スクリプトはモノラインとカッパープレート(風)のものがあり、どちらも結構ラフな形をしている。こちらはオーナメントも含め5ウェイトずつ。ただいま79%オフセール中。ちなみに反対語、つまりオーダーメイドは haute couture オートクチュール(直訳すると高級仕立服)というのだが、実はオーダーメイドというのは和製英語で海外では通じない。英語では普通 bespoke ビスポークという。be spoken (話し合った)が語源だとか。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Pacioli

Pacioli

本日はお盆で終戦記念日。ではあるが、これにちなんだような書体などないので、鎮魂の意味を込めて(?)碑文系を紹介する。1509年に Luca Pacioli という人が De divina proportione という本の中で、ローマンキャピタルを幾何学的に分析したものを書体化したもの。こういう分析をした人は Albrecht Dürer が有名だが、なぜか Pacioli のものを採用したらしい。ルネサンス期の芸術家たちは、古代ギリシャ・ローマ人たちが数学的にも秀でていた事に目をつけ、きっと文字の設計もこうしたに違いないと分析したらしいのだが、実際は平筆でフリーハンドだったらしく、現在この手法は否定されている(笑)。

Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Kilimanjaro

Kilimanjaro

本日は今年から公休日に制定された「山の日」、という事で山にちなんだフォントを探したが、これが意外にもあんまりない。有名な山の名前で検索したが、めぼしい物はヒットしなかった。アンデスとか南米だしいいかなと思ったが、以前 Andes (Rounded) を紹介してしまってるので、仕方なくコイツを紹介(ひどい)。アフリカ大陸最高峰の名を冠したディスプレイである。日本ではコーヒーのブランド名として知られる。あちこち塗りつぶされ変形してはいるが、字としての体裁を保っており、ちゃんと読めるところがスゴイ。日本では変形させすぎて字としておかしくなってしまった欧文ロゴをちょいちょい見かけるが、ロゴは読めてナンボである。和文ではそんな事はないので、欧文慣れしてないデザイナーがそういう事をしてしまっていると思われる。ちゃんと経験を積んでから取り掛かるよう注意されたい。

Category(s)
Design Date
2004
Publisher

Camila

Camila

曲線多めな Didone ディスプレイ。C や r など、ちょっと曲がった線があると、そこがクッとフックしているのが特徴的。全体的にはカウンターが大きめでゆったりした印象があり、モダンローマンにありがちな鋭さがない。7ウェイトあるが、どのウェイトもヘアラインが細いのでやっぱりディスプレイ向きだろう。MD、OG、HE、AV のリガチャーがあり、数字はライニングとオールドスタイルがある。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Eileen

Eileen

本日は20世紀前半に活躍したアイルランド生まれの建築家・プロダクトデザイナー、Eileen Gray アイリーン・グレイの誕生日。という事で、彼女の名を冠した書体を紹介。アール・デコスタイルのサンセリフディスプレイ。バーの下がった E や F、頭でっかちの B、R、積分記号みたいな S など、アール・デコの特徴がよく出ている書体である。ちなみにグレイはインテリアデザイナーとしても知られ、特に E-1027 というサイドテーブルは有名で筆者も愛用している(コピーだけど・笑)。5ウェイト。

E-1027
Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)

Posterama

Posterama

様々なスタイルのサンセリフディスプレイ。8種類のスタイルがあり、それぞれ 1901, 1913, 1919, 1927, 1933, 1945, 1984, 2001 という名が付いている。察しの通りこれは西暦で、それぞれの年代のスタイルを踏襲しており、例えば1901はアール・ヌーヴォー調であったり、2001はかの宇宙の旅的な所からインスパイアされたりとなっている。パッと見はすぐに違いが認識できないが、ひとつひとつじっくり見ていくとおもしろいだろう。これらはすべて大文字のみだが、これらとは別に Text というのもあって、これは小文字もあり、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。それぞれ7ウェイトずつ。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Canilari

Canilari

なんとも珍しい書体が発表されたので紹介する。骨格的には普通のローマンだが、見ての通りアウトラインがかなりラフにカクカクしており、まるで版画か切り紙でデザインしたようなシェイプになっている。小さく本文サイズで使うと、パッと見では普通のローマンに見えるかもしれない。小林章さんの Conrad もなかなかおもしろい書体だが、ここまでインパクトの強いものはそうないだろう。これタグの付けようがないな…(笑)。インラインの大文字とオーナメントがあって、オーナメント類はコロンビア先住民の民族文様を模したものになっているそうだ。Std と Pro があって、それぞれ4ウェイト。ただいま84%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
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