紙テープやリボンを使ってデザインしたようなクラシカルなディスプレイ。基本のウェイトは軽めで、コントラストの付き方が紙テープもしくはリボンをひねって付けたような感じになっていておもしろい。骨格は大変優雅でクラシック。ハイブランドファッションやコスメなどによく似合うと思う。普通のモダンローマンなどに飽きた人にどうぞ。1ウェイト。
Home: page 104
トロピカル?なブラッシュスクリプト。太めのラフなスクリプトで、グリフはあまり暴れておらずコンパクト。オルタネートもないが、その分使いやすくはある。サンプルのせいかもしれないが、なんとなく夏を感じる書体である。リゾート地でよく見る(ような気がする)からだろうか。1ウェイト。1200円程度で大変お買い得。
最近流行りのソフトセリフ。…っぽいディスプレイ。セリフそのものはボテッとはしておらず、コントラストも強めだが、全体の骨格やテイストがだいぶそれっぽい。全体的に頭でっかちでカウンターも広めでコロコロしている。ちょっとしたスワッシュが付いたオルタネートがほぼ全文字にある。結構かわいらしく、色々と使いみちはありそう。イタリックもなく1ウェイトのみ。
本来は本日が『山の日』(今年と来年はオリンピックの関係でズレるらしい)なのでこちら。ジオメトリックなサンセリフディスプレイ。ややコンデンス気味なプロポーションで、所々おもしろいグリフになった軽いオシャレ気な書体で、小文字はなくスモールキャップス。スワッシュオルタネートがあるが、そのスワッシュもジオメトリックでややぎこちない。ただそのぎこちなさがこの書体の魅力かな、と思う。この書体を使ったロゴのレイアウトデータが20点ほど付属している。1ウェイト。
本日は『バナナの日』らしいのでこちら。エレガントなフォントデュオ。コントラストの強いモダンなサンセリフの Banana と、細いモノラインスクリプトの Carolline のセットとなっている。Banana の方は小文字がなくスモールキャップスで、A にバーがないのが特徴。Carolline はシグネチャータイプで、カーブがゆるく柔らかめ。グリフは確認できないが、リガチャーがいくつかある模様。双方とも1ウェイトずつ。
スタンダードで読みやすい本文用オールドスタイルローマン。15世紀にヴェネチアで活躍したフランス人タイプカッター、ニコラ・ジェンソン Nicolas Jenson の書体を元にデザインしたものとの事。彼の書体はよく参考にされ、代表的なものに Adobe Jenson や Centaur などがあり、それらはヴェネチアンと呼ばれるタイプだが、こちらの書体は普通のオールドスタイルに仕上がっている。ウェイトは2種類と少ないが、これぞ本文用という事だろう。名前が8月っぽかったので紹介した。本日は8月6日。暑いね…合掌。
品があって読みやすいフレアセリフ。ややコントラストが強めながら、フレアセリフのせいか尖りすぎておらずオーガニックな雰囲気があり、x-ハイトも大きめで読みやすく仕上がっている。やや高めなシャンプーやボディソープなどのトイレタリー方面に使われてそうだな、というのが筆者の勝手な印象。ウェイトバリエーションもあるが、重くなっても細い部分はそれほど太くならず、よってコントラストが強くなる。イタリックもあり。8ウェイト。ただいま80%オフセール中。
コントラストの強いエレガントなサンセリフ? モダンローマンからセリフを取り除いたもの、と言った方が早いだろうか。ハイブランドが好みそうなラグジュアリー感のある書体である。G1 から G4 の4つのバリエーションがあり、数字が大きくなるにつれヘアライン部分が太くなり、コントラストが弱くなる。G1 などは小さく使うとヘアラインが飛んでしまうので、そういう場合は数字の大きい方を使うといいだろう。こういうのもオプティカルと呼ぶんだろうか。それぞれにイタリックもあって4ウェイトずつあり、計32種と結構ビッグファミリー。
本日『はちみつの日』らしいのでこちら。六角形をベースにしたハニカムなディスプレイ。基本はややコンデンスなモノラインのサンセリフで、水平なバーがほとんどなく、どれも60度(たぶん)に折れ曲がっているのが特徴。…まぁそれぐらいであり、ハチミツ関係以外には使いづらいのだが(笑)、まあこんなのもよろしいんじゃないでしょうか。サンプルは大文字のみだが、ちゃんと小文字もある。1ウェイトのみ。
かわいらしいジオメトリックサンセリフ。コロコロした見た目がキュート。1ウェイトだが太めで変わったグリフが多く、組んですぐそのままロゴになりそうな書体である。説明にも「ロゴ専用」とまで書いてあり、そのため約物が最低限で、カッコ類すらないという潔さである。その分$16とお安め。
※2024年、ウェイトと字種が増えた Qualy Neue が発表された。