筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

Set Sail Studios

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必見! お薦めのタグ7選

OCR B

OCR B

本日はスイスのタイプデザイナー、アドリアン・フルティガー Adrian Frutiger の誕生日(1928)なので、氏が制作したこちら。誰もが日常的によく目にするサンセリフ。どこで見てるかと言うと、市販商品のバーコードの下にある数字。アレはどの商品のものもほぼこの書体である。名前の通り、OCR(Optical Character Recognition: 自動文字読み取り装置)で誤読を極力防ぐために開発されたもので、元々は他の書体 OCR A があったが、あまりに機械で読みやすいようにし過ぎたため文字としてはちょっと奇抜であり、「これちょっと変じゃね」という事になって、より文字として読みやすいこちらが開発された。今となっては OCR A も面白くて個人的には好きだが、現在はこの OCR B の方が主流である。機械のための文字なので、モノスペースでイタリックもなし。もちろんウェイトバリエーションもない。ただただ、生活を便利にするために開発された書体である。

Category(s)
Design Date
1968
Designer(s)
Publisher

Hagia Signature

Hagia Signature

筆っぽさが強いシグネチャースクリプト。グリフはよくあるシグネチャーのそれだが、ストロークが筆のニュアンスが強く伸びやかでコントラストが強い。そのお陰か、どこか東洋的な雰囲気が出ている。スワッシュオルタネートはそれほどないが、リガチャーがかなりあってバリエーション豊かな文字組みが楽しめるだろう。1ウェイト。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Publisher

Frunchy Sage

Frunchy Sage

優雅でフェミニンなディスプレイローマン。全体的にゆったりした大きめのカウンターを取った骨格で、エレメントがあちこちにゅよっとしてて変わってる。大文字のステムには見ての通りブレース } が食い込んだような装飾が施されている。女性的なニュアンスの強い書体なので、ファッションやコスメ、エステなどに向いてるだろう。イタリックもあって5ウェイトとこのテとしてはファミリーも充実している。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Resalaty Arabic

Resalaty Arabic

アラビア文字のモダンスクリプトっていう珍しいものを見つけたので紹介する。アラビア文字にもいろいろな書体があるのだが、こんなにカジュアルなものはあまり見かけない。元は Resalaty というラテン文字のみのスクリプトがあって、それに似合うテイストでアラビア文字をデザインして追加したらしい。なのでこちらにもアルファベットは入っているので、買う時はこちらの方がお得かも知れない(使わないかもだが)。アラビア文字は、語頭、中間、語尾で字形が変わるらしく、習得が結構難しいらしいが、これを機に勉強してみるのもいいだろう(する?)。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

ITC Lubalin Graph

ITC Lubalin Graph

昨日はセンパトを優先してしまったが、実は3月17日はアメリカのグラフィック・タイプデザイナーのハーブ・ルバリン Herb Lubalin の誕生日(1918)。というワケで氏の書体を紹介する。レトロなジオメトリックスラブセリフ。基本は有名な Avant Garde で、それにセリフを付けたらしい。なるほど骨格はそうかも知れないという感じはある。xハイトが大きく字間が詰まっているのがなんともルバリンらしい。’92年に字幅の狭い長文向けの Condensed が制作され、それにはちゃんとした本文が組めるよう、スモールキャップスやオールドスタイル数字が追加された。ノーマル幅は5ウェイト、Condensed は4ウェイト。

Category(s)
Design Date
1974
Publisher
ITC

Lodbrok

Lodbrok

本日はアイルランドの祭り・聖パトリックの日 St. Patrick’s Day なのでこちら。インシュラー Insular 風味のあるケルティックなディスプレイ。d や g など見慣れてないと読みづらい字形が一部あるが、基本的にはスッキリしていて読みやすく、キレイによくまとまった書体と言えるだろう。パブやビールなどのデザインにどうぞ。どうしてもアイリッシュな雰囲気が出てしまうけども。名前のロズブロークとは、9世紀頃のヴァイキングの伝説的な英雄の事らしい(実在したかどうかは不明)。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

American Favorite

American Favorite

ローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方は硬い印象の細めのクラシカルなタイプで、なるほどどことなくアメリカンな雰囲気が漂っている。こちらは大文字のみ。スクリプトはラフなモノラインのタイプ。ベースラインは程よく揃い、字形もそれほど崩れておらず読みやすい。小文字には横に伸びる短いスワッシュオルタネートがある。リガチャーも少々。f や s、t などにはグリフそのものが違うオルタネートもあり。スクリプトは2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Olive Village

Olive Village

本日『オリーブの日』だそうなのでこちら。ぼったりしてぬっちょりした(笑)ディスプレイ。図太くてかわいらしいグリフをベースに、クリーム感たっぷりの短いスワッシュオルタネートが付いている。全体的にレトロな雰囲気が漂っており、またなんか美味しそうなので、食品パッケージなどに似合いそうである。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Spice Wallet

Spice Wallet

本日『財布(312)の日』らしいのでこちら。ブラッシュタイプのシグネチャースクリプト。やや太め、コントラスト弱め、アップライト、ややバウンシー、大文字小文字の差は小さめ、という特徴の書体で、ストロークはそんなに勢いはなくちょい緩めでゆったりしている。雰囲気的にはややガーリーかなという感じである。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Revival 565

Revival 565

スタンダードなオールドスタイルローマン。元はスウェーデンの Verbum というファウンダリーがコペンハーゲンにあった Berling というファウンダリーのために1951年にデザインした同名の書体で、これを Bitstream が Revival 565 という名前で販売し、それに ParaType がキリル文字を付け足したのが本作、という事らしい(くそややこしい)。元の Berling という書体は Linotype でデジタル化されており、のちに Berling Nova としてリファインされている。

本日は3.11。復興(revival)の意味を込めて。

Category(s)
Design Date
2009
Publisher
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海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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