筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Integra

Integra

ユニークなグリフをしたフレアセリフ。D や E などのベースライン上の直角部分が大きなカーブになっていたり、全体的にちょっとアンバランスでレトロなグリフをしていたりとなかなか特徴的なフレアセリフで、意外なことに15世紀イタリアや18世紀英国の碑文などにインスパイアされたとある。とはいえ仕上がりは現代的で、そういったクラシカルな雰囲気は微塵もない(笑)。均質な雰囲気があるので、デジタルと愛称がいいと思う。イタリックもあって3ウェイト。カッコインテグラ!(古っ)

Category(s)
Design Date
2019
Publisher

CS Devious

CS Devious

果たしてふさわしいのかどうかは不明だが、なんかハロウィン向けとして紹介されていたので紹介する。ステムが波打ってる奇妙なディスプレイ。基本はややコンデンス気味のエレガントなサンセリフだが、見ての通り縦のステムがへにょっと波打ってるのが特徴。おかげで C が E、D が B に見える弊害があるが(笑)、まあまあおもしろいんじゃなかろうか。全部が全部波打ってる訳ではなく、可読性がヤバそうなものはそうしていないのが配慮されてる感じがある。おもしろいのが通常とは逆に左に傾いたイタリックがあるところ。アクセントになると思う。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Wilmont

Wilmont

シャープかつちょっとレトロでエレガントなディスプレイ。’70~’80年代に見たようなテイストのコントラストの強いジオメトリック気味のサンセリフで、見ての通りおもしろいリガチャーがある。そのバリエーション数はなんと270もあり、文字単体でもオルタネートがあって、なかなか使いごたえがあるだろう。ラグジュアリーブランドやホテル、バーなどので力を発揮すると思う。大文字のみで1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Ms Claudy

Ms Claudy

美しくモダンなカッパープレートスクリプト。モダンカリグラフィー全盛の昨今だが、こちらは一応それに分類されるものの、かなりクラシカル寄りの書体である。カジュアルなものも可愛いけど、やはりこういうスタイルは優雅で美しいなと思う。そろそろこの辺に回顧してもいいのではないだろうか。スワッシュオルタネートもしっかりあり、バリエーションは豊か。ウェディングなどには最適だろう。暑い時期に正装は苦しいので、もうジューンブライドはやめてオクトーバーブライドにしたらいいのにと思う(笑)。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

CT Ausetan

CT Ausetan

本格的な本文用オールドスタイルローマン。ヴァナキュラーな風味が薄いニュートラルな雰囲気で、どんなシチュエーションにも対応できる可読性の良い書体である。変わったところがないだけに、あまりに普通で、欧文で長文を組むことの少ない日本人にはあんまり魅力的には見えないと思う(笑)。まあでも Caslon に飽きたらこんなのも使ってみてはいかがだろうか。名前はかつてスペインのカタルーニャ地方にいたオーセタン人?の事らしい。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

October Shine

October Shine

本日より10月(こわいいい)なのでこちら。モノラインのカジュアルなスクリプト。割と傾きが強く、太めのストロークで小文字が小さいのでボウルが潰れてるところがちょいちょいあるが、まあ御愛嬌である。字間が広めでゆったりしており、やや横幅が長くなりがち。雰囲気はかわいらしくガーリーで、カフェや雑貨などそのへんに向いているだろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Cult VP

Cult VP

個性的なリガチャーが楽しいジオメトリックサンセリフディスプレイ。基本はトラック型の長楕円がベースになったジオメトリックサンセリフだが、ファミリーに “Branding” というタイプがあり、これが面白いリガチャーを多数そろえていて、名前の通りブランディングなどで力を発揮しそうな書体となっている。基本ファミリーとはちょっとテイストが違うので注意が必要。基本の Regular はイタリックもあって9ウェイト、Branding は1ウェイトのみ。できれば Branding にもウェイトバリエーションが欲しかったが、多分あちこちぶつかってリガチャーが作りにくかったのだと思う。残念。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Brilliant Santiago

Brilliant Santiago

この手は久々に紹介する。ダイナミックなシグネチャースクリプト。この辺はもう作者の手癖だけが特徴と言ってよく、グリフ以外の違いはあんまないので好みで使ってくれという感じ(笑)。この書体は筆者の好みではある。オルタネートやリガチャーもたっぷりあって、使いでがあるだろう。雰囲気はカジュアルでやや女性的かなという感じ。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Antique Atlas

Antique Atlas

ちらほら話題になってきてる紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の名前にちなんでこちら。2日続けてヴィクトリア朝時代によく見られたタイプのデコラティブなディスプレイ。ちょっとアール・ヌーヴォー風味もあるだろうか、植物的なニュアンスを多分に含んだオーガニックなタイプである。あちこちくるっとカールしていてレトロでかわいらしい。結構読みづらいのでやっぱりロゴやタイトル向きだろう。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Ephemera Kingsford

Ephemera Kingsford

ヴィンテージ感あふれるデコラティブなディスプレイセリフ。19世紀頃、ヴィクトリア朝時代によく見られたスタイルで、ストロークの端に植物的なニュアンスのある装飾が施されたディスプレイである。小文字はなくスモールキャップスで、こちらはスタンダードなグリフをしているが、大文字はデコラティブでかつオルタネートがあり、単調にならないよう工夫されている。またレイヤードになっており、フィルやシャドウが違うスタイルが10種類もあって、色を変えて重ね打ちする事で様々なバリエーションが作れる。ほかオーナメントも付属。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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