Monotype

Archive: 2025

The Perfect Match

The Perfect Match

カジュアルガーリーなハンドライテンミクスド。4種の書体の集合体で、どれも筆ペンで手軽に書いたような書体となっている。ラフな Display、コンデンスな Tall、小さく丸っこい Small Sans、筆記体の Script があり、Script 以外は大文字のみで、Display と Tall は2ウェイトある。ほか、簡単なイラストやオーナメントが入った Dings が2種。組み合わせれば可愛らしいロゴがすぐ作れるようになっている。来月はバレンタインもあるし、マッチできるように(ダジャレ)使ってみてはいかが?

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Design Date
2020
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Western Brother

Western Brother

アメリカンヴィンテージ風味のディスプレイ。太めのセリフドゴシックがベースで、オルタネートにちょっとしたスワッシュやリガチャーを多数含んでいる。ハーレーなどのバイカーたちが好みそうな植物的なオーナメントも付いており、手軽にヴィンテージロゴを作成できるようになっている。小文字はなく1ウェイトのみ。

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Design Date
2021
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Asfekon

Asfekon

クラシカルでモダンなカッパープレートスクリプト。一見よくあるカッパープレートに見えるが、トラディショナルなものではなくグリフは結構現代的。コンデンスかつ傾きが強く、スワッシュもハデハデに付いている。オルタネートは結構あるが、総グリフ数が400程度なので、アクセント記号にはあまり対応してない模様。珍しいのがウェイト展開で、なんと9種も用意されている。ただヘアライン部はそのままなので、ウェイトが上がるとコントラストが強くなる。全部パックで $30 程度とかなり安いのでオススメ。

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Design Date
2024
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Barques

Barques

ミニマムシンプルなサンセリフディスプレイ。とにかくムダを削ぎ落としたやや幅広の今っぽい大文字のみのサンセリフで、大文字には一般的なグリフ、小文字には画像のような要素を削ぎ落とした(というか欠けた)グリフが入っている。A はまだしも E の中央のバーは取り除いてしまうと単体ではまず読めないが、単語を組めばまあなんとか認識できるようにはなっている。ちなみにロゴを作る時、A のバーを省きがちなのは若手デザイナーあるあるなので(笑)、これを使えば手間が省けるだろう。ウェイトが6つもあって使い勝手が良い。イタリックもあり。

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Design Date
2024
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TA Sonatina

TA Sonatina

アール・デコ/ヌーヴォー風味のある多言語対応サンセリフ。コンデンス気味のジオメトリックベースで、ややオーガニック風味が加味されておりアール・デコとアール・ヌーヴォーの中間のようなテイストを持っていながら、レトロではなくモダンな雰囲気を持っている不思議な書体。多言語対応になっており、ラテン文字はもちろん、ギリシャ文字・アルメニア文字・ヘブライ文字・グルジア文字・キリル文字と6種もの文字体系に対応していて、総グリフ数は2000を超える。普通にデザインがいいので、ロゴにもいいと思う。名前は「ソナチネ」の単数形。10ウェイト。ただいま30%オフセール中。

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Design Date
2025
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Charoly Signature

Charoly Signature

とにかく派手派手デコラティブなコンバイン+デュオ。2種のフォントのデュオで、Regular の方は最近よく見るモダンローマンとカッパープレートスクリプトのコンバイン。大文字の方にスクリプト、小文字の方に大文字ローマンのグリフが割り当てられていて、組み合わせて使うようになっている。スクリプト同士、ローマン同士のリガチャーも多数あり。Signature の方はほんのりストロークにコントラストの付いたシグネチャースクリプトで、テイストは筆者が見る限りはあんまり合ってない気がする(笑)。まあがんばって使いこなしてほしい。

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Design Date
2024
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Winner Baroque

Winner Baroque

奇抜なグリフのセリフドゴシック。以前にも Baroque Grotesk という書体を紹介したが、そのファウンダリーからまた似た書体が出た。バロック調セリフとモダングロテスクのブレンドとあるが、このヒトにはバロック書体がどのように見えてるのだろうか(笑)。何が勝者(winner)なのかもよく解らないが、ともあれ面白い書体である。変わりダネグリフは大体オルタネートだが、S はデフォルトでカーブが4回というヘビがにょろついたようなのが採用されている(なぜだ)。大文字にはリガチャーが多数。9ウェイトあるところも珍しい。

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Design Date
2025
Designer(s)
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The Huntley

The Huntley

カッパープレート風味の高級感のあるサンセリフディスプレイ。Sackers Gothic に似た感じのサンセリフで、やや幅広で字間広めのスモールキャップス。というワケなのでソレを持っていれば特に必要ないが(笑)、こちらの方がリーズナブルなので入手はしやすい。高級感を演出するためのフォントを安価で入手せねばならないデザイナーの悲哀を感じるのは筆者だけであろうか…。1ウェイトのみ。

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Design Date
2024
Designer(s)
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Cochin

Cochin

古くて有名だけどあんま使われてない(笑)定番書体。フランス生まれのトランジショナルローマンで、18世紀の版画家シャルル=ニコラ・コシャン Charles Nicolas Cochin の彫った文字を参考に1912年に制作された。最初は Nicolas Cochin という別の書体を作ったが、原典に寄せすぎたためかちょっとクセがあって使いづらかったようで、もうちょっと普通に調整したものが本作である。Nicolas Cochin に比べてxハイトが大きく、大文字と小文字のウェイトも揃っていて読みやすいだろうか。B の中央のバーがにゅよっとカーブしているのが特徴的。デジタル化にあたっては Matthew Carter 氏が関わった模様。2ウェイト。ちなみに LTC 版の Nicola Cochin は Adobe Fonts にて配信されている。

Category(s)
Design Date
1912, 1989
Publisher

Antica Ratino

Antica Ratino

非常にゆったりのびのびと書かれたシグネチャースクリプト。細いペンで書かれたようなライトウェイトのストロークで、見ての通りかなりダイナミックかつゆったりしたグリフの書体である。お陰で若干読みづらいが、雰囲気は優しくやや女性的かなと思う。大文字にオルタネートはないが、小文字にはリガチャーがそれなりの数揃っており、バリエーションは出せるようになっている。大変細いので、大きく使う方が効果的だろう。1ウェイトのみ。

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Design Date
2024
Designer(s)
Publisher
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