筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

FF DuDuchamp

FF DuDuchamp

明日7月28日は、便器を作品としたことで有名な(笑)芸術家マルセル・デュシャン Marcel Duchamp の誕生日(1887)なので名前が入ってるこんなのを。こんなんもスクリプトと呼ぶのかどうかは判らない、なんとも言えないハンドライティングフォント。曲線がほとんどなく、ほぼ直線のみで構成されている。パレットナイフの先っちょでガリガリ書いたら多分こんなのができるのかなー、という感じ。製作年が古いため、字種はスタンダードのみ。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
1992
Designer(s)
Publisher

Pitchfork

Pitchfork

本日『幽霊の日』らしいのでこんなのを。フチがラフでプロポーションもややガタついているディスプレイローマン。ホラー映画や小説などのタイトルにぴったりである。大型書店の洋書ペーパーバックのコーナーへ行けば、こんな雰囲気のカバーが結構ゴロゴロ見つかる。製作年が古いせいか、残念ながら字種も少なく、イタリックやウェイトバリエーションもないどころか、小文字もない。なかなか哀しい。名前のピッチフォークとは、欧米の農家でよく見かける、ワラをすくったりするバカでかいフォークの事。なぜか悪魔がよく持っている。

Category(s)
Design Date
1995
Designer(s)
Publisher

Rollfast

Rollfast

ちょっと変わったアール・デコ調のディスプレイ。ややジオメトリックなプロポーションの字形に、ステムの太い所がインラインというか二重線というかそのようになっている。細いモノラインのスラブセリフに、ステムだけ二重線にしたと言った方がいいかもしれない。ストロークがスパッと裁ち落とされた Regular と丸くなった Rounded、それぞれの二重線を塗りつぶした Black / Black Rounded の計4種。大文字のみでイタリックもなし。ややレトロ感もあるので、そういったレストランやバーなどによく似合うだろう。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

P22 Mucha

P22 Mucha

本日はチェコ出身で、20世紀初頭にフランスで活躍したグラフィックデザイナー、アルフォンス・ミュシャ Alfons Mucha の誕生日(1860)。なのでこちら。ミュシャはポスターを描く際に独特の文字をレタリングしていたが、それを参考にフォント化したもの。アール・ヌーヴォー風味があるミュシャの書体の雰囲気がよく出ているが、ちょっと鋭すぎるかなという感じ。ここまで細くテーパードにはなってないかなーと思う。けどま、いいんじゃないでしょうか。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2001
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Ernest

Ernest

2日過ぎてしまったが、去る7月21日はかの文豪アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway の誕生日(1899)だったので氏の名を持つ書体を紹介。そのまんまヘミングウェイの筆致を参考にデザインされたスクリプト。本人は体格のガッシリとした日焼けヒゲおじさんだが、イメージと違い、割とカワイらしい字を書いてたんだなぁというのが第一印象(笑)。やや左に傾くという、通常とは逆の癖なのも特徴的。オルタネートやリガチャーも結構ある。1ウェイト。ただいま40%オフセール中だが、元々2,000円弱とお手頃価格。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Armstrong

Armstrong

本日は『月面着陸の日』。1969年、アポロ11号が「静かの海」に着陸し、アームストロング船長が人類初の月上陸を果たした。っつーワケで船長の名を持つ書体を紹介。昔の欧米の車や家電品に付いていたロゴを再現したようなモノラインのサンセリフ。このテのものは丸ごとひとつのパーツとして扱えるようスクリプトのように繋がっており、それが再現されている。サンプルはアップライトだが、これにスワッシュの付いた Swash と Italic がバリエーションにある。Regular と Bold の2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

EM

EM

めずらしい小文字だけがステンシルタイプのフレアセリフ。Albertus に近い書体だが、Albertus ほどオーガニックではなく割と幾何学的なラインで構成されており、セリフ部分もなだらかではなく、パキっと線が折れている。小文字だけステンシルになっている所が変わっているが、以前に紹介した Cyan と開発元が同じという所で頷けるかなという感じ。2ウェイトでイタリックもあり。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Rothe

Rothe

ヴィンテージ感あふれるデコラティブなディスプレイ。ヴィクトリア朝の頃に流行ったようなスタイルで、太めのセリフドゴシックに、いくつかの字にはスワッシュオルタネートがある。小文字はなくスモールキャップスだが、字幅にさほど変化がなく、従って大文字部分には細長いグリフが、小文字には正方形に近いプロポーションのグリフが割り当てられている。植物的なオーナメントもあり。フィルがソリッドなものとアウトラインのみのものの2種。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

DIN Next Decorative

DIN Next Decorative

小林章さんの新作。DIN Next をベースにいろいろ遊んでみたディスプレイ。フィルがラフな Rust、Rust にセリフを付けた Rust Slab、ステンシルにした Rust Stencil、影をつけた Shadow の4種。それぞれ Bold、Heavy、Black の3ウェイトしかなく、字幅もレギュラーの一種類のみ。フィルをラフにしているせいだろう(細いとあまり意味がないので)。ラフさは一定ではなく、ウェイトが太くなるほどフィルが潰れていくようになっている。ただいま75%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2018
Publisher

TT Smalls

TT Smalls

名前の通り小さいジオメトリックサンセリフ。小さいかどうかは組み方次第ではあるのだが、同じポイント数だと相対的に他の書体よりやや小さめ、という事らしい。大文字と小文字の違いをハッキリさせるためにx-ハイトを意図的に小さくし、代わりに字間を広めにとって可読性を確保している。動画に特化してると説明にあり、字幕を多用するニュースやスポーツ中継などにいい…のだろう。なぜそうなのかはよくは解からんが。a と g には1階建てと2階建てがあり。大文字と数字にはインライン版のオルタネートがある。アンダーラインの入ったキャッチワードも少々。キリル文字もサポート。9ウェイト。Behance にプレゼンテーションページが用意されているので、詳しく知りたい方はどうぞ。ただいま76%オフセール中。

海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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