筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Geraldton

Geraldton

ヒューマニスト風味を加味したエレガントなジオメトリックサンセリフ。最近のものにしてはかなりxハイトが小さく、そのためクラシカルな雰囲気がある。加えて a や g はデフォルトで2階建て(オルタネートに1階建てはある)で、字間もやや広めで全体的になんかオシャレ感がある。字種も豊富でキリル文字もサポート。イタリックもあって8ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Zouk

Zouk

近代的で割と真面目なブラックレター。スタイルとしてはだいぶ時代が下った18~19世紀ぐらいのもので、スワッシュオルタネートが豊富にある。画像のように細いものから太めのものまで様々で、総グリフ数は760ほど。カリグラフィーをやっている者にはお馴染みの書体だが、フォントとしては最近じゃあまり需要もなく、新しく作られる事も少ない。なのに作った事は評価したい。元々2,000円弱だがただいま30%オフセール中。日本ではヘビメタやゴスロリのイメージが付いてしまっているが、欧米ではクリスマス向けによく使われる書体なので、今のうちに買っておくと良いだろう。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Aleesya Rose

Aleesya Rose

エレガントながら大変変わったグリフのディスプレイ。モダンローマンからセリフを落としたようなハイコントラストのサンセリフをベースに、一部のストロークがくにゃっと変形したおもしろい書体である。このテは派手なリガチャーが多数あるものだが、これには少しある程度でそんなに大暴れはしていない。代わりと言ってはなんだが、めずらしくファミリー展開しており、イタリックがあって7ウェイトもある。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

LaFarge

LaFarge

クラシカルな正統派オールドスタイルローマン。ニューヨークの地下鉄にあった20世紀初頭の古い書体にインスパイアされたとある。コントラストが若干弱めでセリフも少し角が丸く、xハイトが小さい。小文字は Bookman や Chelthenham、Della Robbia などの古いソフトセリフを参考にしたとある。最近じゃ珍しいクラシカルなタイプである。この雰囲気によく似合うボーダーオーナメントもファミリーにあり。イタリックもあって7ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Rengard

Rengard

大変繊細なディスプレイローマン。非常に細いウェイトでかなりゆったり目のグリフをしており、xハイトも非常に大きく、アセンダーはキャップハイトとほぼ同じである。最近流行りの変型リガチャーなどはなく、大変シンプルで潔い。綺麗だがあまりに細いため、小さく使うものには向いてない。イタリックはあるがオブリークタイプ。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Architect

Architect

本日はフランスの建築家、ル・コルビュジエ Le Corbusier の誕生日(1887)。というわけで「建築家」という名の書体を紹介。これぞまごうかたなきジオメトリックスラブセリフ。曲線を廃して直線のみで構成されており、駆け出しのグラフィックデザイナーが Illustrator で作りそうな(笑)、どこまでも角張った潔い書体である。こういうのは割と破綻しやすく読みづらくなるのが常だが、これは結構読みやすい。他にも多数書体を作っている作者の技量に依るものだろう。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Lovtony

Lovtony

なんだかミスマッチなフォントデュオ。レトロで形のあまり定まっていないサンセリフと、非常にダイナミックで柔らかい印象のモノラインスクリプトというあまり似合ってない妙な組み合わせである。サンセリフの方は大文字に幅広でスワッシュっぽくなったオルタネートがあり、上に持ち上がった母音の小文字と組み合わせる事が可能(画像の Lo)。スクリプトは小文字にのみオルタネートがあり。サンセリフは3ウェイト、スクリプトは1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Bakerhouse

Bakerhouse

本日は画家ジャン=フランソワ・ミレー Jean-François Millet の誕生日(1814)。ミレーといえば『落ち穂拾い』、といえば小麦、といえばパン、ということでこちら(強引)。レトロで柔らかい雰囲気のあるセリフディスプレイ。太めでカーブの多めなグリフで、セリフが片側にだけ付いてたりしてちょっと変わってる。ソフトセリフっぽい雰囲気があるだろうか。レイヤードになっており、外側の影の Shadow、内側の影の Inner Shadow、ステム内部のハイライト飾りの Style の3種があり、色を変えて重ねて打つ事で文字に装飾を施せるようになっている。ロゴのテンプレート画像も付属。

ちなみに筆者は最近 Amazon プライムで『ブリティッシュ・ベイクオフ』という番組を見るのにハマってる。全英からアマチュアベイカーを集め、パンやケーキの課題を数週に渡ってこなしチャンピオンを決めるという番組で、もうシーズン7まであるらしい。最近シーズン1を観終わったばかり。まだ先は長い。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)

Flexible

Flexible

名前の通り、タテヨコに延び縮みさせることのできる太めのディスプレイサンセリフ。19世紀後半のゴシックスタイルで、バリアブルタイプで自由に延び縮みさせる事ができるほか、いくつか字幅を固定させたものをファミリーとしている。ま、そんだけである。小文字はない。1ウェイトだが、文字以外の数字や約物は細めである。ただいま50%オフセール中。

 

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

ITC Tiffany

ITC Tiffany

本日はアメリカの作家で『ティファニーで朝食を Breakfast at Tiffany’s』の著者、トルーマン・カポーティ Truman Garcia Capote の誕生日(1924)。というわけでこちら。名前だけ同じなトゲトゲしいディスプレイローマン。何年にデザインされたのかはっきりしないが、版元の ITC の設立が1970年なので、書体としてはそこまで古いワケでもないだろう。RonaldsonCaxton という書体をコンバインさせたと説明にはある。コントラストの強いトランジショナルスタイルで、セリフは結構鋭くトゲトゲしい。e のバーが斜めなのと、イタリックの f のテールが流れているのがクラシカル。4ウェイト。

Category(s)
Design Date
Designer(s)
Publisher
ITC
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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